2018年5月19日 (土)

危機管理とスポーツマンシップ

 日大と関学のトップクラスのアメリカンフットボールの試合で起きた。ボケ爺は、このアメリカンフットボール観戦が大好きだ。アメリカでのTV観戦で、眠らない夜を過ごす。バトルと知的戦略がアメリカらしい。

事件は、関学の攻撃で、クオーターバック(QB)の選手がパスを投げたが、失敗。選手は、天を見上げた瞬間、日大のディフェンス(DF)の選手が関学のQBの選手の背後から、強烈なタックルした。 QBの選手は、もんどりうって倒れ、全治3週間のケガを負った。その後も、日大のDFのその選手はラフプレーを連発。最後は、関学の選手に殴りかかり、退場処分となった。

危機管理から言えば、①審判員の権威意識が薄い。TV画像からすれば、第一回目の危険な違反で即刻退場だったはず。②この問題が発生した段階で、アメフト協会は、即刻、日大(日大アメフト部ではなく)に警告すべきだった。②審判団が、審判結果に反省の表明をすべきだった。④日大の内田監督は、すぐにケガをした選手に、関学アメフト部に、謝罪をすべきだった。(だが、容認するようなコメントをしている)。

スポーツマンシップからは、今回の違反行為は、明らかに日大アメフト部の蛮行であり、言い訳の余地は無い。スポーツへの背信行為だ。さらに、対戦相手にリスペクトがなく、悲しすぎる。

アメリカでも、10年ほど前に悪質な違反行為で議論を醸し出した。違反行為は巧妙だったが。協会、審判団、各部が集まり大掛かりな改善策を施し、今では健全なスポーツと生まれ変わった。アメフトは、「力」だけのスポーツではない。組織的であり、戦略と言うか作戦が重要で功を奏する。

だが、日大のアメフトは、「厳格」つまり、「力」だけを鼓舞する監督の指導は間違えている。「知的な戦略面が全く欠けてる」。日大は、優秀な相手チームの選手にケガをさせ、戦力ダウンを狙い、相対的に「勝ち」を誇ろうとの蛮行である。

日大のアメフト部は、自ら1年間の出場停止を申し入れ、場合には解散しても良い。日大の総長は何を考えているのだろうか?内田監督は理事で人事担当だと言うが。

この日大の危機管理は、権力の持つ組織の腐敗で、今日の長期政権の腐敗、企業の改ざん、不正問題と端は同じだ。残念な日本!

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2018年2月26日 (月)

今日は調子が悪い

 昨日は、ゆっくりとしたのだが、今日の目覚めが悪く、一日中、調子が悪い。目がショボショボ。声が出にくい、かすれる。頭が重い。最悪の一日だ。今日は花粉の量が多くなっているのではないだろうか?

 土曜の夜は、TVを見るに忙しかった。女子カーリング三位決定戦、マススピード戦、それに、7チャンネルで、ロンドンでの卓球の団体戦(男女)の準決勝戦の放映。それにしてもカーリングは、韓国戦と比べて、正確だった。イギリスを上回っていた。基本は氷の状態を読んでの正確なショットが勝敗を決める。当たり前のことだが。

 マススピードは、戦略がものをいう。オランダのトップを徹底的にマーク。高木は実に巧妙な戦略で金を勝ち取った。日本人の体格でも勝てる可能性が高い。佐藤の転倒は気の毒だ。救済法は適応できなかったのか?

 個人戦は運動神経の出来不出来が90%を占めるだろう、その後は、個人の頑張り、コーチの選択も個人の意思で決まる。ボケ爺は、運動能力のDNAは持ち合わせていない。だから、団体スポーツが好きだ。

 団体競技の強化は、共同体としても相互作用を活用できる。良いリーダーが必要だ。それに良いコーチも。価値観が違うコーチが良い。そのコーチが、科学的に考えられる人がいい。何故か、説得力があるからだ。さらに、思い込みを、根本からける必要があるが、根本に変えるには、科学的説得力が必要だ。

 これらは、今回の団体競技の成果に繋がっている、と思う。ビジネスの共同体においても、共通することだ。ボケ爺のコンサルティングも、そうありたい。さらに、勉強して、研究しなければならない。さて、どこまでガンバれるだろうか?成果を出したい。

 調子の悪い、頭が悪い中、一生懸命考えた。

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2017年12月 5日 (火)

大企業病から忖度経営?

 大企業病との言葉は死語に思えたが、今も日本の産業界に面々と続く。不思議な病だ。特に、今後の成長産業の中心であるはずの自動車産業において目立つようになってきている、と感じる。

 電機産業から始まった大企業病は、見事に、死に至ってしまった。その挙句、会計不正迄起こしてしまった。大企業病の加担を担いだのが、官庁であり、経産省である。官庁指導とか言って、自分たちのエゴを通す。経営まで立ち入り口出しをする。

中国のEVに賭ける自動車産業の指導権の制覇戦略に、日本はついていけていない。EV車の取り組みに一番消極的なのが日本である。自動車展示会でも、寂しいブースは日本のブース。これにも研究補助金の配布で官庁が絡んでいるとか?世界標準の指導権にも日本はお呼びではない。

 日本のトップメーカーT社の人事が発表され、前倒しで、副社長6人制にして、危機を乗り切る、と社長は激を飛ばすが、社員や、経済界から覚めた目で見られている。忖度が行き届くYes Manを集めたからだ。現今の安倍内閣と同じだ。これで良いのかニッポン!

<読書>

「病巣」江上剛 朝日新聞社

巨大電機産業が消滅する日との副題が付いている。つまり東芝の不正会計が起きた病巣にメスを入れた、労作である。ノンフィクションに近いフィクションと言うことか?実に工夫された物語になっている。真犯人を言い当てたのは、東芝不正関連の本は多いが、この小説だけだ。新聞や、雑誌を読むよりも、ズーと実態が良く分かる。ぜひ読んでみてほしい。東芝だけではなく、今日の日本の大企業の不正が起きる実態が良く理解できると思います。

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2017年10月19日 (木)

東芝のドンの死亡

 東芝のドン、イヤ、日本経済のドンと言っても良いかもしれない。全ては、このドンが電機業界を滅茶苦茶にしてしまった。東芝の経営が崩壊してしまった。このドンのやったことは、高度成長の夢を、もう一度、と高度成長戦略から抜け出せなかった、悪しき経営者、経済に、社会に変化を読めない、洞察力に欠如した、人まね(GE)経営の天才だった。PCの原価をゴマ化して、不正会計を始めていた。

 東芝の不正会計の先導者であった。社長を退任してからも会長、相談役で、社内に院政を引いて、トップ人事に、口うるさく関与していた。病人に入院していても辞任しない、東芝の崩壊の総責任者でもあり続けて、責任も取らない。傲慢な人物だった。

 その間、日本郵政の会長もしていたが、成長路線の戦略とか言いながら、巨大な投資を続け、大きな損失(6000億円下らないだろう)を与えている。国民の税金の損失を、どう補填してくれるのか?病院から指示していたのだ。杖をつきながらも、職位にしがみ付いていた。

 その名が、「西室泰三」である。81歳であった。これで、少しは風通しが良くなるだろう。関係者、ほっとしていることだろう。

 それに近い人、職位と金に縛りついている人、が至る所に存在する日本社会、企業は、これから、一社ずつ、不正が暴露していくであろう。不正天国の日本はどうなるのだろうか?

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2016年7月 3日 (日)

改善の深追いは、老化する?

 午後から曇る、と天気予想だった。むしろ午前中が曇り、午後からが晴れてきた。予想に添って、午前の行動(剪定)を控えて、午後に備えたが、益々、気温上昇だ。二階にあるリビングは38℃を超えた。堪らず図書館に逃避するも、図書館も一杯で、学習机の空は無い。

 いったいこの暑さは何処からくるのか?前線が幾分上昇していて、そこへ暖気が流れ込んでいるのだろうが。夕立は望めない。

 昨日の寝返りで、また、ぎっくり腰を患った。少し疲れると、良く寝返りをするようだが、ぎっくり腰は癖になってしまったようだ。体力不足。老化には勝てないのか?

 先週は、マレーシアの半導体メーカの副社長がやって来ていた。日本の自動車起業への売込みと、クレームに対する対策である。特に、クレーム対応に付いては、欧米の考え方と、日本の考え方に違いがある。過っての半導体や、パソコンなどの品質に関して、日本は必要に原因を追っかけ、改善をせまった。その結果、日本のこの業界は老化して、失速した。つまり、品質向上を追っかけ過ぎた。日本の自動車事業の改善(KAIZEN)のし過ぎで、欧米に後れを取らないように、考えを正す必要があると。自動車産業の老化現象は見たくない。

<読書>

「いつまでも若いと思うなよ」橋本治 新潮新書

老人は、老人の時の記憶力が衰えて、若い時の思い出だけが残っている、と言う。が本当か?と言うよりも、「若くて居たい」の願望が、老人である証拠。頭で考える事と手足が付いていかなくなると老人。貧乏で孤独を楽しもう。ストレスの無い生活が長生きをもたらす。病気を楽しむ老人になろう。闘病生活から得た実感だ、との事。

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2016年4月 3日 (日)

シャープの結末は?

 やっと、シャープと鴻海との調印がなされた。さて、これから、子会社シャープはどうなるのだろうか?

鴻海が66%の出資だから、7割の役員は鴻海から送り込まれるだろう。シャープと言う子会社が、うまく運営されなければ、契約に在るように、シャープの責任となり、鴻海としていかようにも、料理できることになっている。

良い様に展開するなら、シャープとして子会社の独自の運営は可能だ。アップルがシャープからLEDを、期待通り買うのだろうか?多分他に流れるだろう。又、シャープとして、弱いELディスプレイの開発は、予定通り進むのだろうか?鴻海は、シャープブランドの白物家電や、複写機事業は、欲しかったのだろうか?

先ずは、この1年(今年度)の業績結果で決まるだろう。短期決戦だ。シャープにとってはキツイ。だが、第三者としては面白い成り行きに興味津々だ。

<読書>

「魔女の封印」大沢在昌 文芸春秋

中国と日本を舞台にした、政治要員の暗殺が絡んだ交渉劇だ。何時もの調子の展開ではあるが、少々回りくどい展開で、途中で飽きてしまう。一気に読ませる気迫は感じなかった。それほど、中国との交渉は難しいのか?

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2016年3月30日 (水)

1万7千人のリストラの軽さ

 東芝の再生計画の概要が発表された。が、何故、それで復興できるかは、誰もが疑問になる、売るに売れない事業だけが残った感がする。

 東芝の不正会計は、役員、幹部のやった事。真面目な社員ではない、不景気の中、首を切られるのは何時も弱い社員。しかも高齢者から。東芝も、シャープと同様、理不尽な企業だ。

 東芝の場合、幹部26人の懲戒、役員3人の退任、元3社長30億円の罰金、自己資本金1/10以下にしてしまった。その責任がこんなに軽いのか?

もっと醜いことがある。相談役の職を、名誉顧問入して、西室氏も岡村氏も、温存する、と言う。他の顧問16人も温存。計18名もの顧問に、報酬を払いながら、社員のリストラで、人としての筋が通るのだろうか?社員は斯くも軽い存在か?

更に、未だに、18人の顧問は自ら、「リストラされる社員に悪い」、「不正会計の一端の責任を感じる」から、辞任する、と言い出す人は居ない、と言う。西室氏は長期入院で、会社にも出ていない。さすがに郵政の会長は、首になった。が、東芝は、未だに、入院の面倒を見ながら報酬も払っている。

更には、社友会なる訳の分からないOB会があり、何かに口出ししているらしい。こんな会社から再生、復活が出来るのだろうか?疑問が残る。人間味のある会社に生き返って欲しい。

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2016年2月19日 (金)

マックの不況と日本企業不況

 マクドナルドは、2015年通期での赤字額は、347億円と、過去最高額である。日本マクドナルドは売りに出されるとか?

 1月の業績は回復に向かっているとの発表だが、高く売る為の数字合わせであろう。客数は、14%の削減、客単価も17%減。昔の勢いはない。責任はソニーと同じように、アメリカ人経営者に変わったからではない。カサノバさんが悪い訳でもない。元原田社長が、「米式短期決戦型の経営」へ舵を切ったからだ。ソニーも以前のCEOが悪い訳ではない。出井社長時代に各事業部責任体制を敷いたからだ。

 日本企業の衰退は、基本的には、アメリカ型決算方式の導入で、四半期ごとの決算内容での評価に慣れていないからだ。3か月ごとに決算発表。業績悪化を攻められる「短期決戦会計制度」に翻弄されている。東芝は、不正会計でしのごうとした。西室社長時代に作った同様の「短期決戦体型組織」から膿が出ている。西室社長が最大の癌で、責任を取るべきだ。

 シャープも然り。過剰設備投資と、短期決戦型の組織運営が招いたタイミングの見誤りである。町田社長時代の漬けである。社員にとっては災難である。孫子が言う、「将の自尊心の強さ」の驕り、と、「水の如し」の柔軟性の欠如である。

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2015年12月20日 (日)

5000億円の赤字

 東芝は、不正会計時の黒字から、一転して、5000億円の赤字になるようだ。上期で、約900億円の営業赤字であったが。2015年度(20163月期)で、白物家電、パソコン、等のリストラ費用の積み上げ計上が、理由とする。

 一方、半導体の売上も、低価格競争に巻き込まれ、2000億円以上の赤字にもなる、と言う。円安傾向にありながら。シャープと同様に、今日、明日の商品の整理が、10年以上前に、技術競争力と、新規事業の発掘などを洞察して、整理を始めて居なければならなかったのだ。

 クリステンセンの言う「イノベーションのジレンマ」の「ジレンマのツボ」に落ちてしまったのだ。その悪の根源は、東芝もシャープも同じだが、「トップ人事の権利へのしがみ付き」が、最大の悪である。

東芝では、三代前までは、排他出来たが、この体質の基本を作った「西室正志相談役」の未だに、東芝本社タワーに、個室があり、闊歩している事から始まり、その後の社長を務めた「岡村正」氏も相談役で、未だに闊歩。他に、顧問(2人の特別顧問、2人の常任顧問、に14名の顧問)だけで、年寄り18人を囲っている、と言う。相談役や、顧問たちは、自ら責任を感じて辞める人は居ない。誰が鈴をつけるのか?これでは、膿で、まだまだ疼く。

西室氏に至っては、杖を突きながら「日本郵政社長」にも、しがみ付き、明日の日本のあるべき姿に精力を費やせるのだろうか?これでは日本は世界で存在感のある国になれるわけがない。産業界は衰退のプロセスに。

<読書>

「市場は物理法則で動く」マーク・ブキャナン 白揚社

科学の法則と同じように、科学の問題解決手法を使って、経済も規則性の法則を見つける努力をすべきである、と。但し、複雑性には、注意が必要で、条件(前提)、パラメーターなど注意が必要だ。ボケ爺にとっては、面白い。

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2015年9月25日 (金)

AI(人工知能)現状

 「人工知能は企業の味方なのか?」のフォーラムを聞きに行った。日経BPの「小さな組織の未来学」の主催であった。講演者は、企業出身者で、アメリカで、開発研究の経験者。

 第一講演は、「人口知能の歴史(知能についての物語)」(中島英之)で、人工知能の開発の歴史が語られた。これからの研究開発は、状況対応型である、と言う。トップダウンの「自動機械」から、「自律制御のドローン」の力仕事から、「画像認識」、「構造(プロセス型)」、「パラレル型」など。

 第二講演は、「経営と人工知能 (ビジネスへの転用)」(清水亮)は、市販のAIキットに、ビッグデータを読み込ませれば、かなりのビジネスシーンで活用できる、と豪語している。AIの活用サービスのベンチャーとして、成長を遂げているようだ。AIの活用は、米国はトップが理解できる。が、日本は経営トップが理解できない。さて、日本はどうなるか?ホワイト族の生産性が、世界一低い日本。このままで生き延びられるのか?

 第三講演は、「第三者人工知能は私たちに使えるか? (オープン化、サービス化のもたらすインパクト)」(藤井彰人)は、「雇用の未来(マイケル・オズボーン)」の衝撃を説明。それは「現在の仕事量は47%が削減できる」。「AIに変わる職種は多岐にわたる」。の実現が近づいている。「オープンなAI-SWの活用」が運命を決める、との講演だ。

 予想していたが、予想以上に、AIのキットが売り出され活用が始まっている。さて20年後は、どんな社会になっているのだろうか?

 また、ITIOTの世界は、「3年ごと」に、新しい仕事を見つけないと生き残れない。携帯電話、から、ケータイに、スマホに、今は、アプリの仕掛け作り、さてその次はAIキット、その次の次は、AIアプリ、か?

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