日本の教育は何を間違えたか
文部科学省が2023年、全国の小中学校の不登校児童・生徒の数が34万6482人と過去最多に、と発表。「彼らは学校では『見えない人』で。学校から脱出を選んだ子どもたち。家で隅に縮こまり、青春と活力を放棄している」。「生活の差別化からのイジメが原因か、学力一辺倒の孤独感と抑圧から逃避を。その両方かも?」
「世の中の「リズムが速く、ストレスが多い社会」は子どもたちの心(感情)を無視し、「大人世界の忙しさは画一人格を押し付ける」。学歴社会は益々助長されていく。「学校はそれに答えるように学歴ストレスを掛ける」。学習が楽しみの追求ではなく重い負担になっている。イジメや不登校の選択は今の教育環境への無言の抵抗なのだ。
今朝のニュースでは教員応募者がさらに低下、金儲けでは「塾」講師に。小さな駅周辺には、居酒屋よりも塾の数の方が多い。こんな教育業界は生産性効率ゼロを誇っている。日本は、生産性を増強する業界は全く成長がなく、生産性を生まない業界だけが元気で成長している。
日本の経済成長理論は、何を基準に考えているのだろうか?【野口悠紀雄】曰く、に、日銀の「大規模緩和は「成長に嘘政策」」である、と。又、NISAが12兆円に伸びている、と言う。だが、無税をため込んで、他人の金融を操作するだけで、経済成長には全く寄与しない、とボケ爺は嘆く。
<読書>『あした死ぬ幸福の王子』飲茶 ダイヤモンド社
=ストーリーで読むハイデガー哲学=「人間以外は、すべて「道具」である」を理解して、人間は「周囲のモノを活用」して生きる。「人間は自分の固有の存在の可能性を問題にして存在する」を学ぼう。
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