生成AIのDeepSeekのショック
米OpenAIの「Chat(チャット)GPT」を超える中国製AIの新モデルを発表。圧倒的な低コストでAI業界の競争ゲームがこの先の世界の形を変えようとしている。「中国勢がAI時代の主役となった」「シリコンバレーはパニックに陥った」、と。さらに「このAIは米ソとのスプートニク・モーメントと同じだ」、とも。
NVIDIAの株価が暴落(17%)、時価総額が約5900億ドル(91兆円)減少。1日の時価総額減少額として史上最大。
このAIを開発した中国のスタートアップ企業は140名ほどの開発者、だがアメリカ帰りの人材(海猫)は居ないと断言している。OpenAIのChatGPTは今ではどこにいても入手してリバースエンジニアリングは出来るか。OpenAI社は、MS社と組んでOpenAIのデータの不正使用を調査する、と言う。シリコンバレーの技術者はショックを受けたが、まだまだこれからと意気込んでいる、と言う。トランプは「米国への警告だ」神経を研ぎ澄ますであろう。
それにしても、日本はどうなるのか?諦めて、過去の製造業のように基礎技術を買い、応用面で勝つ戦略と同じように、AIも部分最適に特化するのか?
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