2018年7月15日 (日)

AI時代の翻訳

 ボケ爺は、英作文に悩まされるコンサルティングをしている。パワーポイントを英文で作る、Excelを英文で作る、提案書をWordに英文で作成する。

 英語学習をサボってきたボケ爺にとっては、全くの異世界。今までの英語力では、全く通じない。悩んでいる。AI時代になって、通訳が出来るようになる時代を早く来ないかを待っているいるのだが。

 その前に、Googleの通訳アプリをよく利用する。なるほど良くできている。なんとなくは通じる(英文にはなっている)が、現地人にとっては理解し難いらしい。首を傾げながら分かったふりはしてくれる。だが、理解できていないのだ。

 そこで、気が付いたのだが、日本語入力の方を変える必要があることに。つまり、AI時代の通訳には、日本語の方を、英文変換に合わせるような教育が必要になるのではないだろうか?

 例えば、主語を明確にする。「私は」「私が」、「貴女は」「貴女が」などを入れた翻訳と、入れなかった翻訳では、Google翻訳はかなり違って翻訳される。第一人称、二人称、三人称を、明確にするだけでも英訳は違うのである。

 AIの時代、日本語教育を変えなければならない。ならば、日本語もAIによって正確な翻訳になるようだ。

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2018年5月27日 (日)

AI用半導体の競争

 日本からプロセッサーの半導体産業が消えてから随分と時が経つ。過去の栄光はどこへやら。日本の得意なモノづくりでは、スーパーコンピューターの開発は続けられている。特に、省エネタイプのスーパーコンピューターは、世界をリードしていたが、補助金不正で、その開発も止まってしまった。

 携帯で負けたのは、スマホ用半導体の開発が、日本では出来なかったからだ。TIから始まった画像処理に特化したプロセッサーのGPUである。が今では、「エヌビディア(NVIDIA)」が急伸している。(サムソンはアーム社のチップがあった)

 一方、インテルはプロセッサーの王者である、「ムーアの法則」が限界を迎える時期に、次の一手は、AI用プロセッサー半導体である。AI用プロセッサーでは「ディープラーニング」のソフトに特化されなければならない。

 インテルは、「ニューラル・ネットワーク・プロセッサー(NNP)」に注力している。インテルは、従来のCPUの変形型、プログラム型FPGA(アルテラ社)なども並行して開発を急いでいる。さらに、ドローン用の低電流の半導体を活用するモービルアイ(Mobileye)も買収している。

 NVIDIAGPUで、半導体産業の逆転を図ろうとする中で、インテルは従来のCPUを補完するASICで、守りを固めよとしている。

 GoogleTPUと言う半導体で、迎え撃つ構えである。さらに中国も半導体メーカー(ビットメイン)も参入してくる。

 さて、日本はディープラーニングで出遅れ5周遅れ。その競争の中に、日本の名は出てこない。寂しい。

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2018年4月 7日 (土)

癌治療に新方法

新しい癌の治療法に話題が広がっている。米ペンシルベニア大の渡辺慶介研究員やカール・ジューン教授らのチームは、米医学誌「JCI insight」に膵臓癌のマウスの生存期間が延びることを確認した、と発表した。

「CAR(カー)-T(ティー)細胞療法」に注目が集まっている。 CAR-T細胞療法は、患者の体内から免疫細胞を取り出し、遺伝子操作で癌を攻撃する力を高めた後、体内に戻す、と言う方法である。つまり、自分の癌細胞に、自力で癌を攻撃するに、癌免疫性の高い細胞を注入して、癌細胞を退治する効果を高める可能性がある。つまり、自分自身で癌の治療をしようとする新たな手法への思考、1年以内に米国での臨床試験を始めたいという。

 新手法は、この細胞療法の前に、マウスに対し、癌細胞に感染して、破壊しながら免疫細胞を活発にする特殊なウイルスを注射。それは細胞療法の効果を高める。

 こうすれば、長生きできる、とか。細胞の受け持つ仕組みが、何とも複雑であると明らかになってきている。脳からの指令させる1次方程式ではなく、各部位からの情報の絡み合い、つまり、5次以上の方程式を解かねばならないらしい。数学の世界では、解けないのだが。医療でも解けないだろう。が医療の進歩は激しい競争になっている。結果はありがたいが、これ以上長生きして、精神面、経済面で、さてどうなることやら。

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2017年12月28日 (木)

食糧不足は起こらない!

 「2050年の技術動向」でまとめられた英国発の未来動向の中で、食糧不足の問題は起こらない、と断定している。

 読者もご存じだろうが、遺伝操作で生物を強くする、と言われてきた時代の事ではない。現実に改革が起きている、植物の方では、水栽培の植物工場なる、光の波長を変えることから、同じ植物でも、栄養素や、味をコントロールできるし、成長性(収穫量の増)を管理することもできる時代が来ている。キーワードは「光合成法」である。

 動物の方では、実際の動物を使わずに、細胞の培養で、内臓器、肉、それに卵も作ることが、最近になって至る所で成功しているらしい。3Dフードプリンターでつくられるようになる。現実に近々、宇宙食用で検討され、試されるようだ。キーワードは、採用培養法」である。

 また、魚では、無菌状態の循環型水循環システムを作り、エサを工夫してやれば、海の魚も、川の魚も、現状の平均の大きさの35倍の大きさに飼育が出来る。味も変えることが出来る。そのキーワードが「無菌の水循環と餌の工夫」である。

古い話の元々は、フグの人口飼育が、今では、陸で行われている。温泉水の活用だ。岩手や、山形で、山の中でフグが獲れることは有名だが。

 食糧難の見通しは、完全に見通せた、と明るい未来が描き出されている。残る問題は、価格だ。今は、高い。何処まで生産効率を上げることが出来るか?である。

 さて、全ての食料が人工的にできるのだが、食べる気がしますか?餓えるよりましか?

 その頃には死んでいるボケ爺が心配しても始まらないが、自然循環が途切れてしますが、この影響にどんな予測がなされているのか?誰も触れていない。珠海にて。

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2017年12月14日 (木)

量子コンピューター

 ムーアの法則のシリコン半導体を中心とした半導体の深化は着実に進んでいる。回路は3D化するし、その電源の配線は、冷却も考えて、解液になるだろう。

 それでも、ムーアの法則には限界はあろう。そこに朗報が飛び込んだ。東大を中心とした光量子コンピューターの実現が見えてきた、と、IBMがさらに進んだ量子コンピューターの開発に成功した、と言うニュースである。量子回路が胡散臭いと言われていた量子ゲートでの成功だ。IBM50量子ビット」の成功で、今後ますます研究に投資が行われるであろう。Apple, Googleも投資している。

 これで、やっとムーアの法則を気にしなくていいのかもしれない。量子コンピューターは,むやみやたらと計算が早い。計算を使う金融は当然ながら、化学(創薬、たんぱく質創造、その他)の世界には数々の革命が起きるだろう。

 1985年、ドイッチュは、「量子計算模型」と言える量子チューリングマシンから始まり、2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピューター「D-Wave」の建造に成功した、と。2012年、セルジュ・アロシュデービッド・ワインランドノーベル物理学賞を受賞した。

 ものつくりでは、核磁気共鳴・電子スピン共鳴、窒素空孔欠陥スピン・シリコン核スピン、量子ドット、量子光学、超伝導素子、イオントラップ、方式が考えられている。日本はこの辺りは、結構強いのかもしれないが?

 IBMの量子ゲートとは、「ブール論理にもとづいた論理ゲートによる論理演算をベースとして行われる。

 自動車企業のVWは、この分野に投資している。その利用が、なんと電池の開発だろうだ。なんと遠大な!さらに交通網制御だそうだ。さて、日本は?

 これが普及すれば、金融街での革命が起きる、それは、仮装通貨が失墜すると言うが?ボケ爺には、この分野はよく理解できない。

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2017年12月13日 (水)

折り紙とカブトムシ

 折り紙は日本の昔からの芸術だ。文化だ。今では、大学で、折り紙数学の発想から多くの学術的な論文が出てきている。明治大学をはじめ、東大に至るまで。

  カブトムシの幼虫の頭には、角に成長する前の「角原基」(縦横、厚さ各約1センチ)という、袋状のしわの多い組織が畳まれていることが分かっていた。 その後は解っていなかった。

「さなぎになる時」に膨らんでできることが分かったと、名古屋大などの研究グループが英科学誌に発表した。クワガタムシやセミなど多くの昆虫の外骨格も、同じパターンで作られる可能性があるらしい。

 後藤寛貴・名古屋大特任助教(進化発生学)らは、幼虫の体液を角原基に注入してみると、簡単に角の形に膨らんだ。実際の変態でも、同様の現象が起こっているとみられ、角の形成は細胞の増殖によるものではないことが分かった。

 その角のしわを広げたところ、角の形に展開した。つまりは今の最先端の折り紙数学であったと言う訳だ。羽をもつものなどすべてが、幼虫時代の基が、さなぎになると時に、折り紙のように折りたたまれて、それが、孵化する時にある液体の注入で広がる、と言う原理だった、らしい。

 日本の折り紙は、この原理をしていた天才の編み出した文化だったのだろう。夢のある話だった。

 さて、この先は、イノベーションで、ロボットのアームとか?変身ロボットとか?自在な冶具、とか?宇宙飛行の可能性まで、考えなければならない。

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2017年11月29日 (水)

東レ、貴方もか?

 東レ迄、規格(仕様)偽装とは、日本を代表する化学の名門までも、偽装問題を起こす。実に日本は腐敗してきている。材料、部品でしか生きていけなくなった日本の現状だっただけに、材料までも、品質隠ぺいでは、日本の物つくりの信用は地に落ちた。

 単に一部が腐敗しているでは済まされない。会計の不正から始まって、品質の不正、材料規格の不正、とどんどん奥(根本)へ、奥へ。物づくりの根本問題まで入り込んでしまった。しかも、これら不正の構造的問題も浮かび上がる。

 つまり、「子会社で起きた事」、とシラーと言う本社側の責任者が言う体質である。責任逃れの自己保全体質がますます強くなってきている。あるいは、神様仏様の本社のトップを擁護する体質も目立つ。これで良いのかニッポン!総無責任体質。

 また、事前に知っていたが、告発されるまで黙っていようと、申し合わせまでしている。

 これらの体質は、小・中学校の教育現場から、すでに始まり、はびこっている。教育の腐敗、つまり無責任教育から始まってしまっているのだ。根は深い。

 それに、政府も責任を取らねばならない。日本の総賃金を抑えるために、間接社員(契約社員、アルバイト、など)を増やし、賃金を抑える政策を推進してきた。

 いま、マレーシアの企業の顧問をしているが、材料は日本が一番と、言ってくれていたのに。マレーシアの企業の製品を購入している日本の企業から、立て続けに、日本企業の今回の不祥事件の企業の材料は使っていませんか?と問い合わせが入る。

 そのたびごとに、調査報告を出さなければならない。マレーシアの企業はうんざりしている。このままでは、「日本は信用できない。ヨーロッパ品に変えよう」、との動きがみられる。これは事実である。

 東レはボケ爺のあこがれの企業であったのに。

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2017年11月 5日 (日)

大丈夫か技術力?

 ダイジョブか日本の技術力!日本経済の成長は、第一次産業革命から模倣の連続で、それをいち早く、速い速度で開花させることで世界2位のGNPにのぼり詰めた。それを日本技術立国が開化した勘違いして、進化を勧めた。その進化とは改善作業であった。それを、技術力と勘違いし、革命力と勘違いしてしまった。

モノつくりは成熟サイクルに入り、イノベーターが欲しいのだが、失敗を強度に恐れている。成果主義の人事査定は、チャレンジャーの無鉄砲な人材を嫌う。ビルゲイツだって、100回失敗して、1回の成功の確率だった。

あの東芝の中に、EV車時代のモーターに、ユニークな技術を持っている。それは洗濯機に使われていた。その技術を育成して、EV車に適用していけたら、世界で最高のモーターとなっていたであろう。誰もがそのチャンスを潰してしまう。あまりにも画期的だから、誰もが躊躇する。日本電産は、モーターに集中して、M&Aの経営力ですばらしい経営をしているが、普通の技術のモーターの深化しかない。革新力は?

コラムを頼まれて、今は、夏目漱石の研究をしている。その思想の行きついた結果は、個人主義である。その本質は「自己本位」と言うところに至りついた。漱石の目指した「100年の計」は、自己本位にあった。

漱石曰く、西洋の開化は内発的であるが、日本の開化は外発的、物まねの虚為であり、軽薄」「日本は自力で近代化したと慢心するな!」「模倣は個性を無くす。自分の意思を通す孤独に耐えることだ」即ち、自己本位とは「自分の意思を通す孤独に耐えることだ」と言う。死後100年たっても新鮮であり、生きた言葉である。

今になっても、日本の技術は模倣から脱することは出来てない。品質基準もISO9001の物まね、経営論もしかり、会計法も。

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2017年11月 4日 (土)

日立フォーラム、その2

 日立フォーラムの特別講演の外国からの招待講演は、内容が良かった。日本でも翻訳本が発行されている。何故こんなに淀みのない、無駄口の無い、聴衆者を引き付ける講演が出来るのだろうか?羨ましい。訓練をするのだろうか?それとも自分の考えで書き下ろした論理が、そうさせるのだろうか?

 1)ジャレド・ダイヤモンド教授(「銃・病原菌・鉄」の著者)「伝統と未来をつなぐ。~現在社会への提言~」であった。便利になった今日の社会では、人間性が失われてきている。このまま進めば、テロや、戦争で人類は破滅する。ここで、もう一度「フェース・フェースのコミュニケーション」を復活させよう、と呼び掛けていた。

 2)シアン・バイロック教授(「「首から下で」考えなさい」の著者)「アイデア創出のための認知科学入門~イノベーションとストレスの関係論~」での講演であった。ストレスは前頭葉の働きを阻害する。集中力を無くする。との2点の問題を抱えている。別の観点から、悲観的な考えが、意欲を無くする。「前向き思想が、アイデアを生む」。一人ではなく仲間を作り、会話を進めよ、と。1)に通じる話でもあった。

 東芝のようなチャレンジで、部下に恐怖を与えれば、違った考えは浮かばなくなり、前任者の真似でごまかすこととなる、と、なるほど良く分かる。

 3)入山章栄准教授「世界の経営学からみる日本企業のイノベーションの創出への視座」での講演だった。日本企業は、バブル、リーマンショック以降、失敗を極度に恐れている。「知の深化」は進んでいるが、「知の探索(考える種)」のような「見える金」にならないことは嫌う。これでは、イノベーションは生まれない。と断言する。消極的人間になるからだ。それを避ける唯一の方法は、「多様性のある人間」に代わることだ。マルチ経験者(異文化の学習)を処遇することだ、と。

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2017年11月 3日 (金)

日立フォーラム

 いつの間にか11月に突入。日立から招かれて、フォーラム(イノベーションの日立)に出席した。

この日の朝刊に、出鼻をくじく見出しで、日本経済新聞が、「瀬戸際の技術立国 新たな創造の循環を」との見出しで、「ニッポンの革新力、技術立国」に警告をしている。どう見ても、世界から見劣りがする。さて如何する。

このままだと、安倍首相の掲げる経済成長など、望みようがない。世界ビジネス環境の順位では、38位で、韓国の4位にはるかに及ばない。スタートアップ環境などは108位である。何おや言わんや!

 イノベーション力(革新力)は世界で最低順位、EV車は2周遅れ、AIは5周遅れ。物真似力すらも無くなってきている、と世界が日本を嘆いている。

 この前日に、イギリスで満を持して就航した日立製の一号電車が、故障した。「空調機から水が噴き出した」。考えられない故障である。日本の技術力を疑う記事で賑わった。電車の故障は、日本では日常茶飯事で、毎日どこかで、「車両点検で遅れ」が発生している。検査不良であり、メンテ不良であり、設計不良。これが延々と繰り返されている。電車もリコール制度が欲しい。

 自動車の検査不良、も近年、三菱、日産、スバル、その前からもリコールが日常的に来ている。また、基礎金属材料でも不良(神戸製鋼所)

 さて、日立の冒頭の社長の講演、「社会のイノベーションの日立」全く内容に新鮮さがない。昨年よりも見劣りがする。コンベンションでの展示物は昨年とほぼ一緒。少し改良しただけ。残る日本の大手電機企業の牽引力は?

 フォーラムに出席した経産省からの安倍政権下の産業革新として「Society5.0」なる紹介があったが、ドイツ、中国と比べて全く遅れている。見劣りがする。中身がない、言葉の遊びである。横文字で日本語にしないでゴマ化している。残念な日本。

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