2024年5月31日 (金)

ラピダス融資に政府保証

 ラビダスは政府肝いりで設立された最先端半導体企業である。IBMの技術を導入して、世界の先端半導体を日本から発信するとの目標であるらしい。IBMの半導体技術が世界の最先端を走っているかは、多くの議論が必要だ。日本に技術が無いのだから導入は仕方がないのだが。

 日本に技術者がいないからIBMに日本からポテンシャルのある技術者を送り込んで教育をしてもらう。200名以上は必要だが、現在、100名が教育を受けている。200名が集まらないからだ。(多くは製造技術者だ)

 すでに、1兆円ほどの政府融資を受けて、北海道の千歳市に工場が建設されている。2027年からの生産にはさらに5兆円ほどの投資が必要だと言う。民間金融筋は乗り気ではない。、政府は「政府が保証人」になる、と後押しを決めるらしい。

 実質、政府が投資したことになる。それ以外、半導体復興に4兆円もの保証金を決めている。問題は、誰が、どのような理由・目標で、政府は巨額な投資額を支援するのか?国民の税金を使う訳だから、少なくとも国民に内容を公開してもいいはずだ。、願わくは審議して欲しい。平成時代の失敗で何十兆円は税金で失った。

 ラピダスでは製造技術は最先端かもしれないが、どんな市場を狙った半導体か?使用目的は未だ決まっていない。AIを狙いたい、とは言うが果たして高度な回路技術者は何処から連れてくるのか?それともTSMC(台湾)の後追いの生産だけをする企業に専念するのか?今更。国民の税金を使うにもかかわらず、多くの国民は理解していない。これで良いのか日本は。

| | コメント (0)

2024年5月25日 (土)

NVIDIA、AI半導体「1強」

 米半導体大手のNVIDIAの2〜4月決算で売上高が3.6倍(260億4400万ドル)に伸び、純利益が前年同期と比べ7.3倍の148億8100万ドル(約2兆3300億円)、と22日に発表。 アメリカ株価は一気に最高取引額となった。

 市場予想を上回り、人工知能(AI)向け半導体の需要の強さを示した。NVIDIAは一早いAI向け半導体の先駆者でなる。

 インテルは命令形プロセス中心の「CISC型CPU」だ。又、同様だがプログラミング言語の違う「RISC形CPU」も強かった。これらのCPUはコンピュータの伸びに比例する。今は停滞している。スマホなどはGPU型チップが中心。AIチップもこのGPU型チップが中心だ。GPUの歴史は古い。先駆者は半導体大手のTI社だ。だが、スマホが現れるまでは、CISCとの互換性にいじめられ、中々、目が出なかった。

 そう言えば、ボケ爺が活用したRISC形チップの低電源駆動にして再登場もありうるのではないかと、期待している。その分野は「自動車や、ロボット制御コンピュータ」のCPUである。半導体技術はまだまだ創造性に富んだ技術分野だ。日本初の半導体技術が生まれることを祈る。

<読書> 『絡新婦の糸』中山七里 新潮社

「警視庁サイバー犯罪対策課」との副題。今日はネット社会。SNSで、バズれば、収入も得られる。食レポ、旅レポなどは愛嬌。だが、誹謗中傷、企業の倒産助長、等に至れば犯罪である。本著は、冤罪や、旅館経営を窮地に至らしめ夫婦が自殺。この首謀のアカウントを調査。にたどり着いた先が、署内のキーマンだった。

| | コメント (0)

2024年2月17日 (土)

狂乱投資「半導体」は?

 これでいいのか?政府(経済産業省・商務情報政策局)の4兆円もの半導体投資。すでに、今までの2兆円もの支援金を出している。どこまで、過去の失敗の反省をしたのか?どんなリカバリー戦略があるのか?

 過去にも、半導体や、コンピュータの莫大な政府投資を無駄にし、莫大な税を国民に押し付けた。また繰り返すのか、と警告を発したい。

 半導体技術者は多岐にわたる技術が必要だ。その人材が逃げてしまった。いなくなっている。日の丸半導体産業時代の半分も居ない。ラピタスな200名程度の生産技術家を集めるだけでも四苦八苦してる。今から供給しても簡単に育成できない。はるかに難しい技術になったからだ。日本の大学で教育できるところはない。海外に学びに行っている人も僅かだ。

 ルネサスは、自動車向けの半導体の回路設計の8800億円もの人材の買収をする。だが、顧客の要望が多様になった、が理由。これは間違いだ。NVIDIAのようにプラットホームを活用できるオープンアーキテクチャ半導体の時代だ。過去のマーケッティングではいくら投資しても勝てない。

 キオクシアも用途の的が絞れない。WDも絞れない。それで経営が出来るわけがない。合併すればなんとかなる時代でもない。そこに支援して結果は無駄であろう。

 平凡な戦略だけれども、「セグメントでNo1」になることだ。ソニーは光センサーで一番だ。パワー半導体の基板材(GaN)は日本の技術、SiCと合わせて、No1のチャンスは大いにある。次世代の光半導体だってある。今を捨てて、自制を目指す度量が欲しい。

 半導体に必要な材料はまだ、日本は強い。半導体製造装置も。半導体周辺製品に2兆円の支援を期待する。でなければ日本はそこでしか半導体産業は生き残れない。

| | コメント (0)

2024年1月21日 (日)

月面着地に成功?

 今朝は、東京地域は雨であり、予測通りで、雪の番狂わせは無かった。残念。

 日本の月面着地は成功した、とアナウンス。それはそれで予測通りで喜ばしいのだが。問題は狙いの目標は満足出来たのかの検証を最後までしてほしい。

 最も大切なミッションの着地地点の精度を高める目標は満足したのか?太陽電池が破損(?)で稼働しない。電池の容量がある間に、何とか確認が欲しい。

  一本打法の着地法で、確実に着地(構想は良かったが)出来たのだろうか?太陽電池が働かないことは、着地の衝撃で、配線が壊れた?横転して破損?なども確認して欲しいが。この確認は難しいだろう。この2点が解明できれば成功と言えるだろうが。

 日本の科学技術の低迷が続く中、唯一の希望の星であったので、是非最後までの失敗の解明が出来ると日本の科学技術の明日はまだある。

| | コメント (0)

2024年1月13日 (土)

能登半島地震の構造解明を

 今回の悲惨な能登半島震災の全容が徐々に明らかになってきている。スマホや、自動車カメラの動画が提供されているからだが。各所の山崩れ、津波の実体は報道とはかなり違っている。動画ではもっと悲惨な状況だった。もっと早く、大きな津波だった。他には、道路が大きく波打っている動画などは現実とは思えない、土質が液体のようにうねっている。液状化現象の動画も同様だ。揺れ型が数々ある。

 一つの断層ではなく、いくつかの小さい断層が各所で違う揺れ方、変化を起こしているように動画では思える。と言う事は、今用いている活断層地図が十分に検索されていたのかと疑いが湧く。もしそうなら、一種の人災と言う事にもなる。

 何故なら、一度、能登半島の珠洲地域中心の震災が3~4年前に起きている。その時の地震解明で専門家達は、「水分が地価のマグマに熱せられ水蒸気爆発」をしたからだ。確か、マグニチュード6か6,5程度で、大きな地震は起きないだろうと、TVではっきりと断言していた。それをボケ爺は思い出す。

 今起きている群発の震源地と、前の震災時とその後の群発点とをマップに重ねれば、あまり変わっていないないのでは?さらに、前回の震災時から地震計は追加設置はされていない。これは人災だ。

 安全ボケの地震解明専門家は心を引き締めて解明して欲しい。

| | コメント (0)

2023年12月 7日 (木)

全機の飛行停止の決断

  全機(全世界)のオスプレイの飛行停止をアナウンスした。今までは機体の不備は無かった、と言い日本からの申し入れには従わなかったのだが。正しい判断だ。

  墜落の原因がエンジン不良の爆発だったことに、アメリカも観念して、全機の飛行停止を通達したことになる。ボケ爺はこのブログで、安全性に欠く構造物であることを解説した。アメリカは意地を通さなかった。日本と違う良き政治家がいる。

  機構中はフルパワーで全てのエネルギーを「活用し続けないと飛べない」からだ。しかも、機材の不備が起きた時には、自力飛行が出来ない。翼式の飛行機は、エンジンの停止時でも翼の浮力で滑空が出来る。ヘリコプターはプロペラの自力逆回転で軟着陸が出来る。

   常にフルパワーが必要だと言う事は、それぞれの部品が常に緊張状態でなければならない。100%安全が保障が要求される。整備も同様に緊張が必要だ。もう一度、構造を根本から考え直してほしい。

  人間に似たところがある。全速力の努力は、どこかでプッツンと切れる。休むときも必要だ。

| | コメント (0)

2023年12月 3日 (日)

オスプレイは欠陥構想、設計だ

  オスプレイが、奄美大島沖で墜落した。危険な航空機とアメリアでも評判だ。アメリカで評判が悪いので、アメリカ国内の批判を避けるように日本に配備し、さらに日本に買わせている。今回の墜落の原因は、アメリカからは機体設計上の問題だとは口が裂けても言わない。「最後まで操縦に取り組んでいた」、までが報告になるだろう。

 原因解明まで飛行中止するとの日本の要求は絶対にのまない。何故なら、飛行停止を認めれば、機体設計上の疑問を持ち出されるからだ。

 飛行機の機体設計を学んできたボケ爺には、誰もが考える「素人の航空機の構想」であると思う。垂直離着陸には、大きな回転ローターで上下し、上空ではスピードを題したから翼の浮力を活用したい、であるが、すべてが中途半端だ。

  2ローターのヘリコプターは昔からあり、安全は証明済みである。だが、オスプレイのロータリーのプロペラは、従来のヘリコプターのローター径よりもはるかに小さい。オスプレイの翼は一般の飛行機の翼よりはるかに短い。この2点を賄う動力はエンジンに負荷がかかる。エンジンをあまり大きくは出来ないから、「常にフルパワーで作動」しなければならない。全く余裕がない。つまり、メンテや寿命が短くなる。さらに、垂直飛行から翼に頼る平行飛行まで、上方と並行まで、さらに高いエンジン能力が必要だ。結論は、メンテや寿命が短い欠陥構想で、エンジンに不良が出れば、必ず墜落の設計なのだ。

| | コメント (0)

2023年8月15日 (火)

気まぐれな台風に注意

 今年の台風は、気象予測泣かせである。これでもかと言う程のダッチロール(迷走)をする。その変化点では、歩みが遅くなり、被害が甚大になる。不規則軌道の台風たちである。

 台風の軌道は、主に高気圧と偏西風によって決まるようだが。今年の高気圧の位置と強さが気まぐれらしい。偏西風は遥か北方に遠慮しているようだ。台風の勢力は海水温によって決まるようだ。一連の異常気象(CO2の地球温暖化)と呼ばれている。

 だが、ボケ爺は、それだけではないと一貫して主張しているのが地殻変動だ。「火山噴火や、地震の多発の地熱エネルギー」の増加にある、との説である。この説を裏付ける地熱エネルギー調査、研究者の専門家で、東大から京大で移られた方の説でもある。

 身近なところの日本の大地震の頻度が多い、と。「1000年ぶりの「大地変動の時代」が始まった」、と主張される。日本列島は地震と火山噴火の活動期に入り、今後さまざまな激甚災害が予想される、と。約1000年後では、地球寒冷化に置き換わる可能性もある、と。

 自然現象の変化を見逃さず、災害に備えなければならない。SGD's以上の課題か?

| | コメント (0)

2023年7月25日 (火)

AI技術による破壊と創造

  「ディープフェイクの衝撃」笹原和俊 PHP新書、副題に「AI技術がもたらす破壊と創造」とある、を読む。ディープフェイクとは何や、と気になったからだ。読み終えても言葉の由来から、AIが持つ危うさの違いがよく理解できていない。

  数年前から、AI技術でフェイクニュース(フェイク情報)がSNSで拡散、騒がれていた。AI技術は早くから、特に「写真画像」、「音声のすり替える」技術が進んできていた。ボケ爺の驚きの最初は、オバマ元大統領のフェークニュースだった。実によく似ている。ボケ爺が英語をよく理解できていたら。まともに受け取ってたかもしれない。良く分からなかったので無視していた。

  その後、エロ市場で顔を現職の女優に顔にすり替える悪質な闇の世界で販売されていらしいのニュースがあった。なるほど、恐ろしい闇市が広がるだろう、と思う。情報のフェイク制作によって常識の破壊が進んでいる。フェースブックでも、ツイッターでも、ティックトックでも本来の情報の破壊が進んでる。

  人間は感覚が発達している。感覚の中でも映像(写真)、音声、文章、等。まさにAI技術はそこを簡単に生成できるように支援するツール技術であるからしてこれをどう保護出来るかが、真の創造だろう。そしてフェイク情報から保護するかは、重要な案件だ。

  ロシアによる一方的なウクライナ侵攻の戦争にも、フェイク情報から始まったのではないだろうか?今日の情報抗戦も、何が真実の情報か、すべてがフェイクなのか?そこに、生成AI技術が活用されていることだろう。

| | コメント (0)

2023年6月23日 (金)

がん治療で、日本の存在感が増す

  日本は、がん病での死亡率が世界でもっとも多い。コロナ感染中の3年で、老衰や、心疾患の死亡率が急増したが、がん病による死亡率は変わらずトップで、死亡率は30~35%もある。

  世界で2020年代後半に普及する見通しの革新的ながん治療技術で、今日、日本の存在感が高まっているらしい。特許の競争力を集計すると日本が首位で、長年優位を保った米国を21年に逆転した。足元では3位の中国が急速に有力特許を増やしつつある。

  がんは世界で毎年約2000万人が新たにかかり、毎年1000万人が亡くなる。がん向けの医療機器や医薬品の市場を巡って国際競争が激しくなっている。日本の各社は足元で優位に立つ技術力の革新に取り組んでいる。この点では、頼もしくもあり、明るいニュースである。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧