強欲と傲慢のフジTV事象
今日は立春に相応しい穏やかの暖かさである。これが長く続くといいのだが。お祭り騒ぎの好きなマスコミの「中居正弘のセクハラ」「フジTVの“上納”コンプライアンス」。あの騒ぎは何だったのか?下手な質問、追及の論理にもあきれる。いつの間にかウヤムヤ。これが日本のマスコミの軽薄な行動だ。
思い出す。昭和時代のバブル全盛期に、金融機関・企業による、官僚の接待が盛んだった。政府の方針や、バラマキ支援金の情報を掴むためだ。エスカレートして、「“ノーパン接待”」にまでエスカレートし、官僚間の宴会でも。その時もマスコミの追及は中途半端で、責任を取る人もいない。いつの間にか、失速してしまった。
日本はこのような「痴態」を堂々と行い、「恥」に思わない人種か?武士は恥を最も重視していたはずだが。痴態は繰り返す。残念な人種だ。
<読書>『海と毒薬』遠藤周作 新潮社
「良心とは?」を問い続けた作家、と思っている。中期の『沈黙』、後期の『深い河』の前に、この課題の提案だった。一貫してキリスト教の倫理観に対し「神を持たない良心は、罪として善にも悪にも変容する」。「人間の倫理の根源」とは何だろうか、を考えさせる秀作だ。
<読書>『財務省亡国論』高橋洋一 あさ出版
今日の財務省は天下りの一点に興味。天下りが有利になる施策のみ。「DIAMOND(2024.8.26)に財務省天下り給与の公表。他省庁の2番手の2~4倍高額。顧問料と二重取り」も。他官僚の天下りは高額だ。財務省の基本は「増税だけを考えた施策」「公共投資を止める」「国債を無制限に発行」「補助金名目でバラマキ」だ、と闊歩する。
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