2017年5月20日 (土)

尿酸値が急上昇

 昨日、定期健康診断であった。なんと尿酸値が急上昇、危険値を超えていた。これは、キット、先週はコンサルティングをしているマレーシアの会社のトップがやって来て、毎晩、ビールを沢山飲んだからだろう。さらに、揚げ物を沢山食べたことも影響している事だろうか。

 通常、尿酸値5~6に、薬を飲んで、保てていたのだが。今回は、7.2迄上昇。油断は、何事もいけない。何時までも気を抜けなくて、面倒だ。今日から、節制することにする、と誓う。

 いつの間にか、サツキの季節になっている。ツツジとサツキの違に、ボケ爺は理解できていない。このサツキも、故郷からのクローンである。親父の執念が、今も息づいている。

 クレマチスは、一枚一枚花びらが散り落ちた。その後には、夕顔が優しい花びらを開き始めた。この優しさに、今日の真夏の高温に、よく似合い、心が癒される。それにしても急な暑さに、年寄りのボケ爺の体調が揺さぶられる。明日も続くと言う。ある意味で、真夏を期待したい。

<読書>

「日本人が知らない夏目漱石」ダミアン・フラナガン 世界思想社

「日本人は夏目漱石を誤解して来た」と、フラナガンは言う。「小説の大家は漱石だ」と。選び抜かれた言葉の源泉、美術的要素のはめ込む意図。あり方、等、瞠目する。それだけに「誤解」される。これらの知力を磨けたのは、ロンドン留学が基となっている。ニーチェ、であり、ジェームスであり、ジョイスであり、シェスクピアである。驚愕の、漱石の研究者である。

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2017年5月 7日 (日)

連休最後の日

 日射しはそんなに強くはないが薄日が差している。我が家の玄関横に咲く清楚な青色のクレマチスは、紫外線を跳ね返しているのか?それとも、いっぱいの紫外線を吸収しているのか?兎に角、日本人の大半が好きな、透き通るような蒼さである。

 明日からは、花びらが散り始めるだろう。花の命は短いけれど、一輪、一輪そして一枚、一枚の花びらが抜け落ちる。哀れな悲哀の花でもある。

 クレマチスの花言葉は「こころの美」「高潔」と言う。その通りだと思う。見ていてボケ爺の歳でも心が現れ、飽きない。300種類以上の品種があるらしい。多年草である。越冬時には、茎は鉄のように固く、ポッキ、通れてします。そこから、中国では、「鉄線」ともいうらしい。日本原産もあり、それは花の形から「風車」とも言われている。

 黄砂がやってくると言われていたが、その様な様子はない?庭の雑草は伸び放題。今年の雑草の主流は昨年と違う。その理由は、今年の冬に、雑草を少々取り除いたからだ。さて今年最後に残る雑草は?

漱石が悩んだ「経済の矛盾」それは、ダーウィンの優勝劣敗の世界と、文明の敗退論の、人の幸福感は何処から来るのか。「矛盾の社会」で、如何に生き抜けるのか、気になる一日であった。

<読書>

「為吉 北町奉行所ものがたり」宇佐美真理 実業之日本社

江戸の市井の生活を描きながら、人情、義理、正義を実に豊かに書き上げる。「深川恋物語」など、人情ものがたりに、ほろりとさせる。木漏れ日の中で、たまにはこのような本で癒されるのもいい。

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2017年5月 5日 (金)

今日は立夏

 今日はこどもの日、ボケ爺には関係なくなって来た。死に向かって暴走しているからだ。立夏に相応しい良い天候に恵まれた。どうしても行きたいところがある。

「篠田桃紅」展である。菊池寛実記念 智美術館で開かれている。場所は、ホテルオークラの直ぐ傍である。ホテルオークラの休館は改築が進んでいる。約50点の展示であったが、迫力は隠せない。素晴らしい作品ばかりだ。書画の前衛である。その発想に、ボケ爺は久しぶりに刺激を受けた。いろんなアイデアが浮かぶ。強い創作意欲が湧いて来たが、何時から始められるか?この美術館の庭園が美しい。それを見ながらのレストランは素晴らしく美味しい。根津美術館のレストラン以上だ。価格も。

城山ガーデンのイチョウの古木は迫力がある。この小さな公園が好きだ。スウェーデン大使館の直ぐ傍にある。そこから泉ガーデンに繋がる。ボケ時の癒しのスポットだ。そこから、サクラ並木道を赤坂方面へ歩く。赤坂の一ツ木通りで、ラーメン昼食。この付近の店も変わってしまっていた。

そこから、青山、外苑、裏参道と、246号線を歩く。店の名前は知らないが、目の保養に良いハイカラな、デザインに刺激を受ける店が多い。246のメイン通りから一歩中に這い込むと、美味しそうなお店が多い。楽しい街通りは、昔と変わっていない。

<読書>

「日本人の知らない夏目漱石」ダミアン・フラナガン 世界思想社

漱石は、ロンドン留学中は、下宿に籠って、哲学、文学を懸命に独学した。その主たる作家は、ニーチェ、であり、ヘーゲルであり、シェクスピアであった。多くの作品に、これらの影響が色濃く影響していると、解く。「門」と「それから」にその影響は時に強い、と強調する。漱石は、参考本に、英文で結構、長文のコメントを書き込んでいる。漱石は天才としか言いようがない。

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緑の日

 我が家の近くに「神代植物園」がある。歩いて行こうとしたのだけれど、日光の散歩での筋肉痛をこじらせて、まだ治っていない。なんと今日は入園料がタダ。付いている。

 野草の盆栽の展示場は、老人の愛好家で一杯。会館の展示場には、絶滅危惧種の東洋ランであった。兎に角、奇抜なランが健康の数が展示されている。確かにこんな奇抜な生え方をしていると絶滅になるのだろう。

 ツツジや、シャクヤクはすでに盛りは過ぎている。ボタンは今が盛り、50~60種が満開だ。バラ園のバラはほとんど咲いていない、少々早い。バラ園では、桐朋大学のフルート4人のカルテットの演奏に聴き入る。春風と共に優雅な一時であった。

 温室がある。熱帯の木々が展示されている。奇抜な形に、驚くのもある。果物のなる木には人が群がっている。ランの部屋は人だかり。ランの種類も無限に近い。どんな生き様、生き残り作戦でこの様な形を選んだのだろうか?移動できない植物に、改めて不思議を感じる。

 武蔵野の林の原型は、この神代植物園に良く残っている。こんなにいろんな大木が乱立していることに驚く。

 すぐそばに、深大寺がある。お参りして帰ろうと、振り返った時に真っ白な小花が満開である。沙羅双樹の花なのか?と立て看板を見ると「なんじゃもんじゃの木」と、記されていた。透けるような白花の美しさに見とれる。

<読書>

「サーベル警視庁」今野敏 角川秀樹事務所

明治38年ごろの日本の警察での事件の装幀である。漱石も、黒猫先生として登場する。ラフカディオ・ハーンも登場。日露戦争の時期であり、山縣有朋の権力時代である。警察組織はドイル派、フランス派を、薩長でもめていた時代である。筋書きは、文明開化の元、西洋化の急進に、日本の良さが無くなることの憂いも含めた戒めが伏線で語られていた。今日の経済成長主義への警告か?

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2017年5月 4日 (木)

渋谷ヒカリエ

 工芸の展示が良い、と聞いて、ヒカリエ8階の展示場に行くことにした。だが、昨日の散歩が効いて、疲れと、足が少々疲れている。自宅を出たのが11時半。ヒカリエの8階へ行く方法(エレベータ)を見つけるに時間が掛かる。

 47都道府県の食事や、食材があると言う食堂で、食べる事としたが、10組ほど並んでいる。この程度なら、と並んだが、なかなか進まない。席に案内された時は、制限時間2時間です、と言われた。なるほどと納得。アジフライを食べたが、肉厚のアジであって、なるほど美味しい。食器も、一流のものらしい。漆のお椀や陶器。値段相応以上の味を堪能した。その窓からは、渋谷の開発が一望に良く見える。開発の定点観測が出来る絶好の場所だ。又利用しよう。

 工芸も小さい展示室ではあるが、47都道府県の代表が集まっている。が、作品数が少ない。これでは、青山や、池袋の工芸館の方が迫力もあり面白い。

 9階で、写真展が催されていたので、一階上った。予想以上に多くの展示がなされていて、見学し甲斐があった。その展示数の多さに驚く、と共に見学者の多さに驚く。年寄りも多いのだが、はるかに若者が多い。半分は女性だった。まだまだ、写真芸術も健在だと思った。

 足の疲れは限界を超えてしまっていた。渋谷から裏参道、原宿、明治神宮と回ろうと思っていたが、もう動かない。足を引きずりながら、井之頭線の電車に倒れ込んだ。

<読書>

「今ひとたびの和泉式部」諸田玲子 集英社

古典に興味がある訳ではない。美文家の諸田玲子の作品に興味を抱いているからである。古典に調査、探求が必要であり、この作家は良く調べている。その努力に敬意を表するからである。天皇制の宮廷の人事、人間関係が社会の重要なテーマであり、女性の意地が、良く表現されている。それを生き抜く女の強さが、描かれている。いずれの社会の処世術も変わらないのだろうか?それにしても和泉式部は奔放だった?

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2017年4月29日 (土)

キツネの嫁入り

 3時半ごろだ。図書館に行こうとして、玄関に鍵を閉めたところで、にわか雨が降り出した。傘を取り出すために、鍵を開け、また閉めたところで、本降りになった。ほんの1~2分である。気象庁の予測は、珍しくピッタリと当たった。

 その様な状態でも、西に傾き始めた太陽から陽が注す。その方向を見ると、光の輪が出来ている。昔の人が言う「キツネの嫁入り」だ。ボケ爺の散歩靴には穴が開いている。そこから雨水が浸み込んでくるほどの雨だ。南東の方角に、800メータほどの所にある図書館の近くは、ほとんど降っていない。すぐ隣の若葉小学校の校庭では、子供たちのサッカーの練習で、元気な声が聞こえる。

 話は変わるが、我が家のツツジが満開になっている。田舎からのクローンである。真紅のツツジに、真っ青なクレマチスも3輪がコラボしている。色の妙味に感動する。

 土曜日の朝の散歩コースで通る調布市国領小学校では、恒例の「こいのぼりまつり」が行われていた。校庭の彼方此方に百匹は泳いでいるだろう。沢山の人手だ。隣のマンションの入り口付近の八重の山吹は、葉が見えないほどの黄色い花でいっぱいで咲き誇っている。だが、我が家の山吹は、葉が優先して、花は5輪ほどしか付けない。まるでボケ爺に反抗しているがごときだ。

<読書>

「北斎まんだら」梶よう子 講談社

版画家の天才、葛飾北斎の晩年の生活が、面白しろ、おかしく、描けている。晩年とは、「富嶽三十六景」のあと、「富嶽百景」に取り組み始めたころからだ。贋作が出回り始めたが、それが、孫の仕業となっている。所々に、「絵心の真髄」が忍ばせてある。

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2017年4月22日 (土)

暗い一日

 朝から曇っている。一日続く。夕方からは本格的な雨となった。暗い一日だった。雨の好きなボケ爺は、それだけではない。提出した資料にクレームが出た。これを修正するには、能力不足である。ある人からもクレームが来た。これは、一先ず、説得で落ち着いた。

 大学時代に、愛読した野間宏。その中の「暗い絵」を思い出す。何かにつけて、問題を抱えて、暗い毎日を過ごし、何一つ解決しない暗い物語だったことを思い出す。今になって、思い出すとは、それに似ているからだ。良い年にはなりそうにはない。

 今日は、「こと座」流星群が押し寄せている、と言う。午後9時頃がピークらしい。しかし、このままだと雲は取れることはないだろう。

 満天星(どうだん)と書き、ドウダンツツジの事だ。我が庭にも2本のドウダンツツジがある。可愛い白い花が咲き始めた。4軒隣は、垣根全体が満天星ツツジである。最も美しい時期を迎えている。

 だが、今日は、暗い絵の一日であった。

<読書>

「風のかたみ」葉室麟 朝日新聞社

女の戦い、と言える、かな?さすがに葉室節だ。上位討ちされた一家の女性どもは何故か、一か所に集められて、生かされている。そこに、女医が送り込まれて、「生かせよ」命じられる。一種のスパイ。そこで繰り広げられる女の執念と、嫉妬と、妬みの戦い。その推理は面白い。最後に、追加された告白の手紙の部分は余分だっただろう。

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2017年4月16日 (日)

一気に夏?

 近年、温暖化なのか、どうだか分からないが、春や秋が短くなってきている。植物の生態に変化が出るであろう。すると、動物も変わって来る。

 我が家では、過ってはシャギの花で、埋め尽くされていたが、5年前ごろから、雑草に負けて、今は一本もなくなってしまった。ボケの木も2本植えていたが、いつの間にか、ボケたのか、花を付けることを忘れ、3年ほど前に枯れてしまった。ツタに負けたのだ。

 土曜、日曜日は天気が悪くなる、との予測だったので、無理をして、金曜日に、サクラの鑑賞を終えたのだが、今日は葉桜を愛でることになった。八重桜は、1週間後が、満開になるのだろう。今は夏日となっている。朝から散歩、昼寝、そして、散歩、と体調改善に努めたが?

 すでに、3日前は、蕾であった真紅のシャクナゲが満開になっている。音大生のアパートの一角に咲くシャクナゲは、バイオリン、クラリネット、等の音色と併せ、夏日を忘れ優雅な気持ちになる。

 仙川安藤忠雄デザイン通りがある。そこの街路樹は、花水木である。まだ、早いが、一部、白色の花水木は、咲き急いでいる。そこにある美術館に入る。工芸品の展示場所も、ついでに巡回する。又、夏日を忘れる。

 子供たちは元気だ。Tシャツ一枚、と短パンで、大きな歓喜の声を発して遊びほけている。5月のこどもの日を先取りしている。平和な一日であった。

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2017年4月14日 (金)

今日で終わり?都心の花見

 今日は朝から晴天だ。五月晴れとまでは行かないが。赤坂見附で打ち合わせ。遅めの昼食を取り、ホテルニューオータニの庭園を借りで散歩した。庭園は、桜は僅か1本の枝垂れ桜。満開であった。旧赤プリの御堀端は染井吉野、それは散り急いでいた。この両ホテルを挟んだ街路樹は,八重桜で、我が家と同じ、咲き始めと言うところ。これからが楽しみだ。

 そのお濠で、ボートが3隻、吊りを楽しんでいる人が居る。湖面のサクラをかき分けて、釣り場を変えている。

 ホテルオークラの正面玄関から、赤坂御苑の方に回ってみる。菜の花の香りでむせ返る。久しぶりの香りに酔ってしまう。タンポポ(当然、西洋タンポポ)も、咲き誇っている。まだ会議が続く。明日からは、曇り、時々小雨、とのこと。

 帰りに、外堀の土手に回ってみた。所謂、上智大学の横の土手である。ここは、染井吉野であり、散り際の花吹雪が、何とも情緒をくすぐってくれる。

 今日は金曜日。その花吹雪で、疲れが癒される。赤坂見附駅からJR四谷駅まで、老いを感じるボケ時に、情緒の復活を、一時期であろうとありがたく味わう。

<読書>

「漱石追想」十川信介編 岩波文庫

漱石は、一体何人の人と付き合っていたのか?実に多彩な多くの日おっと付き合っていたことになる。漱石のゴシップはここから読み取れる。ここには、49人のから漱石の素顔が暴かれていく。

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2017年4月 8日 (土)

我が家にサクラ開花宣言

 我が家のサクラは八重桜である。小雨に濡れながら、5輪の開花が見られた。我が家のサクラ開花宣言である。昨年より1週間は早いか?我が家のモミジの木にも可愛い新芽が噴き出してきた。

 午後から雨も上がったので、散歩に出る。実篤公園のサクラの大木は満開。小学校の校庭のサクラも満開。仙川駅前のサクラも満開。NTT中央学園の校庭のサクラも満開。桐朋学園のサクラは、サクラ吹雪、とまでではないが散り始めている。

 昨日、東京駅で打ち合わせ、八重洲口の近辺は桜が多い。八重洲口のさくら通りのサクラも満開。そこで昼食。サクラ、サクラ、で、心が浮き立つ。サクラは日本人の心の故郷だ。

 その後、静岡の自動車関連の企業と打ち合わせで、静岡へ。だが、サクラに出会うことはなかった。大嵐だと聞いて来たのだが、1号国道線の東の方角に、雲の切れ間から、ほんの少し富士の山が覗き、感激。富士山も日本人の心の故郷だ。

 静岡は、サクラエビの旬、シラスも旬、打ち合わせが上手くいったので、新幹線を待つ間、それらを賞味した。当然、春なにがしの日本酒と。春を堪能した。

<読書>

「さん奪 奥右筆秘帳」上田秀人 講談社文庫

徳川三家の派閥争いに、伊賀、甲賀忍者の絡みと、剣客の下士の活動が、複雑に組み込まれた、時代小説である。派閥が複雑な絡みで、ボケ爺の頭の悪さでは、読むに疲れる。が結果は愉快。

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