2019年9月 6日 (金)

笑いは重要性

 「笑い」は医学・生理的には良いらしい。気分(心)を落ち着かせる作用があるようだ。その代表はプロゴルファで、AIG全英女子オープンで優勝した渋野日向子のSmileが評判になっている。英国でそのSmileが騒がれ続けている。日本的でも実に素敵な「愛嬌笑い」と騒がれている。

 笑いは重要だ、と経験した人は多い事だろう。ヘの字に結んだ口元で、男は威厳を保とうとするが、話しやすさには逆行する。話しやすい人は、笑みを讃えている。

 「笑い(Laugh)」には、「爆笑」と、「笑み(微笑み)(Smile)」とに分かれるらしい。特に爆笑は、小咄、落語、漫才、寸劇、などで。商談、会食の場では少々品が悪いので嫌われる。嫌われると言えば、親父ギャグ、そして薄笑い、が代表になろう。

 だが、男が絶えず、「笑み」作ることは難しい。女性は、生まれた時から「微笑み(笑み)」を保つ筋肉構造であるように思える、が、果たしてそうだろうか?

欧米に出張に出かける様になって、女性の「笑み」に戸惑ったものだ。東洋から来たブ男にも、あたかも好意があると、笑みを投げ掛けてくる。「愛想笑い」なのだが。

 男の「大笑い」「豪傑笑い」「高笑い」「せせら笑い」などが、女性の「泣き笑い」には気になる。ボケ爺の人生は「苦笑い」の苦痛の連続であった。だが、余生は微笑んで生きていきたい。日本では「笑い」と言う言葉には数多くのニュアンスを含む表現が特に多い。行為と笑いの研究も奥が深い、と。

<読書>

「天下一の軽口男」木下昌輝 幻冬舎

笑いの江戸時代、大阪は当然ながら、江戸でも、名古屋でも、盛んになる。だが地域ごとで、笑いの場、ネタの違いなどある。主人公は、大阪から始め、江戸に出て、又大阪に戻り、大阪で基本を確立する。大阪では士農工商に関係なく大衆の笑いの小咄(落語)を作り上げる。その苦労を物語にしている。何事も「笑い」は生きてゆく生気の源と、考えさせる作品だ。

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2019年6月19日 (水)

高齢者車事故

 日本のシンギュラリティは、もう30年前に訪れている、と宣うのは、新進哲学者で、新存在論を提唱する、マルクス・ガルブレイスである。日本は特に、都市化が際立つ、と言う。

 都市化、そこには人工物で一杯である。自動販売だって、我々は機械に命令されている。溜池山王駅にある、銀座線の外装の自動販売機は、どうでもいいことを鬱陶しくしゃべる。東京の電車網だって、JRから私鉄、それに地下鉄、と賑やかである。何処行くのも、事前に乗り換え方、時間に支配されている。うっかりはできない。深酒で、乗り過ごすことはあっても。その行動には目的以外で、偶然の発見や、自然の風景に驚くことは皆無である。時間に追われている。

 最近は、交通事故、しかも、運転ミスによる人身事故が際立っている。高齢者が多い。つまり、車と言う機械に支配されて、脳が操作法をマスターする余裕がなくなる。人の動作は全て、脳が手足の動きを支配している。脳がさぼると手足もさぼる。年寄りの脳は、機械に支配されて疲れている。否、誰もが疲れている。だから、「自然物の脳」は時々ボーとしたくなる。だが、都市化はそれを許さない。

 昨日、新横浜で年寄りの運転を見た。駐車場の入り口に留めて、誰かを待っていたのであろう。その前後に、他の車も停車していた。その駐車場を使いたいだろう車がクラクションを鳴らす。その老人運転手は、手を挙げて、「済みません」と挨拶。だが、中々発進しない、パネルなどを忙しく操作している。又、クラクション、又、済みません、と。3~4回繰り返す。やっとエンジンが作動、右の車線に出たところで、後続の車に接触。事故だ。その間5分か?年寄りはボーとしていたところに、急な事態が発生。脳は対応できない状態だったのだ。これが人工物に支配された脳の一面だろう。

<読書>

「ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか?」 養老孟司 扶桑社

=脳化社会の生き方、が副題。だが中身は、かなり違っている。自然を取り崩した人口社会、つまり都市化する社会に、著者は警告する。人口社会(都市化)は、すべてが有目的化されている、つまり意識しなければ生きていけない。果たして人はそれに追従できているのか?無意識を意識することだって脳である。人間とは、脳で考える、事もあれば、体で感じることもある。都市化は、体で感じ、無意識に過ごせることは許さない。ボケ爺の結論は、「体で感じる、何か?」が、無意識な意思を生む。これが自然であり、それを許さない都市化(人工化)は、有目的の機械(人工物)に使われて、多くの生物が滅びたように、「人も滅びる運命(疲れ)をたどりそうだ、と。

 

 

 

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2019年5月31日 (金)

五月も終わる

 昨日の晴天が嘘の様に、今日は曇り今にも雨が降りそうだ。朝方は、少し陽は降り注いでいた。昨日の朝は、鶯や、その他の小鳥たちが鳴き声で目が覚めた。

 昨日は製品の不良解析で意見をまとめていた。顧客にいろんなクレームされ、報告書の内容で意見を言われた。今更ではないが、当方4人で、その内容の真意を解析したが、4人が4人とも違う解釈である。これを一つにまとめることに一日中掛かってしまった。

 今日は、10年前の脳卒中の後遺症が現れたのかと気になり、病院に出かけて行った。脳外科医に「久しぶりですね」と。6年前まで見ていただいていた。結果は、何も変化はない。「9年前と、何ら変わりはない」、との事であった。

 高血圧の薬が変わる度に少々しびれが増えていると思ったからである。特にここ6か月は少々激しい変化と思える。高血圧の老女医は、「薬の性でも、脳の変化でもない」、と断言していたのだが。

 脳外科医は、脊椎の変形か、脛骨の変形か、つまり神経系を通している骨の変形で、神経系を圧迫している。つまり整形外科の治療が必要だと言う。高血圧の老女医と同じ意見だ。安心するとともに、「本当か?」と疑う気持ちも残るのだが。

脳外科医曰く、「内臓やその他の肉体は、長寿命化が進んでいるが、そのガタイを支える骨格構造は進歩が遅い、そのためのギャップが問題だ」と言う。何事も諦めが肝心だ。

<読書>

「冬の花びら」伊集院静 文芸春秋

誰の人生にも、陽の当たる瞬間がある。天職を目指す人あり、恋に悩む人あり、人の粋に身をゆだねる人あり、人生様々。悩みながら生きる道を探すとふと陽が当たる時がある。人生捨てたものでもない。を考える時の読書に。

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2019年5月 2日 (木)

人間ドッグ

 かかりつけの医者が、人間ドッグを受けろ!と騒ぐ。12年ほど人間ドッグは受けていない。長生きをしたいと思っていないので、「イヤだ」というと、「そんな患者は来るな!」と老女医師はブツクサ言う。

 ボケ爺は、脳出血を10年前に発症して、今日まで、順調に生活が出来ている。それもこれも、高血圧の手当てをしているからだ。薬は3か月事に、医者の診断を受けてから受け取る仕組みになっている。3月初めの血液検査で、急に変化した値がでた。その老女医師は、胃腸癌、腸癌の疑いがある、と脅かす。よって、人間ドッグとなってしまった。

 朝早く家を出る。美しくさわやかな藍色のクレマチスがお見送りをしてくれる。初めての胃カメラである。「何が起きても責任は取らない」、の誓約書を了承しなければ見てくれない。一種の暴力だが。結果は、「癌ではない、綺麗ですよ!」と検査員が言う。ボケ爺は「当然だ!」と言い返した。だが、「少々、胃は荒れています。ピロリ菌が住んでいるかもしれない」、と脅す。

超音波診断は、結構時間をかけて、同じ場所の写真を撮っている。聞いてみると、「いろいろありますね!」「一寸ずつですが」とこれも脅す。

最後の検診では、まだデータが整っていないですが、「今のところ、何も見つかりません」。と言う。「見つかりません、は無いでしょう」と小言を言う。「何も異常はありません」ではないですか?と言うと、「同じことです」と、軽くいなされる。

先ずは、安心。だが、最終報告は3週間ほどかかるらしい。

 

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2018年11月26日 (月)

健康には何が?

 近年の健康、体に、頭脳に、良い食事方法は?などの本がブームである。TVの健康法、NHKでは「試してガッテン」でも、この食事法と食物など、がん予防、心臓病関連、痴ほう症、アルツハイマーなどの予防に、視聴者は目の色が変わっている。ダイエット報道から、今は、健康法であり、長寿の食事の在り方だ。放送の翌日はスーパーからその食物が、開店と同時に売り切れるらしい。

 当然、ボケ爺も健康には気にかかる。例えば、B型肝炎ワクチンが、肝がんの予防ワクチンともなっているなどの記事にはすぐ読んでしまう。

 「ハーバードの医学教授が教える健康の正解」(ダイヤモンド社)では、① コーヒーは一日4杯を飲め!② ビタミンD(日光浴を一日20分)③ 散歩を一日20分の早歩き、筋トレも ④ナッツを毎日食べよ! ⑤ 瞑想がいい、などと言う。シリコンバレーの頭が良くなる食事法では、①コーヒー、②ナッツ ③ピーナツバター ④バター ⑤ビーフ ⑥サーモン、⑦ヨーグルト、など。ガッテンでは、サバ、サーモン、イワシの缶詰が良いという。

 しかし、最近の本、「ボケない人がやっている 脳のシミを消す生活習慣」(青春出版)では、①頭が疲れたた時の甘いもの、②ツナ缶、③目に悪いから明るい照明をする。などは、老化を促進する、と言う。

 コーヒーについてはカフェインが悪いから飲むのを控えよ、とも言う医者もいる。

 一体、何が良いのだろうか?何事もほどほどに、と言うことか? 駅弁の、一日30種の食物を食べることが最も、正解か?単位にバランスか、本当の答えが欲しい。

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2018年11月 2日 (金)

富士山が美しい日

 今週は、電車の最後尾に乗ることが多い。京王線の電車の最後尾からは、仙川駅を過ぎて、芦花公園駅の手前まで、富士山が追っかけてくる。高架駅の八幡山駅では、左30度方面に移動してくっきりと富士山は浮かぶ。

 今週は、寒気が南下して、気温が下がり、湿度が下がっているせいだろう。今朝は、新宿の西にあるタワービルの30階から、富士山を眺める。タワービルから西には、御オペラハウスビルぐらいが高層ビルで、見通しが良い。

 しかし、ボケ爺の体調は一向に回復しない。疲れがたまっているのだろうか?それとも各所が寿命なのか?人生の晩秋の時期を迎えたようだ。気を遣うコンサルティンの仕事は、今年いっぱいで、止めることにしなければならない体、頭になった、と言うことだ。だが、気ままな研究開発はまだ続けたいのだが?テーマは4件ほどある。

 いよいよ、人生の下りの留目が来たことに気が付く。つまり、来年からは人生「終わった」との宣言と、その余生の整理にかかろうと、今日の富士山の美しさに見とれながら、考えた。

 残り2か月は最後の報告書のまとめに取り掛かる。昼休みの休憩時間には、漱石の研究の11月号の原稿の見直しをして過ごす。

<読書>

「終わったひと」内館牧子 講談社

全く、終わった人とは、この登場人物の物語に同感だ。一つ一つがうなずける。ボケ爺の子供たちの時代では、人生70歳まで現役で働かなければならなくなる。それからでも、後20年~30年は生きなければならない。さて、現役が続けられる体力とは?その食事方法は?再生医療で、生かされるのか?それとも、終わらされるのか?困った課題が、また増えた。脚本家でもある作家は、さすが読ませる文章を書く。

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2018年4月 9日 (月)

週2回のステーキ

50歳を過ぎたら週2回はステーキを食べなければ、長生きは出来ないと、長寿法で有名な藤田紘一郎東京医科歯科大学名誉教授は、断定しながら勧める。

肉のコレストロールを体が欲するからである、と言う。人が若々しく生き続けるには、性ホルモンが必要。コレステロールは、性ホルモンの材料である、と言う説だ。 

性ホルモンは、男性は男性らしく、女性は女性らしい外見と考え方を創出してくれる物質。子どもをつくり、生み、育てるうえで欠かせないホルモン。性ホルモンは、成熟期・老年期に入った人たちにも体は欲している。イキイキと若々しく生きる力を与えてくれるホルモンでる。これが減少すると、抑うつ感や不安、疲労感、記憶力や集中力の低下、睡眠障害などが襲い掛かる。

 肉とは、私たちの本能に眠る野生性を呼び覚ましてくれる食物だ、と言う。だから、ステーキが良くて、細切れ肉ではダメなのだ。60兆個もの細胞は、1万年前から変わっていない。

ステーキを食べる頻度を週2回にする理由は、これ以上だと、肉によって腸が汚れ悪玉菌が発生するからだ。だから、野菜と一緒に食べなければならない。だが、腸内細菌が好むのは水溶性のタイプ。水溶性の食物繊維は、昆布やワカメなどの海藻類のほか、コンニャクにも含まれる。然もアルカリ性。

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2016年4月23日 (土)

七冠の天才

 囲碁の世界にも、天才がいたのだ。七冠を獲得した井山裕太九段名人である。一度勝てばいのではなく、各冠を勝ち続けて、その時点で七冠全てが、トップでいなければならない、と言うルールだ。それぞれの勝ちを維持し続けることは難しい。

 天才とはこのようなヒトのことだ。将棋の世界でも、羽生善治名人がいる。将棋は、五冠である。現在も維持されている。その時も、今も、羽生名人は、天才だ!だ、と。

 天才とは、「突然変異」で誕生するのだろう。多分、練習の量では、両氏よりも多い人はいっぱい居る、と想像できる。

 囲碁、将棋と同じように、音楽の世界も、ピアニスト、バイオリニスト、等、毎日毎日、8時間から10時間のルーティン(決まりきったことの繰り返し)、で、天才が生まれている。絵画は、毎日の専念時間は長いが、中身は、少し違う。新しい構想に、創造に頭脳は使われている。スポーツもルーティンワークだろうか?

 サラリーマンで、技術家のボケ爺は、如何だったか?ルーティンワークはしていなかったように思える。或は少なかった? 井山名人は言う。右脳活用の為に、左手で石を打つ、と。ボケ爺には嬉しいコメント。

 

しかし、最近思うに、人の脳は、ルーティンを確立出来たところから、破壊的創造が生まれる様に思うようになった。天才も、ルーティンから生まれるのだ、と思う。

 AI(人工頭脳)からのチャレンジは?さて、さて?

<読書>

AIは「心」を持てるのか」ジョージ・ザルカダキス 日経BP

=脳に近いアーキテクチャ=の副題があり。猿から分化し、人らしき生物が生まれたのが、200万年前。22万年前がネオンタール人。人の歴史は、長い旅を続けている。あえて言うなら、「突然変異」が、人間の変化を導いている。4万年前に芸術が生まれている。芸術は「心」を作る。新しい心の発展は、言語である。しからば機械は言語を操れるのか?物質の単位は原子で、情報の単位はビット。CPUの中にトランジスターは150億個。且つ安くなる。それが、人間のルーティンワークを機械的に一部、代替していくことは確かだ。ビッグデータの処理で心を生み出すのだろうか?

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2015年9月29日 (火)

負けない力?

 「負けない力」(橋本治 大和書房)を読む。「負けない」の反語は「勝つ」ということではない、と思う。「勝つ」の反語は「負ける」である。「勝つ」とは、「競争に勝つ」ことだろう。自分に勝つ、ということにも使われるが。

 「負ける」に対して、「負けない」は「勝つ」と言う「勝負言葉」ではない?この世(経済成長)は、「競争社会」で、「勝つ、負け」の2極を言う。これからの世(成熟社会)は、勝たなくてもいいけれど、負けてはいけない「生物の維持論(生物生命論)」を目指すべきなのだ、とも考えられる。

 「負ける力」(藤田和博 ポプラ新書)なる本がある。結論は、「他人の力を借りる(共同体)ことが良い。「借りる」ことは負けている事に相当。勝つと思わず、他人の意見と共存できるように、「他人と率直な意見交換」をすればいい。であった。

 「負けない力」とは、「知性」を使え、が結論。知性とは、「頭良い」、「成績が良い」とは違うことだ。頭が良いは、IQで測れる。成績が良いは、偏差値で測れる。だが、知性、は測れない。

 知性は、「知識」ではない。人間が本能的に持っている「器用な」「集中力」「努力」とも違う。

先日、TVで、小象が、穴に落ち込んだ。クレーンを持てきて、綱で引き上げると、その小象は生き残れない、と言う。穴を大きくして、動きやすくして、自力で這い上がることを考えさせれば、生き残る術を知る。これが小象の知性である。

日本人は教養主義が大好きだ。つまり、知識偏重主義者だ。これは誰か先人の「考え」を覚える事に専心している。学ぶべきことが無くなると、目標を失う。今の企業活動と一緒だ。先生がいなくなって、何をすればいいのか分からない。

今の日本は、江戸時代のように、鎖国が必要だ。鎖国すれば、今までの知識の活用に、独自性を考える。知恵が生まれ、文化が生まれる。そこに知性が培われる。

知性とは「他人の知性を認める能力」である、と。自分では知性があるとは認識できない。負けないためには、考える力を持て。「知性は他人を認める」。つまり、「負けない力」と「負ける力」は、見事に一致している。

ビジネスの世界でも同じだ。1番でなくてよい。3番、4番でも、利益(知恵、知性)を出して、生き残ればいい。これが「負ける力」「負けない力」である。どうして勝とうとするのだろう?

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2015年1月31日 (土)

気が乗ると、

 一月が行ってしまう。今年は気になる現象が起きた。「駅伝」だ。駅伝は唯一のグループ性の陸上競技だ。短距離のリレーはグループ競技とは言いがたい。

 今年の新春駅伝は、全てで奇跡が起きた。「社会人新春駅伝」、「箱根大学駅伝」、「都道府県女子駅伝」、「都道府県男子駅伝」、全てで「本命」は破れた。グループ競技は「気が乗る」「流れに乗る」ことがあれば、思わぬ人が力を発揮する。特に、箱根大学駅伝の青山大には驚いた。元々力のある人が調子を崩す訳は、緊張や、気負いである、と言われている。

 人はグループを組むと、「共振」、「共鳴」効果があるらしい。「複雑系理論」の基本である。共振、共鳴の気分が、思わぬ力を発揮する。それは生理学的には、ホルモンのはたらきであるのか。集団である企業でも同じことが起こる事は事実だ。

集団、群衆の在り方を良く、よく考えなければならない。良い事にも、悪い事にも使える。歴史が示す。今、世界的に起きている「テロ」も同じであろう。イスラム国が出来るのも、同じことなんか?だからどうする、が課題だ。

<読書>

「考える日々」池田晶子 毎日新聞社

サンディー毎日のコラムで、1000日分の集積である。基本は、ヘーゲル哲学をベースに、「存在」を考え続けているのだろうか?女性哲学者で、故人となられた。「哲学に、入門書は要らない。兎に角考え続けることだ」、と言う。特に「生と死」とは? ボケ爺、考え続けても、何も見つけ出せないが。

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