Googleはこの9月で25年
Googleが設立されてから、今年の9月で25年になるようだ。検索エンジンを武器にした無料のSWを提供して、ここまで大きくなった純SWビジネスが成立する、と言う驚きのビジネスモデルを作りあげた。
ボケ爺は、設立された1年後であっただろう時、シリコンバレーでSWの展示会があって技術の動向を知るために出席。仲間と朝食で、情報交換をしていた中に、Googleの「検索エンジン」がメチャ早い新進のSWがある、との情報を得た。
社内でも検索エンジンの開発をしていたが、構造が複雑で、上手く行っていなかった。早々見学に。一瞬の中に検索内容が表示される。詳しい内容にも驚いた。その技術の差に愕然とした。しかも、このSWを無償で提供すると言う。どこで金儲けをするのか?と質問しても答えてくれない。
Tシャツを貰ったのだが、機器に組み込むためにSWの供給の依頼は、「特定機器への組み込みは面白くない」、と断られた。そのころのGoogleの社員は8人だった。1年後、Gooleを訪問した時には、100名ほどの大きな企業となっていた。
基本的な発想に、根本的に違っていた。日本では「絶対発想できないだろう」と、その違いに、未だに答えることができない。それが「リベラルアーツ」なる学なのか?
<読書>
「抵抗 山本周五郎テーマ・コレクション」縄田一男編集 新潮社
ここで言う「抵抗」とは、「無償」に通じる。『私が殺した小女』直木賞につながる。つまり、「これだけは譲れない」、「何かをじっと我慢する」平凡な市井の男女、何のとりえもない人物だけれど、一筋に貫きたい身の処し方に拘るレジスタンスを描き切っている。
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