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2025年10月 9日 (木)

嬉しいノーベル化学賞、受賞!

 ノーベル化学賞を京都大学の「北川進」特別教授(74)ら3氏と発表。受賞内容は、狙った分子物質を内部にとじ込められる「金属有機構造体(MOF=Metal Organic Framework))」の研究。今年、どこかの大学で技術開発の共同開発募集の説明会(MOFの活用技術)でボケ爺は興味をもっていた。

 消臭剤などカーボン多孔質材を活用は、大昔から知られている。だが、多孔質の穴の作成は限られる。穴に閉じ込められた有機分子を自由に取り出すことは困難だ。だが、今回受賞のMOF材は、「素材の金属イオン」と「有機分子(気体を含む)の組み合わせを変える」ことでさまざまな機能(保持、取り出し)がデザインできる、「無限の可能性を秘めた材料」。閉じ込めたい気体分子、有機分子のサイズに、自由に設計ができることから、応用分野が実に広い。

 環境分野ではCO2を吸収させて、脱炭素社会や、PFASの除去、空気から酸素、水素を捕獲。エネルギー分野では水素の貯蔵、蓄電池など。化学分野では、医療の分野では薬剤を閉じ込め患部に搬送。触媒の設計等。

 ノーベル化学賞では日本人9番目の受賞となる。頑張ろう!日本の基礎科学。

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