お彼岸の中日(2025)
今日は秋分の日、祝日だ。朝から例の散歩に出かける。つつじヶ丘駅からの西南の空には、丹沢の峰が見える。目的地の近くの国領駅からも見える。昨日までは見えなかったのだが。多分、湿度が下がったからだろう。霞むことなくすっきりと姿を現した。丹沢の峰々の上には二重の雲が見受けられる。夏雲の綿状の積乱雲、その上には、それを覆うように秋の筋雲が。
お彼岸の中日に合わせて、「暑さ寒さも彼岸まで」とまで気温は下がっていないが、湿度は、祝日に合わせてくれたのか?ところどころの庭には彼岸花が咲いた。前日までは見当たらなかったが。このまま、秋を迎えてほしいが、そうはいかないらしい、と気象予測。読書にふける一日。
<読書>『文庫から始まる』関川夏央 岩波書店 2025
副題が「解説」的読書案内、となっている。どの解説も、単なる作品の評論ではなく、その作品の生い立ち、社会の出来事、作家がその作品を書かざるを得ない裏状況など、きめ細かな調査と考察に感服する。ボケ爺の読んだ作品もあり、再考できたことは意味深い。読書は奥が深い。著者のエッセイを追求したい。
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