残念な解党なき出直し総裁選
石破首相を引きずり下ろしての、「自民党解党」の総裁選である。が、一年前の総裁で立候補して石破氏に負けた時のメンバーで敗者復活選のはずだった。
5人の候補者の発言は、自己主張の発言は封印され、「自民党長老にご機嫌伺い」派閥取り込みの「内向き」「党内融和」「話し合い優先」で、5人ともほぼ同じ主張だ。つまりだれがなっても、自民党は変われない。「裏金も温存・不正」「長老派閥(カネのバラマキ)」の改革は起こせない。他人が作った原稿の読み上げ演説は実に悲しい。
参議院選で票を伸ばした日本人ファーストの参政党の真似をして、5人全員が日本人ファースト主張。石破首相の地方創生には地方の高齢化対策に「異文化共生の外国人の労働力」が必須と決めたのだが、石破首相の施策を受け継ぐと、言いながら矛盾していることは忘れている。又、SNSの発信には、小泉候補の「やらせの発信」での陳謝が滑稽だ。
要は、誰が自民党総裁になり首相になっても、日本の未来は不安で一杯。「物価高対策の施策」も、「経済成長の施策」も、「世界で日本の立場・役割の施策」も、「国民に問う政治」も無い。三カ月以上の空白を作った総裁選。残念な日本。
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