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2025年9月30日 (火)

金木犀の香りなき上期の締め

 今日が、2025年上期の締めの企業が多いはず。「トランプ関税に翻弄」させられ、「円安為替」で、輸入品の価格が高騰、「物価高が止まらず」国民を苦しめる。参議院選で自民党惨敗。石破首相辞任で自民党総裁。「解党なき旧態依然の露呈(派閥、金バラマキ体制)。「政治空白が3か月以上」。「長期金利が値上がりしそう?」

 こんな不穏な政治・経済状況の中、多くの企業は上期の締めと、下期の見通予測に、連日、遅くまで汗をかいていることだろう。過っては、その激務を「金木犀の香り」で癒されながら帰宅したのだが。昨年から猛暑の異常から、その愉しみも亡くなってしまった。さて、下期はどうなる、「笑う門には福来る」となれる?

<読書>『ユーモアを愉しむ』青木玲子 論創社 2025

日本では、「笑う門には福来る」で俳句、川柳がある。ユーモアには、「上品さ」「他人への配慮」「頭の柔軟性」で「笑いを誘う」、と。「ジョーク」とも違う、「コミック」とも違う。「心のゆとり」が必要と。だが、笑いは「時として狂気(凶器)」となる。皮肉ともなる。ユーモアは国境を超える。筆者の経験を交えての解説に感服。ユーモア万歳。

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2025年9月29日 (月)

ムラサキシキブの花が満開

 ムラサキシキブは、今頃に花を付け、深き秋に実る紫の実が美しい。日本原産の落葉低木。どこにでも自生するらしい。葉の色は、秋が深まってくると徐々に黄色く色づき、紫色の実と葉の色合いが目を引く。その美しい実から英名ではJapanese beautyberryと。ムラサキシキブの花言葉は「上品」「知性」「愛され上手」らしい。ボケ爺には似合わない。

 『源氏物語』の作家が紫式部である。日本原産だから、命名されたのか?日本らしく、こぢんまりとしているがしっかり主張する、とか。

<読書>『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』内舘牧子 幻冬舎 2012

脚本家の大家が、源氏物語に独自の脚本を。人の生き様、人の心理に迫った「劇場的な異聞」を提案。東北大図書館に立てこもり、文献を読み漁った、と。異聞は、『源氏物語』の、初期の天皇の「桐壺亭の正妻の弘徽殿女御」を中心に据え。補佐役は、「源氏物語の疾患展」設営のアルバイト中の現世のフリータ青年で、「一夫一妻多妾」の時代の「陰陽師」として送り込む。この二人の駆け引きで、人の心情、感情の「怒り」「恨み」「ねたみ」「いやみ」「ひがみ」など練り込んだ好色好きの男女を赤裸々に描く。さらに「善と悪」「高貴と下賤)」「美と醜」の人間の深淵がちりばめられる。紫式部の「源氏物語」の光の君の行動や人心の悪魔を知る。

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2025年9月28日 (日)

残念な解党なき出直し総裁選

 石破首相を引きずり下ろしての、「自民党解党」の総裁選である。が、一年前の総裁で立候補して石破氏に負けた時のメンバーで敗者復活選のはずだった。

 5人の候補者の発言は、自己主張の発言は封印され、「自民党長老にご機嫌伺い」派閥取り込みの「内向き」「党内融和」「話し合い優先」で、5人ともほぼ同じ主張だ。つまりだれがなっても、自民党は変われない。「裏金も温存・不正」「長老派閥(カネのバラマキ)」の改革は起こせない。他人が作った原稿の読み上げ演説は実に悲しい。

 参議院選で票を伸ばした日本人ファーストの参政党の真似をして、5人全員が日本人ファースト主張。石破首相の地方創生には地方の高齢化対策に「異文化共生の外国人の労働力」が必須と決めたのだが、石破首相の施策を受け継ぐと、言いながら矛盾していることは忘れている。又、SNSの発信には、小泉候補の「やらせの発信」での陳謝が滑稽だ。

 要は、誰が自民党総裁になり首相になっても、日本の未来は不安で一杯。「物価高対策の施策」も、「経済成長の施策」も「世界で日本の立場・役割の施策」も、「国民に問う政治」も無い。三カ月以上の空白を作った総裁選。残念な日本。

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2025年9月23日 (火)

お彼岸の中日(2025)

 今日は秋分の日、祝日だ。朝から例の散歩に出かける。つつじヶ丘駅からの西南の空には、丹沢の峰が見える。目的地の近くの国領駅からも見える。昨日までは見えなかったのだが。多分、湿度が下がったからだろう。霞むことなくすっきりと姿を現した。丹沢の峰々の上には二重の雲が見受けられる。夏雲の綿状の積乱雲、その上には、それを覆うように秋の筋雲が。

 お彼岸の中日に合わせて、「暑さ寒さも彼岸まで」とまで気温は下がっていないが、湿度は、祝日に合わせてくれたのか?ところどころの庭には彼岸花が咲いた。前日までは見当たらなかったが。このまま、秋を迎えてほしいが、そうはいかないらしい、と気象予測。読書にふける一日。

<読書>『文庫から始まる』関川夏央 岩波書店 2025

副題が「解説」的読書案内、となっている。どの解説も、単なる作品の評論ではなく、その作品の生い立ち、社会の出来事、作家がその作品を書かざるを得ない裏状況など、きめ細かな調査と考察に感服する。ボケ爺の読んだ作品もあり、再考できたことは意味深い。読書は奥が深い。著者のエッセイを追求したい。

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2025年9月22日 (月)

自民総裁選告示

 自民総裁選告示されて、5氏が立候補届け出した。午後には各氏から初心声明がなされた。石破首相時代に3回の選挙で、自民党が惨敗したことから、自民党内から総裁として責任を取れ(麻生元首相から)と引き摺り降ろされて今日に至っている。

 その間、「政治空白は3か月以上」に及ぶ。物価は上がりっぱなし、災害対策も手が付けない。国民は諦めるしかない。世論アンケートは無視される。国民は総裁選挙、その後の首相選挙も参加できない。傍観しているより仕方がないのか。

 立候補する時の演説、本日の立候補理由の演説も、あまり特徴が無く、角を隠した骨抜きで、無難な方針演説だ。「勝った者が勝ち」の方針。無難なく「人気取りの方針演説」。元々、「自民党の解党のため」の、石破降ろしだったはずだが。誰も「解党」には触れない。国会の自民党、都の自民党の「寄付・献金の裏金隠し」、「旧統一教会との癒着の票集め」、等の「汚い体質に国民が怒った」ことから議席を失ったのだが。反省もない。これでは、自民党改革は出来ないだろう。旧態以前のままだ。

 国民に代わり、ジャーナリストが代わりに追求しないといけないが、骨のあるジャーナリストも居ない。そもそも思想が無い。議員との癒着を優先。無難で請けの良い表層だけの記事。国民は日本の未来をどうすればいいのだろうか?残念な日本!

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2025年9月21日 (日)

日本、19年連続のイグ・ノーベル受賞

 「シマウマ柄の牛は虫が近寄りにくい」で、 日本、今年もイグ・ノーベル受賞。なんと19年続いて日本。恐ろしい能力を持つ日本の快挙だ。と、ボケ爺は日本人のアイデアの構想力からイノベーションに導く能力に自慢したい。米科学雑誌が主催するイグ・ノーベル賞はノーベル賞をパロディーにした賞。人々を「笑わせ、考えさせる研究」に贈られる。

 今年の「イグ・ノーベル賞」の受賞者は、農業・食品産業技術総合研究機構の児嶋朋貴さんらのチームが生物学賞に輝いた。「牛をシマウマのような柄に塗る」と、アブやサシバエなどの吸血昆虫が付きにくくなることを突き止めた成果である。シマウマの柄のアナロジーに興味を持ったところにアイデア・パロディーだ。

 研究のきっかけは、児嶋さんが畜産農家を支援する部署にいた時、農家が吸血昆虫に悩んでいた。先行研究で、家畜にとって深刻な害虫であり、牛の行動に影響を与えることが報告されていた。牛伝染性リンパ腫などの病気を媒介するほか、刺された痛みやかゆみでストレスがたまり、発育の悪化や産乳量の減少につながるという。

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2025年9月20日 (土)

彼岸花が一夜で咲いた

 昨年の9月15日にスマホで彼岸花を撮った。スマホから、「懐かしい?」と。メッセージがあった。ボケ爺が昔の散歩道で、彼岸花とザクロの実がたわわに実っている場面を撮っていたのだ。気になって、その場所に出かけたが、ザクロは小粒の実が、昨年より数が少ない。が、彼岸花は全く、芽も出ていない。今年は、酷暑が続いたから、開花が遅くなっているのだろうと。

 新しい散歩道(甲州街道)の歩道沿いの片隅に、例年は、燃えるような赤色の彼岸花が咲いていた。今年は、昨日まで、その兆候すら無かった。だが、今朝は、数本だけだが彼岸花が咲いていた。一夜で長い茎をのばし咲いていた。急に気温が下がった事と、雨が適度に降ったからだろう。植物は確実に、初秋を感じているのだ。

 老いぼれたボケ爺は、田舎の初秋を思い出す。小川の畔には数百メーターは真っ赤に染まる。切り花として持って帰ることは出来ない。不吉なことが起きる、との言い伝えがあるからだ。お墓にもこの彼岸花が咲いていた。

 別名、「曼殊沙華」、と言われる不思議な別名もある。「情熱との花言葉」は、ぴったりだが、切り花として贈り物にできない、鉢植えが良いのだろうが。

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2025年9月19日 (金)

NHKドラマ10 『舟を編む~私、辞書つくります~』

 本ドラマは数週間前に終了したが、ボケ爺には強い感動をもらった「辞書の制作の苦労話」であるが、あの分厚い辞書にこんな苦労があるのか、と。言葉を必要・十分に理解するにはアナログ辞書で、言葉が編みだせる、とも。

 改版ごとに、時代の流行の言葉の追加の選定の決断過程、その理由と意味の内容の検討。古い言葉の削除の苦渋の決断。さらに、現行の言葉の意味が時代によって変わる過程と、言葉の内容の説明の文章の検討、例題にこんなに時間を掛けて作られていたとは。唯々感動する。

 うかつに使っている言葉に、もっと注意、と関心を払わなければならない、とずさんな文章書きに自戒をする。デジタル辞書は簡単に入手できる時代に、アナログ辞書の活用の重要性を学んだ。

 又、辞書に使われている紙も開発が必要なのだ。辞書の厚さ軽減に紙を薄くする。すると、裏が透ける。ページを捲る時の容易さ(腰の強さ)、等。苦労話が沢山。辞書つくりは、なんだか人生の苦労の全てが盛り込まれているようだ。もっと、「言葉を編めるように」、「言葉に気を遣おう」と、反省しきりだが。

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2025年9月16日 (火)

『孤独という道づれ』の終章

 「彼女は、何も当てにできなかった。偶然さえも。偶然の無い人生と言うものもあるのだから・・・」(バルザック)で始まる『孤独という道づれ』岸恵子 幻冬舎 2019は最終章に現れる。

 その前の章は、「鳴叫、法律!私の「独立記念日」」となっている。著者の娘が11歳の時に離婚。正真正銘の娘に日本国籍を与えてくれない理不尽い合う。結果、25年間フランスに住むことに決断しなければならなかった、と。娘は立派にフランス人として成長した。離婚協定は国境の違いで成立しない時代。日本を捨てた「独立記念日」。母親の「遺言公正書」も認められない法律に奔走すること19年。

 最終章には、偶然の無い人生なんてあるだろうか」無慈悲な仮説は恐ろしい孤独だけが残る。「偶然とは非日常に現れる」と信じるために「何事も見過ごさない」ことだ、と説く。災難や心労、不幸の山積みに自分らしく生きるには案外「孤独」の晴れ間で、「限りなき自由」「心もとない、深いわびしさ」を味わうものだ、と回想。

<読書>『孤独という道づれ』岸恵子 幻冬舎 2019

もう少し「深刻な孤独論」かと思いきや、「老後の人生伝記」だった。老後になっても実にいろんな挑戦を試みる自由奔放な人生。「老人の恋(愛)と性」の『わりなき恋』(幻冬舎 2013年)、『愛のかたち』(文藝春秋 2017年)で披露。本著は、老いの人生を教えてくれる名著。

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2025年9月15日 (月)

2025年、敬老の日

 今日は敬老の日だ。子供、孫たちから何の連絡も無い。市役所からも、同様。寂しい孤独な休日を過ごしている。時々は世界陸上のTVを鑑賞で慰めている。

 報道では、国民総人口に対し、老人(65歳以上)は約30%だそうだ。確かに、街を歩いていても多くの老人に出会う。ましておや、ボケ爺が、車に追突されての骨折を治療してもらっている大病院では80%は老人だ。

 多くの老人の「生き方のノウハウ書」を読んでみた。だが、あまり参考にならない。生きる環境や状況が、各自違うからだろうか。生活習慣病の対処の仕方も、今日明日にはどうしようもない事ばかりで、長期に続けなければならないのだろうが続くとは思えない。認知症にならないように、と数々の励ましがあるが、いずれも取り組むには遅すぎる。著名な学者で長生きされている先生方のノウハウは、特別の能力の持ち主だからできるのだ。

 昨日の女子マラソンで7位の小林香菜の走行スタイル見て、驚いた。他のマラソン選手と比べ、2倍以上のピッチ走行、不利な走行法だ。だが「それを貫く意志力と努力」が、格別なのだろう。ボケ爺も、若い時にこのような意思と努力を鍛えておけばよかったのだが。これも「Too late」で、人生完敗を認める。残念な人生!

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2025年9月11日 (木)

「記録的短時間大雨」

 東京、神奈川に「記録的短時間大雨情報」が発せられた。ボケ爺は、調布市の東端、世田谷に近い、ところに住んでいる。氾濫警告が発せられた野川、仙川の中間である。

 所用があって、電動自転車で出かけていた。2時10分前にこれは危ない、早く帰ろう、急いで帰宅。だが、京王線踏切で止められる。何度か雷が鳴る。風も強くなる。降り始めた雨が大粒になり始める。何とか自宅に着いた時には、氷が混じっていた。ずぶ濡れとまではならなかったが、ぎりぎりの帰宅となった。大粒の雨は窓を叩き付ける。

 TVのニュースで想像すると、大雨の中心地域は少し東(約5㎞)にずれたようだ。大雨は都心が中心となった様だ。TVで放映されるほどではなかった。よって、野川も仙川も氾濫は免れる。初めての経験に遭遇。

 この不安定な天候(ゲリラ風雨)は、全国的で、秋雨前線の南下からだそうだが。「秋雨はシトシト降る」のではなかったか?

<読書>『夏空 東京湾臨海署安積班』今野敏 角川春樹事務所 2024

10篇の集合体だ。著者による刑事もののシリーズは多い。ボケ爺には、それぞれの作品は「組織論・リーダ論のサラリーマンの教科書」に思え愛読。10篇で要約している。各篇には共通した「通奏低音」が流れる。それは、部下の能力を見極め適材適所の配置、と挑戦の機会を配慮し繰り返す。

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2025年9月 9日 (火)

不思議な植物一生?

 今朝は少し曇りからの始まりだ。いつもと違う道を散歩している。いつもと違うと言っても、午後はよく使う道だ。紫の小花が愛らしい。アパートの庭に植わっている。朝には満開で、夕方には、落花してしまう。一日花である。枝(茎)の先端に花を付ける。次の枝(茎)が育って待っている。そこに、早朝に紫色が開花する。そして、夕方にはすっかり散ってしまう。次の朝、次の枝(茎)に花を咲かせる。

 雨が降ろうが、風が吹こうが、37℃の日であろうが、一途に繰り返す。少しずつ全体の背は伸びるし、先端が枝の群衆は膨れる。なんとも不思議な植物だ。ボケ爺も真似ができると自信が持てるのだが、ヒトは枯れてゆく残念な生物だ。

 だから、次の読書を推薦する。きっと何かの賞をもらうだろう。

<読書>『逃亡者は北へ向かう』柚木裕子 新潮社 2025

雪がちらつく3月の東北、震災直後に起きた殺人事件、反ぐれを刺し、警察官を射殺、被疑者はなぜか東北(岩手)に向かう。自分を見放した父親に会うためだ。震災地域に、父親の入院している病院を目指す。不幸にも偶然起こす殺害劇、逃亡劇。福島、宮城、岩手の警察を巻き込んでの壮大な構想力、心の襞の表現力。生を受けた命を大切に。だが、思うようにならない非情な運命に、涙がこぼれる。

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2025年9月 7日 (日)

不思議な柴犬に出会う

 昨日は、雲一つない早朝の散歩へ、今朝は、夏雲(綿雲)の出現夏らしい。24節季では今日は「白露」らしいが、その状況にはほど遠い。

 アパートの二階への中間の踊り場に、柴犬が寝そべって、猛暑を涼んでいる?が太陽光線はその犬に容赦なく降り注いでいる。散歩に連れは青年である。青年は、アパートの壁にもたれてボーッとしているようだ。2日目の今日も同じ。あまりにも不思議な状況に、その青年に「何をなさっている?」と尋ねた。その瞬間、その柴犬は飛び降りてきて、ボケ爺から青年をかばうように、匂いを嗅いで、青年を見つめている。「いつも階段が好きで、散歩の途中では、必ず、この階段を上るんです」、と。

<読書>『美しく残酷なヒトの本性』長谷川眞理子 PHP新書

=遺伝子、言語、自意識の謎に迫る。「ヒトは不思議な動物だ!」この世は単細胞と、多細胞生物。多細胞生物は世代交代(生・死)を繰り返す。「ヒトとは遺伝子、言語、自意識の3つに謎を」「ヒトは火による料理で脳が発達」「ヒト多様は遺伝?環境?」「ヒトは本来「利他的」で、なぜ戦う?」「ヒトの能力は「興味(好き)と「賞賛」で」「ヒトは自己都合、批判排除、敵の過小評価、文化への偏見、に満ちている」「ヒトは見た現実を表現したがる」「ヒトはあらゆるモノを理解したがる」「ヒトは子育てに熱心だが」「ヒトは小集団を好み、優しい人がリードする」 進化生物学は益々ヒトの残酷さを見つける。

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2025年9月 5日 (金)

読売新聞は正しい報道か?

 読売新聞は「【ワシントン=松本健太朗、田中宏幸】米国のトランプ大統領は4日、日米の関税措置に関する大統領令に署名した」、と報道。しかし他の新聞や、NHKを始めとするTVの報道では、「米商務省ラトニック商務長官と赤沢交渉担当相との間で、日米の関税合意にサインした、多分1週間後にはトランプ大統領は大統領令にサインするだろう」である。しかも共同記者会見はなかった。が読売新聞は「共同記者会見で・・・」と伝えている。

 さらに、「日本政府がアメリカへの5500億ドルの投資に同意したことだ」とした上で、投資先についてはアメリカ政府が選定するとした「了解覚書」となっている」。詳細は合意書に盛り込まれていない、らしい。未だに、「投資」なのか、日本が言う「融資」を含んでいるのか、は不透明。

 その他、旅客機100機購入、液化天然ガスを含むアメリカ産のエネルギーを、年間70億ドル規模で購入。防衛力整備にアメリカ製の防衛装備品や半導体の年間数十億ドル規模で購入、義務等が含まれている。

 読売新聞は、「石破首相退陣」記事と同じように多くの項目で、他者記事と乖離している。

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2025年9月 3日 (水)

9月3日は「睡眠の日」

 この酷暑で、夜も25℃を下がることは無い。ましてや、このボケ爺、老人だ。厠に一度は起きる。つまらぬ夢ウツツは「翔平のホームランは、どうしたのか?」とか、「世界女子バレー、3日のオランダ戦に勝ってほしい?」とか。「NHK朝ドラの蘭子の恋は成熟するのか」とか?

 はっきりと夢で見るのは、「日本の未来?」は。石破首相の「詭弁によるごまかし政局対応」で、自分の保身と自民党内の勢力争いに拍車をかける。居座るなら、「日本の未来の政策を打ち出し確実な実行案を提示」して欲しい。

 中国は確実に「大国100年の計」に向かった進めている。だが、トランプ2.0に対抗するため、確実な抵抗戦略の下で進んでいる、と思える。欧州連合は、他党の連合政治で、新たな政治が、どう進むのだろうか、これが日本も同じ社会現象なのか?世代交代の必然なのか。

 サントリーHDの会長の新浪剛史氏が、薬物サプリを購入したとのニュース。社長のサントリーHDの創業者一族の亀井社長が記者会見。「なんともはっきりしない答弁」。これで社長がやれるのか?と思う、と同時に、「このは内紛か?」と疑う。で寝不足。

 体力が落ちる老人のボケ爺に、熟睡できる時はいつ来るのだろうか?

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2025年9月 2日 (火)

公園には秋が

 連日猛暑と熱帯夜が続く。ボケ爺も少々、熱中症かと、気になることがある。近くの品川街道の街路樹は百日紅である。百日間咲き誇ることからの名前の命名であるが。さらに今年は夏を謳歌して、満開の花がひつこく咲き誇っている。だが、美しい。

 裏の公園では、サクラの大木の葉っぱが散り始めてきた。風が吹けば落ち葉が増える。掃き掃除が必要。さらに、トンボ類が飛び始めている。ギンヤンマが多いようだが。灼熱に焼けた石に泊まっている。熱を感じない鈍感さが昆虫なのか?

 生物の多くは、この猛暑でも確実に秋を感じている。不思議な生物の世界だ。

<読書>『墳墓記』高村薫 新潮社 2025

作家高村から沸き立つ、声、声、声、が。死中からか、仮死状態からか、愉快な夢見の中からかも。今の現世と古今、新古今の時代とを自在に往還する。文章は長く、とても一回ではすんなり理解できない異次元の世界。ボケ爺、全く自信を無くした。

 

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