明治維新の勇者たち(読書から)
江戸から明治へ、すべての社会制度が改革された明治維新。多くの志を持った勇者が活躍をする。その働きが日本の基礎となっている。作家:司馬遼太郎はその様子を最も多くを語り残している。渋沢栄一は近代日本経済の父と呼ばれ、1万円札の肖像画に採用され回顧。市井で活躍の小説に残されている作品を読書する。
<読書>『紺碧の海』梶よう子 徳間書店
本作は歴史小説である。フィクションに近いが。明治維新の、表社会の変革ではない裏世相を描いている。失われた令和30年の改革の基本がここにあり、と主張。海外貿易の「起業家の寓直な生き様、挑戦記」を。八丈島の八条紬から、鳥島のアホウドリの羽毛。さらには、南大東島のサトウキビ(砂糖)生産と貿易と。情熱・推進力、そこに起きる事件と、リーダとしての洞察力と人情論まで。
<読書>『残映』杉本章子 文藝春秋 1995
明治維新(江戸から明治へ)時に翻弄され人々の哀歓。混乱した時代の史実に基づき歴史小説はリアルに飛び込んでくる。『残映』を中心に、2篇の短編も。江戸を引きずる庶民の人情と、武家の平民化への困難な変革との事件こもごも。革命時の歴史を考えさせられる。名作だ。
| 固定リンク


コメント