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2025年8月31日 (日)

初体験、38.5℃

 昨日は朝から雲一つない晴天だった。8時には30℃を越え、グングンと登り続ける。朝散歩を試みる。何とか、往き(約3.5Km)は、34℃以内で、カフェに到着。それでも、汗びっしょり。2時間ほど過ごして、帰宅に向かう。だが、太陽光線が刺さるように降り注ぐ。その光線で肌は痛い。日傘が必需品だと、男性に同情する。お昼には、36℃を越えてきた。

 所用があり、1時半に家を出た。状況は変わりない。ビルとビルの間の道路は風が吹くから、少しはましだが、太陽光線には益々強くなる。横断歩道はムーと熱気が舞い上がる。2時ごろ、ついに38.5℃を越える。都心より内地なので、さらに高いだろう。

 今日は雲は多いが、と気温は遠慮なく上昇しいる。体温より高い気温は初体験だ。特にこの3年ほど毎年、記録を更新続けている。と言う事は、来年も続くのだろう。特に、太平洋海の気温上昇が2倍ほど他より高いという。生物の生態に影響が出る。CO2量の問題だけではない、とボケ爺は常日頃思っている。地下マグマの活動が増しているのだ。今に、フィリッピンプレート境界、太平洋プレート境界で、マグマ爆発が増えるだろう。結果、海水温を上昇させる。クワバラ、クワバラ!!

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2025年8月26日 (火)

東北新幹線 又も運転見合わせ

 先日の話「【速報】東北新幹線 東京-盛岡 上下線で運転見合わせ」の報道。又起きたか?と。その内容は、JR東北新幹線は、午後2時10分ごろ、大宮と小山間で起きた「車両故障」の影響で、東京と盛岡の上下線で運転を見合わせ。原因は非常ブレーキが働いたこと、と。その前にも起きた山形新幹線と東北新幹線の連結ハズレ、その前は、電源故障による運航見合わせ、等々、

 先日の東海道新幹線の車両からの煙、の故障などと比べJR東日本の新幹線類の車両故障は多い。品質の検証が出来ていないことになる。

 失われた30年(今では40年と言われる)で、品質不良が目立つ。特に、自動車関連に目立つ。組織に安全文化が不足しているからだ。

 ①組織統制(ガバナンス) ②積極的関与(コミットメント) ③相互理解(コミュニケーション) ④危機意識(アウェアネス) ⑤学習伝承(ラーニング) ⑥作業管理(ワークマネージメント) ⑦資源管理(リソースマネージメント) ⑧動機付け(モチベーション) 等々。

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2025年8月18日 (月)

81回のお盆が終わった

 今年のお盆は、先祖の夢を見ていた。先祖の寿命までにはまだ何年かが必要。「しっかり生きよ!」と励まされ。そこで読書で補う。

<読書>『行先は未定』谷川俊太郎 朝日新聞出版 2025

著者は詩人、「言葉を操って楽しめる」人だと思っていた。だが、歳を取ると、「必ずしも言葉は自在にならない」、らしい。ボケ爺は、言葉で仕事をしていなかったので言葉は残学。だが、言葉が無ければ生きられなかった。何故? 心(五感)をさまよって言葉で伝えなければ人との繋がり生まれない。言葉は大切、「苦手な言葉を感覚に変換」。ボケ爺の「言葉は絵画芸術に化けた」。「死ぬに言葉は要らない」、と。

<読書>『知的な老い方』外山滋比古 だいわ文庫 2017

「思考・・・」で超有名な著者である。92歳で未だ元気に著作活動を続ける。「60歳からが青春」で、スタイリッシュになろう、と提唱。老いに勝つには、「転ぶな」「風邪を引くな」「義理を欠け」「恋をせよ」「朝散歩を怠るな」。三日坊主で良いから、次から次に趣味に挑戦する、こと。「80歳から起業しよう」では自らの経験が披露される。難しい提案も多い。だが、「人生楽しく過ごせ」である、と提案。

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2025年8月15日 (金)

15日放送の朝ドラ『あんぱん』

 朝ドラ『あんぱん』の放送で、主人公の「のぶ」の妹・「蘭子」と、「嵩」の戦友・「八木」の八木が経営する店での出会い。ここでの会話の言葉が機微に踊っていて、ボケ爺は思わず心像が飛び出すほど驚き、感動した。

―― のぶが八木の雑貨店を手伝っていると、そこに蘭子がやって来た。

のぶ:「妹の蘭子です。こちら八木さん」と紹介。「嵩」が「たくや」からの仕事を断ったと明かすと、八木は「あいつの書く言葉は全部、俺には詩に聞こえるけどな」とポツリ。のぶ:「ほんまや、詩ですね」とはっとした。

蘭子:八木に向かって「そんなふうにお感じになるあなたも詩人ですね」と話す。

のぶ:八木に「蘭子が雑誌に映画の記事を書いている」と紹介。

八木:「独立は考えないのか?」と尋ねた。

蘭子:「会社やめたいと思うことはあるけど……」と切り出して、「うち学歴ないやろ? タイプが早う打てても、それで見下す人はおるき」と悩みを打ち明けた。

八木:「逆境が人に及ぼすものこそ輝かしい」と言う。

蘭子:「お……シェークスピア?」と二コリと視線を向ける。

八木:「だから、今のきみがあるんじゃないか」と続けた。

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2025年8月14日 (木)

読書『世界は進化に満ちている』

 (岩波化学ライブラリー334)(深野裕也 岩波書店 2025) 副題には=進化は今この瞬間も節操なく進んでる= 進化とは変異・自然選択・遺伝が3要素で進む。ゆっくりとした進化も、急に起こる変化もある。いろんな生態系(沿岸、湿地、高山、森林、都市化、等)で起こる進化。環境変化(異常気象、温暖化、微生物、等)でも起きる進化。外来種自身も起きる進化。医療・パンデミック(ウィルス)で起きる人の進化、等々実証の例題は愉快。ならば「未来の人の進化」が気になる。宇宙開発で起きる進化。「社会の要望でも起きる?」

 ボケ爺の経験では、高校卒業時の「平均身長」が20年で10cm伸び、今も伸び続ける。「小顔」が願望になってから30年も経っていないが、8頭身どころか10頭身までも。「座るから椅子生活へ」、で、大根足は無くなった。さて、AI時代で、脳の進化は2分される?「AIを無意識で使う人」と、「駆使する苦労人」では、知力格差は益々拡大?

 生物の話だけではない。日本も「変異(歴史)を学び」「自由主義社会を選択」「文化史の遺伝」から進歩しよう。

 

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2025年8月12日 (火)

ベッセント財務長官の発言で

 ベッセント財務長官の直接の発言で、日本の財界人は「かなりすっきりした」と、今日の株価が上昇している。すなわち、赤沢担当相の一方的な説明では、不信感がつのっていたのだろう。

 日本経済新聞社がベッセント財務長官との単独インタビューを試みた。かなり、工夫した言い回しではあったが、今後の関税の成り行きの根本が分かった。それは、一言にまとめれば、「英国と同様に、関税関連の約束の実績を見ながら」「関税引き下げ実施時期は進められる」である。だが、赤沢担当相からは、常に、日本の交渉力に寄るかの如く発言で、一連の交渉実績は、「我にあり」のごとき発言と大きな違い。

 赤沢担当相は、反論は出来ないだろう。まだまだ、理解しきっていない項目があるのではないか?と疑問さえ残る。なぜ、「会談議事録(米との合意書ではない)は作らない」、と強調するのか、「官僚上がりの政治家は?」

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2025年8月10日 (日)

日航123便、御巣鷹山で、40年

 日航ジャンボ機(123便)の御巣鷹山墜落から40年が経つ。ボケ爺は、新幹線で帰宅中。熱海駅を通過中に社内ニュースで知った。

 その時、ボケ爺は、日航ジャンボ機が、「なぜ山奥に迷い込んだのか?」疑問を抱き続けた。ボケ爺は、学生時代に航空工学を専攻していた。常識的には、海に着水を試みることで、死亡する人は少なくなるはず、と。尾翼の方向舵が不能になってもエンジン4基が正常だから進路は「エンジンの出力と主翼のフラップを操れば」、海岸沿いに着水できるはずだ、「なぜ羽田に戻る努力」をしないのか。その後の報道で、隔壁の爆発で尾翼が破損し進路を操作できない、の原因報道。図を見ると隔壁破損物が、図にある「破損尾翼場所を壊せない場所(方向)と距離」である、これも疑問となった。そんな疑問を解消してくれたのが、下記著書であった。

 『誰も書かない「真実」 日航123便はなぜ墜落したのか』森永卓郎 宝島社(2024)実は、このマンガ編の前に、(確か、マンガでなく「不都合な真実」の著書あったと思ったが、検索できない。どこからの圧力が?)先ずは一読あれ。(未だに、「墜落」とは使われず、「事故」となっている摩訶不思議)

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2025年8月 7日 (木)

朝礼暮改の赤沢交渉相

 官僚上がりの政治家の口で誤魔化しにはほとほと愛想が尽きる。これで良いのか日本政治。国民の心配する関税交渉、一旦は「交渉完了、トランプを刺激しないように、実施時期を見守る」で誤魔化し。これ程までに、英会話力がないのか、あきれるばかり。たかが2~3年留学では元々無理だろうが。

 先ずは「投資=Investment & Financing or Finance」と解釈しているが、トランプ、アメリカ報道は「Investment」とだけしか言っていない。要はアメリカが自由に使える投資額である。又、自動車関税の15%に下げられた、時期だけがまだ、と。アメリカは、その他も含め、実績を見ながら考えるの注釈が付いていた。通常の製品も15%かけると(特別扱い品は無い)と釘を刺される。

 国会答弁で、あれだけ「トランプを刺激しないよう見守ることが正論」と。だがその舌の根も乾かない内に、早々に交渉に出かけた。だから、ボケ爺はせめて交渉団の議事録が必要と言ったのだが作らない。なぜだ?

 日本国の未来を背負っての交渉に、議事録を無視する政府は、戦後80年後の大失策は議事録なしの政府の暴走が原因だ。第二次太平洋戦争の石破首相の昨日の広島被爆の挨拶でも、国内政府の暴走を戒めることは言わない。海外国に向けての戒めだけに終わらせる。これで良いのか日本国。

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2025年8月 6日 (水)

明治維新の勇者たち(読書から)

 江戸から明治へ、すべての社会制度が改革された明治維新。多くの志を持った勇者が活躍をする。その働きが日本の基礎となっている。作家:司馬遼太郎はその様子を最も多くを語り残している。渋沢栄一は近代日本経済の父と呼ばれ、1万円札の肖像画に採用され回顧。市井で活躍の小説に残されている作品を読書する。

<読書>『紺碧の海』梶よう子 徳間書店

本作は歴史小説である。フィクションに近いが。明治維新の、表社会の変革ではない裏世相を描いている。失われた令和30年の改革の基本がここにあり、と主張。海外貿易の「起業家の寓直な生き様、挑戦記」を。八丈島の八条紬から、鳥島のアホウドリの羽毛。さらには、南大東島のサトウキビ(砂糖)生産と貿易と。情熱・推進力、そこに起きる事件と、リーダとしての洞察力と人情論まで。

<読書>『残映』杉本章子 文藝春秋 1995

明治維新(江戸から明治へ)時に翻弄され人々の哀歓。混乱した時代の史実に基づき歴史小説はリアルに飛び込んでくる。『残映』を中心に、2篇の短編も。江戸を引きずる庶民の人情と、武家の平民化への困難な変革との事件こもごも。革命時の歴史を考えさせられる。名作だ。

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2025年8月 5日 (火)

「清張が描く女たちの遍歴」

 読書『松本清張の女たち』酒井順子 新潮社(2025)の感想である。過去、2~3作を読んだだけ。実は面白くなく途中放棄した。だが、作品中の女たちに、こんなに深い洞察を読み取る必要があったとは、目から鱗だ。

 清張は明治42年生まれ(太宰治と同年)。専念作家レビューは46歳。で遅い参入だ。狙いは女性読者を引き起こそうと。最も堅物の「婦人公論」に、読者ターゲットを決めての作品作りだ。

 日本は戦後高度成長時代が労働者の変化をしていた。①お嬢様は見合い結婚で専業主婦時代から、②一般社員(お茶くみ=寿退社)時代、③男女機会均等法(総合職不満時代)、④長期勤務を期待(共働き時代)と女性の立場が大きな変化を起こした。その陰で、水商売の玄人女性時代は変化なく、闇の黒い影の社会は続く。その変化に合わせ、女性誌が大演歌で盛り上がり女性読者の引き起こしが成功する。「女性自身」「婦人公論」「新婦人」、「週刊明星」「婦人俱楽部」「主婦の友」「婦人画報)他多くの「週刊ゴシップ誌」が。清張の「お嬢さん、玄人女」の事件への絡み(恨み、嫉妬、金欲、性欲)の作品が、女性誌上で炎上。そんな中、S28年(1953)『ある『小倉日記』伝』にて芥川賞を受賞。源氏鶏太、円地文子などの、ロマン流小説の中、清張のロマンスミステリーは異色の存在だ。

 経済成長の全盛期、「転落(身の持ち崩し)お嬢さん」「セックス中毒のお嬢さん」の絡む作品が人気作。後押しをしたのが、謝国権『性生活の知恵』S35年(1960)200万部のミリオンセラーであり、女性誌もセックス論満載(「なんとなくセックスを」「男次第ではない人生」に入り込む)。

 極め付きは、今日のセクハラ全盛期の女を描く=「美しき闘争」「葦の浮船」「距離の女因」「喪失」など。S54年(1979)に一部の女性誌で「セクシャルハラスメント」が紹介。1989年から、セクハラが騒がれ、もはや「性犯罪=セクハラ」時代(共働き時代の落とし子)、が。清張はもっと早くから予想していた」。清張の女性洞察力、恐るべし。

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2025年8月 4日 (月)

交通事故に遭遇する

 7月31日のお昼ごろ、自宅まであと200mの甲州街道で、ボケ爺、自転車で帰宅中。後方から小型車に突される。どうやら、右ひじとバックミラーがぶつかった様だ。右に(道路中央側)横転して晴天の空を眺めていた。横転した時間まで、記憶がない。お尻を引きずって、すり抜け、」自転車を起こし、歩道まで移送させ点検する、が擦り傷だけで帰納的に問題ない。歩道に駐車させた。その時、自動車の運転手がやって来て「すみません」「住所と名前と電話番号を教えてください」、と。

 目撃者が後方にいた方が、」警察を呼びましょう。救急車は必要ですかと、応援してくれる。すると警官と事故処理者もやって来て処理が終わる。その時点では、擦り傷の5か所ほど、右手首の打撃、右の薬指が突き指か?程度で、「病院には行かない」とした。

 すると警官は、「事故死と処理します」もし、「その後、病院に行き散ろうが必要になったら、人身事故に変更します」、と。翌日。少々痛さが強くなり、右頭にコブが出来始めたので、病院に行く。10時半に病院に行き、整形外科(打撲・突き指)、脳外科(打撲)、形成外科(擦り傷=結果10か所)で、最終的には、突き指で骨が割れて浮いている。手術以外直せない。と。明日、午後一番に手術するから、午前中に必要な検査を終えておいてください」、と。何と、6時pmまで掛かった。

 今日、警察署に出かけ人身事故に変更。書類を書くに1時間かかる。その時、「相手が全面的に悪いと言っていましたか?」と確認すると、「相手が何を言っていたか、は言えません。当事者で話し合ってください」、と。保険会社からは、当日の午後には電話があり「物品の故障、治療代は、全額お支払いします」、と。これらで4日間丸つぶれ。

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