コーヒーはいつ迄楽しめるのか?
昨日は小雨の降る長雨で、朝散歩は止めて一日のんびりと読書をして過ごした。結果、3軒のカフェをはしごしてしまった。だが、どのカフェ店舗のコーヒーも高くなっている。今年の正月明けと比べて約5割高だった。噂で気にしていたのだが。これでは、気安く飲めない。残念な時代になった。今のまま異常気象の温暖化、と労働力不足ではきっと庶民は飲めない高級嗜好品となるであろう。
<読書>『狸穴あいあい坂』諸田玲子 集英社 2007
ムジナがもたらす事件の発端か、恋の縁結びか。麻布狸穴町で起きる事件を解決する、火盗改与力と、町方とが競い合いながら事件と恋の絡みを解決できるかがドキドキで愉快。連作時代劇篇。
<読書>『水脈』高樹のぶ子 文藝春秋 1955
水にまつわるファンタジー、官能と夢幻。それは、別離、再会、哀楽、切なさ、そして死に至る。水脈の切実な変容と、自在な官能の香り漂う10編に仕立てている。創造性豊かな内容に感激が波の如く押し寄せる作品群。
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