桜見
やっと晴天。散歩に出る。サクラは満開に近い。調布市も例外にもれず、多くの名所に近い美しいサクラが咲く場所がある。「仙川駅のサクラ」「NTT研修センター(旧中央学園)」「神代植物園」、等々。それに、野川の土手に咲くサクラは、小金井市(多磨霊園を含む)、三鷹市、調布市、そして世田谷区(成城学園)と続く。土手には菜の花の黄色が添えられるから、格別の美観だ。
昼のニュースは、各所のサクラ。尹大統領の罷免が決定で騒ぐ。それに、トランプ2.0の相互関税の理不尽を訴える解説者の感情的叫びに、日本人のロジック不足にあきれる。さて、午後は読書で過ごそうか。
<読書>『疼くひと』松井久子 中央公論新社
作者は、雑誌ライター、TVドラマプロジューサー、映画監督から、上野千鶴子より小説を勧められて、小説家デビュー。「人体感覚」には「蓋をしてきた問題点」を、と本著に至り「女体感覚」を最大暴露した、と。だが、セクシャル(エロイ)の「女性の感覚」が描かれているのか、ボケ爺は疑問を感じた。
<読書>『またどこかで 大人の流儀12』伊集院静 KODANSHA
本著者の小説は興味がなく読んでいない。文章もボケ爺には合わなかった。だが、本エッセイは、作家の心情が前面に出ていて愉快だ。さらに、話題の振り方に知識力の深さ、と経験記憶力の多才さを知ることになる。
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