桜開花、霞む晴天は花粉と黄砂

　昨日、ソメイヨシノが開花した、と。至る所のソメイヨシノは今日には一斉に開花していた。路傍ではタンポポの黄色な花が先日来咲き誇っている。散歩の途中の野川の土手は菜の花が黄色い花を咲かせ始めた。

　春の到来を知る黄色、ボケ爺のお気に入りだ。ロウバイから始まって、ミツマタ、コウゾウ、フクジュソウ、ミモザ、スイセン、等々。昆虫が気いる色なのだろう。

　今朝の空は晴天なのに霞んでいる。空気は乾燥、にも関わらず。花粉と黄砂がもたらしているのだ。黄砂も黄色と書くのだが迷惑な話だ。ボケ爺は一日中、鼻汁の処理に苦しんでいる。確かに、今年の花粉は多い。午後から自宅にこもったら、読書が進んだのだが。

＜読書＞『After 2040 Ikegami』池上彰　主婦の友社

終章に、ドラッガ曰く；「未来を予測する一番良い方法は、自分で未来を作ることだ」、と。これからたった16年後で、令和の7年が様変わりする、と言明している。

＜読書＞『私たちの日本経済』宮本弘暁　有斐閣

大学の教科書として綴れた。丁寧で全体を網羅。データも新しい。ボケ爺は、未来の世界、取り分け今の日本の体質改善に興味がある。序文に「過去30年の日本経済は「低成長」「低物価」「低賃金」「高債務」状態だが、解決の見通しはない。と断言。