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2025年3月 4日 (火)

驚異的な人口減少72万人

 2024年出生数は最少の72万人 10年で3割減(前年の5.0%)、となってしまった。ボケ爺の時代、一学級が50人で、団塊の年代は2年後で55人学級だった。約230万人/年であった。その時代の人々が後期高齢者に突入して、新生児よりも多い。現役世代の社会保険料負担はさらに重くなる。統計学的推計よりも15年も早い減少。9年連続。さらに、23年の75万人から24年にかけて約4万人減っている。2030年では、出産数は約50万人。恐ろしや。外国人の出生数は、2~3万人平均だそうだ。

 隣の韓国でも日本よりも深刻だ。出生率が0.72と言う。日本(1.2)よりも少ない。子育て支援(出産、子育ての手当)は多様で高額。日本は韓国に及び出ない。ボケ爺が思うに、この根本原因は、出生補助の金額の問題ではない。両国とも共通する社会課題は、「首都への一極集中(韓国では近畿道に国民の半数」の弊害であろう。都市での暮らしは、「人間性格差」「生活費インフレ」。田舎(地方)には十分な生活基盤が整っていない。最近の結婚観は、女性は年下の男性を好むらしい。女性の適齢期が高齢になっているから。さらに、地方では老後対策も重くのしかかってくる。

 出産費の増額、授業料無償、等よりも、何としても「都市への一極集中」を阻止するために、地方に働ける環境を整えなければならない。本腰を入れて地方創生に全力を傾けて欲しい。

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