東京の久しぶりの雪だが
久しぶりの雪が、東京でも降った。が、すぐに雨と変わり、車の屋根、フロントにほんの少し残っていた程度の量だった。
今朝の散歩は、晴れ渡り気持ちが良い、だが、風が強い。野川では強風で波が経っている中、マガモの夫婦が、3組縦になり川上に移動している。その光景を、シラサギが見送っている姿に、なんだか滑稽さを感じた。
富士山が甲州街道から顔を出している。その手前に見える丹沢山系の峰々が、この冬、初めて薄化粧をした。毎年、富士山と見間違うほどの白い峰に変身するのだが。
梅も散り始めた東京にも、河津サクラは満開だ。ミモザの真黄色の小花群も枝を撓まして春の薫を散らしている。沈丁花(ジンチョウゲ)も強烈な香りが。花粉症では味わいきれない。春近し。
<読書>『昇華 機捜235』今野敏 光文社
警察庁、警視庁は官庁、特に上下関係が厳しい組織。その生き抜き方は難しい。特殊な能力のカリスマ性を発揮する人などの組織で生き抜く方法を展開と、事件の複雑性を重ねて解決に導く人間関係性組織論の妙味は、民間企業でのサラリーマンを意識したフィクションでの説得は、何時も敬服する。
<読書>『隠蔽指令』江上剛 徳間書店
銀行と政治家と不倫、それにヤクザが絡む。不倫絡みとヤクザ絡みの頭取の融資回収の始末を頭取秘書として、隠蔽のままで結末を期待される。当事者は、妬み、恨み、で押し付けて逃げる。最終は、不正を知りながら自身に「隠蔽指令」を課して、反撃に出る。『人生に七味あり』のサラリーマンの苦悩を描く江上流の作品。
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