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2025年2月 3日 (月)

雪に振られた節分

 昨日は、暦上の本日の立春より一日早くなった。地球の自転の僅かなぶれを修正した結果だと言う。「朝から雪だ!」だと天気予報は騒いでいたが、空振り、となってしまった。残念!

 雪を見込んで、朝の散歩は取りやめて、一日、部屋にこもって読書三昧と意気込んだが、ウトウトに見舞われた。

<読書>『読書と言う荒野』見城徹 幻冬舎

読書の量が人生を決める、苦しくない読書はない。と豪語する。人間は劣等感の塊だ。だから、他の人生を読書から学び、「自己検証(反省分析)」「自己嫌悪(ダメなとことを自覚)」「自己否定(次の挑戦の糧)を見出す。編集者人生の苦悩と挑戦の自分史だ。

<読書>『眠れなくなるほど面白い生命科学の話』高橋祥子 日本文芸社

少々主題が長いが、まさしく面白い。生命科学がここまで進んでいるのかと、驚く。全ての説明に図解が付与されているから、その絵を眺めているだけでも、分かったつもりになる。特にたんぱく質構造などの組み合わせに未来がある。今後はAIが支援。速く研究が進むように、政府の大々的な支援を望む。

<読書>『傲慢と善良』辻村深月 朝日新聞出版

「ストーカに追われている、助けて」、と婚約者の電話後、失踪。ミステリーの謎解が始まる?失踪の真実を探るために多くの同僚に話を聞く。「男は貴女のことを70点の人物」、「なので捨てられるかも」と、嫉妬から同僚は「傲慢な考え」に変質。傲慢曰く、孤独な人間は「自分の考えは常に正しい」と、思いこむ。傲慢は自己評価を怠る。コミュニケーションは難しい。「善良」曰く、真面目な善良は「嘘も方便」が使えない。

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