「令和の米騒動」
日本の政府、官僚は何故、検証結果を公表しないか?なぜ反省、検証、分析を怠るのか、分析をしないことが「美徳」と思っているのか?責任を追及されたときの「自己保全」のためだろうが。と言うのは;
「米騒動を「放置」してきた農水省は突然に「備蓄米放出」方針を打ち出した」。コメの価格高止まり対策のために、「農林水産省」は政府備蓄米21トンを市場放出すると言う。同省は一貫して備蓄米の放出に否定的だった。この21トンも、どうして決めたのか? 全く説明がない、「とりあえず様子見のため」、と言う。行き当たりばったりの政策で良いのか?
「令和の米騒動」は昨夏から続いている。だが静観してきた。農水省は①「備蓄米の活用ができる状況にない」。②「新米が順次供給され「円滑な米の流通」が進めば、需給バランスで一定の価格水準に落ち着く」、と。
備蓄米放出を求めていたが、「全体としてコメが足りていない訳ではない。政府が市場価格に介入することは避けなければならない」、と一貫して反対の立場を取り続けてきた。
なぜ、「足りていない訳がない」「順調の米の収穫も乗り切った」「コメの需要は増えていない」。ならばさらなるコメ余りが起きるはずだが。市場に出ない米は一体どこに隠されているのか?どこかの流通機構に隠されているはずだ。それを調査したのか?その調査をサボって、今になって政府備蓄米の放出。それもたかが21トン。何かが狂っている。サボっている。それとも政府備蓄米として隠蔽しているのか?まるで「江戸時代の米騒動」と同じではないか。
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