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2025年2月 8日 (土)

石破首相vsトランプ大統領

 朝早くから、石破首相とトランプ大統領の会談の結果報道を待った。やはりと言うか、石破首相の防戦で成果は無かった。それにしても、多くのマスコミが随行したであろうが、その成果報道内容に違いが出ている。何故? 英語力弱いのか?それとも潜在認識に差があるのか?又、石破首相への忖度(不都合なこ)なのか? いずれにしろ残念な結果だ。

 安全保障関係は、アメリカとしても日本主張を拒否する理由はない。だからここに成果はないことは事前に解っていた。一部では「合意事項の合意書に調印したい」とのことだったが、調印できなかったことは成果はマイナス評価になる。

 軍事費については、やはり追加要求が持ち出されている。どこまで強い要求だったかは、マスコミは分かっているだろうが、忖度して黙っている。

 経済面では、日本は「お土産を貢ぐ」内容だ。アメリカの属国だから貢を差し出さねばならない。①USSのM&Aは無く、投資で貢。関税は、②特に自動車ではアメリカでの生産増の貢。それ以外の対日貿易赤字に関税を課すことも貢。③液化ガスを輸入すると約束、さらにアラスカ州の石油・天然ガス事業に日米合弁事業に出資で貢ぐ。④成就の軍事費の増額についても貢いでいる。結果、トランプ大統領の完勝。石破首相の相手ではない。

 日本の官僚がここまで無能だとは思わなかった。早くからアメリカ要人とネゴをしていたのだろうが、その根回しが出来ていなかった。石破首相だけではない参謀がいないのだろう。

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