« 2025年1月 | トップページ | 2025年3月 »

2025年2月28日 (金)

トランプのクシャミと花粉症

 ホワイトハウスも寒波が続く。就任1カ月に70件以上のトランプ2.0大統領令でクシャミが止まらない。その個別交渉の対象事者は花粉症で、鼻がムズムズ、涙でティッシュペーパーが離せない。さらに、治す薬(トランプ2.0風邪、花粉症に効く薬=Deal)も見つからない。さらに、それらの質問に回答する件数は1000件以上で、即答と言われている。広報部が必要ない程だ。

 トランプ大統領に批判的であっても、この精力てき行動は並大抵の勉強(情報収集力)家で、「地政学」地経学」「地勢学」に及ぶ。世界中が振り回されている。株価の変動も、今ではナスダックからのショック波動で株価が即反応する。

 一方、日本はどうか、政治家、官僚は「地(政)学、地(経)学、地(勢)学」に無知。石破首相は、無知をごまかすために、延々と「・・・を丁寧にお聞きして真摯に対応しなければ・・・」を繰り返す石破首相。提案は出てこない。言葉遊びだけで、日延せしめる。

 イスラエル・ハマス闘争も、即、休戦協定に至り、実行させている。これからはどうなるかは、当事国の誠意で決めよ、と。

 ロシアのウクライナの侵攻も停戦交渉に巧みな戦略を展開している。これらはいずれも、Deal(取引)手法によるものだが。この方法が「未来に禍根を残さない」と、ボケ爺は感心している。だがDeal論法でどこまで、世界は動かせるのか?

 さて、28日のゼレンスキー大統領とトランプ大統領の会談でどうなるか?その後のプーチンとこDealはどうなるか?トランプ2.0 の手法に目が離せない。

| | コメント (0)

2025年2月27日 (木)

キックバック不記載の指示者は?

 衆議院の予算委員会の参考人聴取に応じた「安倍派の元会計責任者」の松本淳一郎氏が「いまは現職ではない議員にキックバック再開を求められた」と、を名言。「元議員」以上は黙。中々、巧みな答弁で一件落着。政治家の隠し事の論法は巧みだ。

 一方企業の政治献金は、東洋経済の調査では、「一般財団法人・国民政治協会」は自民党の政治資金団体であり、自民党は本協会を窓口にして政治献金を受ける。本協会の1年間に受け取った「30億円ほど」の政治資金の内、70~80%が、本協会から自民党に寄付される構造である。(残り20~30%は何に使われているのか?)

 政府から多額の支援金(プロジェクト援助金)を受け取っている企業がズラリと並んでいる。企業と政府(自民党)との癒着状況が明確に示される構造だ。

 ここで、米沢藩を救った上杉鷹山を思い出してほしい。ケネディー大統領も尊敬していた、と言われているが。「士農工商の差別化を無くする」「多様化を尊重」「質素倹約」「閣僚は「徳、倫理観」」「私腹を肥やすな」、さらに「経済成長には他藩に売れる生産物を考案せよ」「売れたカネ(利益)は、次の産物の開発に」「藩民の生活に支援」使う事、等々。日本にも、真の政治家が居たのだ。

| | コメント (0)

ロシアはウクライナに「侵攻」or「紛争」

 トランプの和平介入の前は、世界では、「ロシア・ウクライナ「戦争」」、言っていた?今日、G20ではロシアの「ウクライナ「侵攻」」で、ロシアは反対。国連では、アメリカが妥協しては、「ロシアとウクライナの「紛争」」でロシアが合意した。

 バカなボケ爺は、いろいろ情報を集めても、ロシアの「ウクライナ侵攻」、否「戦略」の理由が全く分からない。戦争を仕掛けたロシアの説明も、攻められたウクライナからも、その不合理さに言及するところがない。結果、トランプが言うロシアの「地下資源(レアアース)」の欲しさだったのか?日本も明治から昭和まで、理由が明確でない大陸侵略戦争を仕掛けている。何故、節度なくやるのか、ここも不透明だ。

 言えることは、大国になるのには、「土地の広さ」「人口(労働者)の数」と言う事で戦争を起こす?しかし、今回のロシアの言う「これは紛争だ」とは①「紛争とは」第三者が使用する言葉」だと思う。②あえて「紛争」なら、何が理由の紛争か」の説明が必要。ボケ爺は、どう見ても、「ロシアの領土拡大の「侵略」」であり、「侵攻」とも「紛争」とも違う。戦略だ。と断定する。もし、日本語の解釈の間違いが無ければ、だが。

 さらには、景気拡大(経済成長)のために軍事産業の拡大、雇用拡大の先をプーチンは読んでいたのか?

| | コメント (0)

2025年2月24日 (月)

寒さも今日まで?

 朝の散歩に出る。寒いが、10分も歩けば体はあったまる。年寄りは厚着するからだが。野川の水量が下がり川底が見える。降水量が極端に少ないからだろう。だから大物の真鯉は遊泳していない。渡り鳥では、シラサギが、今年は多く飛来している。この3日ほどは、5~7羽は小魚を狙っている。マカモは10羽ほど、シラサギの漁場を荒らしている。それでもシラサギは、黙して語らず、起こることは無い。むしろ逃避し水面を滑空して飛び去る。

 今年は、例年よりも救急車の出動が多いように思える。この辺は消防自動車の出動は少ない。単発の出動だから、」自動車事故かな。そんなことを考える程の暇でのんびりとし、うたた寝の日々だ。これで良いのか、と。

<読書>『眠れる美女』川端康成 新潮文庫

ノーベル賞作家。『雪国』は触りを読んだことがあったが、ボケ爺には気になる作家ではなかった。が、エロティックを感じる作家との評論があって、読んでみた。なるほどきわどいシーンが。そこに美しい文章が。美文を勉強するには、なるほど。

| | コメント (0)

2025年2月17日 (月)

浅薄な施策の「地方創生2.0」

 残薄な発言が常套な石破首相や、他の閣僚には、未来日本は衰退の一途を押し勧めるだろう。特に、「石破首相の美辞麗句」「トランプには貢物」には呆れる。

 基本的に論理的な発言とは、「・・・を施策として提言する」「何故ならば・・・である」。の「何故ならば」の「エビデンス」を付与しなければならない。だが、誰も、「何故ならば」の裏付け(エビデンス)提案は無い。

 2014年から安倍政権が始めた「地方創生」。初代は石破担当相だった。石破茂首相は目玉政策として「地方創生2.0」を看板政策とした。25年度予算案は24年度当初比で「倍増の2000億円」の交付金を計上。課題は「地方成長のエビデンス」だが。

  「今日の一極集中から地方こそ成長の主役」との目的であった。過去10年、地方の人口減に歯止めがかからない。東京都、さらにその近県への転入は増え続けている。目標設定値が無い、や成果検証・分析の甘さがある。例えば、26事業の予算消化率が毎年60%以下。GDPでも14年度から10年間の実質成長率は年平均0.5%と伸びていない。14年に1.42だった出生率は23年に1.20まで落ち込んでいる。つまり、目的は何一つ進んでいない。ならば、予算を倍増しても、根本的な解決にはならない、は明らかだ。歴代の首相、閣僚、官僚の「美辞麗句」は止めて欲しい。具体策が必要だ!

| | コメント (0)

2025年2月15日 (土)

強欲と傲慢のフジTV事象

 今日は立春に相応しい穏やかの暖かさである。これが長く続くといいのだが。お祭り騒ぎの好きなマスコミの「中居正弘のセクハラ」「フジTVの“上納”コンプライアンス」。あの騒ぎは何だったのか?下手な質問、追及の論理にもあきれる。いつの間にかウヤムヤ。これが日本のマスコミの軽薄な行動だ。

 思い出す。昭和時代のバブル全盛期に、金融機関・企業による、官僚の接待が盛んだった。政府の方針や、バラマキ支援金の情報を掴むためだ。エスカレートして、「“ノーパン接待”」にまでエスカレートし、官僚間の宴会でも。その時もマスコミの追及は中途半端で、責任を取る人もいない。いつの間にか、失速してしまった。

 日本はこのような「痴態」を堂々と行い、「恥」に思わない人種か?武士は恥を最も重視していたはずだが。痴態は繰り返す。残念な人種だ。

<読書>『海と毒薬』遠藤周作 新潮社

「良心とは?」を問い続けた作家、と思っている。中期の『沈黙』、後期の『深い河』の前に、この課題の提案だった。一貫してキリスト教の倫理観に対し「神を持たない良心は、罪として善にも悪にも変容する」。「人間の倫理の根源」とは何だろうか、を考えさせる秀作だ。

<読書>『財務省亡国論』高橋洋一 あさ出版

今日の財務省は天下りの一点に興味。天下りが有利になる施策のみ。「DIAMOND(2024.8.26)に財務省天下り給与の公表。他省庁の2番手の2~4倍高額。顧問料と二重取り」も。他官僚の天下りは高額だ。財務省の基本は「増税だけを考えた施策」「公共投資を止める」「国債を無制限に発行」「補助金名目でバラマキ」だ、と闊歩する。

| | コメント (0)

2025年2月14日 (金)

「令和の米騒動」

 日本の政府、官僚は何故、検証結果を公表しないか?なぜ反省、検証、分析を怠るのか、分析をしないことが「美徳」と思っているのか?責任を追及されたときの「自己保全」のためだろうが。と言うのは;

 「米騒動を「放置」してきた農水省は突然に「備蓄米放出」方針を打ち出した」。コメの価格高止まり対策のために、「農林水産省」は政府備蓄米21トンを市場放出すると言う。同省は一貫して備蓄米の放出に否定的だった。この21トンも、どうして決めたのか? 全く説明がない、「とりあえず様子見のため」、と言う。行き当たりばったりの政策で良いのか?

  「令和の米騒動」は昨夏から続いている。だが静観してきた。農水省は「備蓄米の活用ができる状況にない」。②「新米が順次供給され「円滑な米の流通」が進めば、需給バランスで一定の価格水準に落ち着く」、と。

 備蓄米放出を求めていたが、「全体としてコメが足りていない訳ではない。政府が市場価格に介入することは避けなければならない」、と一貫して反対の立場を取り続けてきた。

 なぜ、「足りていない訳がない」「順調の米の収穫も乗り切った」「コメの需要は増えていない」。ならばさらなるコメ余りが起きるはずだが。市場に出ない米は一体どこに隠されているのか?どこかの流通機構に隠されているはずだ。それを調査したのか?その調査をサボって、今になって政府備蓄米の放出。それもたかが21トン。何かが狂っている。サボっている。それとも政府備蓄米として隠蔽しているのか?まるで「江戸時代の米騒動」と同じではないか。

| | コメント (0)

2025年2月10日 (月)

石破構文はおぞましい

 石橋首相の日本をアメリカに売り飛ばす「売国行為」、「自身の保全」を考えている石破構文に、呆れてものが言えない。なんとおぞましき事か・

 昨日の「石破首相vsトランプ」に続きである。与野党、官僚、経済界も、トランプ大統領が、日本に対して大きな課題をつきつけなかったことに、石破首相の会談は成功だったと賛美している。本当か?

 先日の「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)に生出演。社会学者の古市憲寿氏が「石破構文」に触れて厳しく追及すた。つまり、石破首相曰く、「石破構文」とは、①「トランプ大統領の意見を否定しない」“否定しない話法”を身につけた、と。②“石破構文”風にクダクダも言わない」。つまり、《何を言ってるかわからない》《長いだけで内容がない》《結論をなかなか言わない》、を故意であることを自らバラす。

 《仮説の質問に回答できない》で、トランプが「Good Answer」と会場を沸かした。日本のメディアはこれを賛美したが、現地では、日本は思考停止の、行動しない日本国と、改めて認識された。その証拠に、トランプは握手もせず、立ち去った。

 《No、と言わない》は裏返せば、日本からの「貢物を差し出す」「媚びる」こと、である。つまり、①石破茂首相が日本の対米投資を1兆ドル(約150兆円)まで引き上げる。これは政府が出すとは言っていない、民間がアメリカに投資するだろう、と。石橋流のおぞましき石破の《売国》行為である。②USSの買収を投資で合意、だがその真相は明かさない。(これも、おぞましき行為である)。

| | コメント (0)

2025年2月 8日 (土)

石破首相vsトランプ大統領

 朝早くから、石破首相とトランプ大統領の会談の結果報道を待った。やはりと言うか、石破首相の防戦で成果は無かった。それにしても、多くのマスコミが随行したであろうが、その成果報道内容に違いが出ている。何故? 英語力弱いのか?それとも潜在認識に差があるのか?又、石破首相への忖度(不都合なこ)なのか? いずれにしろ残念な結果だ。

 安全保障関係は、アメリカとしても日本主張を拒否する理由はない。だからここに成果はないことは事前に解っていた。一部では「合意事項の合意書に調印したい」とのことだったが、調印できなかったことは成果はマイナス評価になる。

 軍事費については、やはり追加要求が持ち出されている。どこまで強い要求だったかは、マスコミは分かっているだろうが、忖度して黙っている。

 経済面では、日本は「お土産を貢ぐ」内容だ。アメリカの属国だから貢を差し出さねばならない。①USSのM&Aは無く、投資で貢。関税は、②特に自動車ではアメリカでの生産増の貢。それ以外の対日貿易赤字に関税を課すことも貢。③液化ガスを輸入すると約束、さらにアラスカ州の石油・天然ガス事業に日米合弁事業に出資で貢ぐ。④成就の軍事費の増額についても貢いでいる。結果、トランプ大統領の完勝。石破首相の相手ではない。

 日本の官僚がここまで無能だとは思わなかった。早くからアメリカ要人とネゴをしていたのだろうが、その根回しが出来ていなかった。石破首相だけではない参謀がいないのだろう。

| | コメント (0)

2025年2月 7日 (金)

日産の栄光は維持できるか?

 日産の経営が、2回目の危機に陥っている。グルーバードの成功、トヨタのコロナと競争を繰り返した。モデルチェンジするたびに、売れ筋は入れ替わった。その時まではほぼ対等だったが経営は可笑しくなる。一つ原因は、強い労働組合に独裁者が。二つ目に、トップ企業のトヨタに負けたくない、との強欲と傲慢な社内風土を生まれた。

 その結果、経営指数では、総売り上げは、トヨタの半分まで落ち込み、機種はトヨタと同じ数だった。当然、利益は地を這う。リストラのゴーン社長がV字回復。体質は、「誰かが決めてくれる」「天下の日産との傲慢体質」が蔓延し続いた。

 さてホンダが助け舟を出した。多分、日産の傲慢体質は、「二輪車出身のホンダの軍門にだけは下りたくない」だろう。豊臣の大阪の陣、冬の陣の戦いと同じようだ。

<読書>『五葉のまつり』今村翔吾 新潮社

思わず「ウナって」しまう。秀吉が中国返しで、羽柴軍が明智軍を倒し、秀吉の天下取りが始まる。今後の「天下を収める組織づくり」を、と、土木、司法、財政、宗教・調停係、行政に5人を担当させた。その時の人間関係を実にきめ細かく描き出して、「リーダーの在り方」を描き切っている。「会社経営の神髄」として描かれる。深い深いサラリーマン指南書だ。

<読書>『幸村を討て』今村翔吾 中央公論新社

実に細かい人物考査、さすが著者、と読み始める。だが、話が飛び過ぎと登場人物の多さと複雑さで、読解力の無いボケ爺には難しすぎ。戦闘中の大将(リーダ)の決断の仕方は大いに賛同。「家系を残すための真田家」の決断。①大将になる志を持つ者、②大将より従属を選ぶ武将。③人間騙し合いで生き残る。そこに島国根性が生まれ、世界から信用されない、に、警告を示唆?

| | コメント (0)

2025年2月 4日 (火)

気になってる救急車

 今朝の夢に出てきた「気になる救急車」。その救急車のサイレン(ピーポ、ピーポの音)の音程が1~2ターブ低い。2週間に1度程度は聞こえてくる。音程が低いと緊急性が薄れるように思える。何故低いのだろうか?気になっていた。夢の中での回答は「命が助からない人」を乗せているいる、が理由、と。本当か、消防署で一度聞いて確認してみたい。これも年寄りの僻みであろうか?

<読書>『老後は上機嫌』池田晴彦・南伸坊 ちくま新書

人間が生きると言う事は非常に面倒くさい。どうせなら、「面白く、長い人生、楽しんだ者が勝ち」=「面白中毒」「抱腹絶頂の人生賛歌」。「面白い事」とは「発見すること」つまり「勉強すること、解るように」。「真面目さを持つが肝要」「同調圧力に負けない」。

<読書>『老いの深味』黒井千次 中公新書

90歳を迎えようとなる著者の月1回のエッセイ。歳を取ると、至る所で、1年前とは違ってくる。ボケ爺も実感。「老いる」とは、肉体と脳がアンバランスになり失敗が続く。筆者は『老いのかたち』『老いの味わい』『老いのゆくえ』に続く4冊目(4~5年間)。だが、驚くに、同じ内容が無い。それほどに記憶力は衰えていない。

| | コメント (0)

2025年2月 3日 (月)

雪に振られた節分

 昨日は、暦上の本日の立春より一日早くなった。地球の自転の僅かなぶれを修正した結果だと言う。「朝から雪だ!」だと天気予報は騒いでいたが、空振り、となってしまった。残念!

 雪を見込んで、朝の散歩は取りやめて、一日、部屋にこもって読書三昧と意気込んだが、ウトウトに見舞われた。

<読書>『読書と言う荒野』見城徹 幻冬舎

読書の量が人生を決める、苦しくない読書はない。と豪語する。人間は劣等感の塊だ。だから、他の人生を読書から学び、「自己検証(反省分析)」「自己嫌悪(ダメなとことを自覚)」「自己否定(次の挑戦の糧)を見出す。編集者人生の苦悩と挑戦の自分史だ。

<読書>『眠れなくなるほど面白い生命科学の話』高橋祥子 日本文芸社

少々主題が長いが、まさしく面白い。生命科学がここまで進んでいるのかと、驚く。全ての説明に図解が付与されているから、その絵を眺めているだけでも、分かったつもりになる。特にたんぱく質構造などの組み合わせに未来がある。今後はAIが支援。速く研究が進むように、政府の大々的な支援を望む。

<読書>『傲慢と善良』辻村深月 朝日新聞出版

「ストーカに追われている、助けて」、と婚約者の電話後、失踪。ミステリーの謎解が始まる?失踪の真実を探るために多くの同僚に話を聞く。「男は貴女のことを70点の人物」、「なので捨てられるかも」と、嫉妬から同僚は「傲慢な考え」に変質。傲慢曰く、孤独な人間は「自分の考えは常に正しい」と、思いこむ。傲慢は自己評価を怠る。コミュニケーションは難しい。「善良」曰く、真面目な善良は「嘘も方便」が使えない。

| | コメント (0)

雪に振られた節分

 昨日は、暦上の本日の立春より一日早くなった。地球の自転の僅かなぶれを修正した結果だと言う。「朝から雪だ!」だと天気予報は騒いでいたが、空振り、となってしまった。残念!

 雪を見込んで、朝の散歩は取りやめて、一日、部屋にこもって読書三昧と意気込んだが、ウトウトに見舞われた。

<読書>『読書と言う荒野』見城徹 幻冬舎

読書の量が人生を決める、苦しくない読書はない。と豪語する。人間は劣等感の塊だ。だから、他の人生を読書から学び、「自己検証(反省分析)」「自己嫌悪(ダメなとことを自覚)」「自己否定(次の挑戦の糧)を見出す。編集者人生の苦悩と挑戦の自分史だ。

<読書>『眠れなくなるほど面白い生命科学の話』高橋祥子 日本文芸社

少々主題が長いが、まさしく面白い。生命科学がここまで進んでいるのかと、驚く。全ての説明に図解が付与されているから、その絵を眺めているだけでも、分かったつもりになる。特にたんぱく質構造などの組み合わせに未来がある。今後はAIが支援。速く研究が進むように、政府の大々的な支援を望む。

<読書>『傲慢と善良』辻村深月 朝日新聞出版

「ストーカに追われている、助けて」、と婚約者の電話後、失踪。ミステリーの謎解が始まる?失踪の真実を探るために多くの同僚に話を聞く。「男は貴女のことを70点の人物」、「なので捨てられるかも」と、嫉妬から同僚は「傲慢な考え」に変質。傲慢曰く、孤独な人間は「自分の考えは常に正しい」と、思いこむ。傲慢は自己評価を怠る。コミュニケーションは難しい。「善良」曰く、真面目な善良は「嘘も方便」が使えない。

| | コメント (0)

2025年2月 2日 (日)

経団連、製造業から金融業へ?

 経団連の次の会長が、金融業界から選ばれ日本生命保険会長の筒井義信氏(70)が内定したニュースが報道された。。長い日本の経済を牽引し、日本経済成長に貢献してきたが。ここに来て、製造業から金融業界へとバトンタッチした形だが。ボケ爺は少々寂しい。経済成長を促すには、世界の情勢を見てもしかない事であろうか?世界の動向からして、少々、遅すぎたのだろう。世界は「金融資本主義経済論」が幅を利かせている。

 社会保険制度にも、不祥事が増えてきている。Big Moterやトヨタの関連企業からも。製造業で言う品質保証に変わる制度改革が必要だ。

 金融業のDX(Online化)の変革は急がなくてはならない。ある銀行では、キャッシュカードとクレジットカードは統合される。さらに銀行と保険企業がWin, Winの関係を結んでいる。JRの「Suica」も銀行とクレジットカード化が一体になるようだ。要するに,カネの流れが変わり、サービス業による経済成長革命が起きている。

 しかし、ボケ爺は、経済成長の基本は、「物(製造業のモノ)の商品(イノベーション)があってこそ」。その「効率化にサービス業」だと信じたい。

<読書>『ヘーゲル(再)入門』川瀬和也 集英社新書

経済学で『入門ションペーター』を読破して「イノベーションにはシュンペーター経済原論が必要だと、理解できた。だが、もう一つの課題「唯物的弁証論学」の重要な論理学を学び返そうと、本入門書に飛びついたが、途中で挫折。『精神現象学』、『大論理学』の理解も。残念な事にボケた頭脳は完敗だ。

| | コメント (0)

« 2025年1月 | トップページ | 2025年3月 »