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2024年12月 1日 (日)

師走に突入

 今年も師走を迎える時期になった。異常気象、と一言で済まされては災害に合った人々の心は休まらないだろう。特に年初めの能登半島地震に心を痛める。地方活性化を推進してきた行政も口ほどには力が入っていない。特に、能登半島地震は、以前から起きていた地震を無視し、しかるべき対策を怠ったことも被害が拡大。初期出動を地方自治に任せて、政府は傍観した。残念な日本国の無責任さを露呈している。

 ボケ爺の事だが、行政の怠慢で終の棲家を追われて、新居に移って1年が過ぎた。未だに、馴染めない。借り住まいの気分から抜け出せない。何かに付け落ち着かない。周りの風景も心に響くことは無い。無味乾燥としている、ボケ爺の心の中も乾燥して愛しい、愛でるこことは無くなってしまったようだ。残念な死活である。

<読書>『民王』池井戸潤 角川書店

副題の「シベリアの陰謀」となっている。新型コロナの発生源を中国、武漢に、対をなす。この物語の発想は、明らかに、新型コロナ発生から。それを、シベリアの永久凍土でのマンモスのウィルスとした。そこに陰謀が渦巻きサスペンスに発展、さらに「政治課題」に及ぶ。そこに人間の性善説までに至る遠大な構想に驚く。さすが!

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