« 2024年9月 | トップページ | 2024年11月 »

2024年10月29日 (火)

「心から、真摯に反省」、でも

 「心から、真摯に反省」、でも辞任しない石破首相。しかも、「新政権の信任を問う選挙」と位置づけ、「自公で過半数」を勝敗ラインとした。だが、早々に続投すると言明。自民党総理戦での公約は、総理になった途端に、正反対のことを言う。「二枚舌総理」「嘘つき総理」と批判された。全ては最も「巧みな詭弁論者」であった。今回の総選挙でも表れた。何故、約束の勝敗で負けたのだから辞職しないのか?

 選挙で、「政治と裏金」をみそぎで終わらせようとしたが、選挙戦後半になって「非公認候補への2000万円支給」が追い打ちに。これは森山幹事長の決定らしいが、やはり民意を聞かない体質が。だが辞任しないようだ。

 一方、野党も、「自民党のオンゴール」に助けられたのだが、誰もそうとは思っていない。傲慢な投手の自慢話ばかりだ。野党一部が結束しても。自民党、公明党の人数に足らない。これでは政策はやっていけない。政治の停滞だけが残ってしまう。

 「政策論」ではなく、多様性社会で、変化の激しい、先が見通せない世界を「日本の未来をどうするのか?」どうしたらいいのか?を政府の在り方に求めている。古い体質政府の自民党vs新しい政府政党、が躍動する場を国民は期待している。

 アメリカ大統領選挙が近づいている。「もしトラ」が実現しそうな様子。そうなれば日本はどうするのか?近々の課題も大きい。

| | コメント (0)

2024年10月28日 (月)

詭弁演説に国民は黙ってはいない。

 国民は自民党の裏金と政党支援金(1人2千万円は税金)などカネに汚い自民党に黙ってはいなかった。特に自民党のカネにまつわる不正、裏金の釈明に、「ご理解ください」と、詭弁演説が目立った。演説では不明瞭な資金と裏金つくりを認め、謝罪している。だが、その理由を説明すればいい。だが、今回の不明やカネ使途については、「説明しない」。「謝罪しているからご理解ください」を繰り返す詭弁演説。

 八王子選挙区の最も不記載の金額が多い萩生田候補は、さらに酷い。「決して不正はしていない。使途不明金無い、と断言します!」と強調。使途を説明しない理由は?旧統一教会との関係の説明も、どのように断ち切ったのか?説明がない。これは「沈黙の詭弁」だ。だが、当選してしまった。八王子市民は、詭弁に酔いしれているのか、寛容なのか?嘘はついていないと確信しているのか?ハタマタ何か恩恵があるのか?どうでも良いや、の達観市民の集まりか?

 野党は、野党で、この機会に、議席を増やしたいから、言いたいことを言う。だが、政権を取らなくて、どうして、未来政策を実現できるのか?あたかも、実現できるかの如く詭弁演説で誤魔化す。何故、政権交代のために「野党は共闘しないのか?」自民党と連合を組もうと、「虎視眈々の野党」も目立つ。今まで通り、「反対、反対」で国民には政治をやっているふり(詭弁)でもって審議を邪魔し、決定を延ばすだけ、「となり下がる」つもりか?自民とは喜んで、その間、又、「裏金つくりにまい進する」だろう。最悪の事態で日本はさらに劣化。そうならないように詭弁に立ち向かいたい。

| | コメント (0)

2024年10月26日 (土)

船井電機の倒産に驚き

 2024年10月24日、破産手続きの決定。資本金は313億1260万円。負債額は約461億5900万円にも上る可能性。昨年度の最終損益は131億円の赤字。民事再生法や会社更生法ではなく、「破産」である。

 ボケ爺の思い出は、ある製品の受託生産の依頼を船井電機に依頼した。だが最終的に、自社に反対されて流れた。又、インクジェットプリンターでLexmarkと共同開発をしようとしたが、これも反対されて成立しなかったが、船井電機が変わりに買収した。思い出深い船井電機である。経営の失敗は次のように思える。

1)TVで北米市場への過度な依存(ある時期には売上トップになったことがあった)

2)EMSモデルの脆弱性(TVが成功したかに見えたから、EMSを半分放棄した)

3)次期主力製品の育成遅れ(時代の変化をつかみきれなかったのだ)

倒産してからは、なんとでも言えるのだが。ワンマン経営者の交代で、次の目標を失った。リーダーの素質は重要な課題だ。残念。

| | コメント (0)

2024年10月18日 (金)

スーパームーンの見えた夜に

 昨夜は、東京では、スーパームーンは見られないかもしれない、との予想であった。だが、幸運にも薄い雲を通してみることができた。10%以上、通常の満月よりも大きいと言う事だ。現実の世界とは違い、昔はこの現象を未来の夢のある世界を想像していたことだろう。

 今日の日本の未来の夢は何だろうか?想像してもなかなか見つからない。AIはどのような答えを出すのであろうか?AIは過去のデータから未来を予想するのだが。ボケ爺の孫たちは、どんな生活をしているのだろうか?

 競争がすべてではないが、今日の日本の持つ「未来力は地に落ちている」。その最も悲しい出来事は、倫理感の欠如ではないだろうか?特に、自民党をはじめとした政策を議論し、実行する日本を代表する議員たちであろう。だが、石破総理の芯の無い「風見鶏」「カメレオン」「曖昧」発言意は失望だ。しかも、裏金つくり、脱税した議員を再登用する、とまで明言する。

 自民党の政策活動費の不透明な使途、企業献金の使途不明、その上、パーティー券の使途不明。全ては裏金にして、税金も払わない。こんな政治倫理感の無い人物を選んで、日本は良くなるはずがない。

 スーパームーンのような未来を照らす政治にふさわしい人材を選び、未来を想像できる倫理感に期待したいものだ。

| | コメント (0)

2024年10月14日 (月)

やっと金木犀の香

 昨日、ルーティーンの朝散歩の帰り、甲州街道の歩道近くで微かに金木犀の薫がした。ボケ爺、嬉しくてクンクンと犬猫のように嗅ぎまわったが、はっきりとした確証が得られなかった。しかし、しっかりと蕾を見つけた。

 今朝は、気温が少々高かったのだろうか?そよ風に乗って、昨日よりは少々匂いが濃くなったように思える。午後から近く住宅街を、探索した。僅かだが確実に匂ってくる。金木犀の香で、上期の決算と下期計画を立てていた時の疲れを癒されながら9月末を乗り切った。今年は、1カ月遅れだ。猛暑の影響だろうか。だが、1カ月遅れだが、この年寄り、ボケ爺を癒してくれることは間違いない。来週が香り盛りだろう。

 一方、品川街道の街路樹の百日紅の花は3回目の花を「けなげにも咲かせている」。1回目や、2回目ほどの勢いはないが。「もう、お仕舞にしたら、ご苦労様」と労っているボケ家爺が居る。サクラの葉は少しずつ散っている。ハナミズキは効用が進んでいる。確実に、自然の季節は進んでいる。来年の異常気象は、何をもたらすだろうか?来年を占うのと鬼が笑うのだが。

| | コメント (0)

2024年10月13日 (日)

被団協のノーベル平和賞

 先日のノーベル平和賞受賞が決まった日本被団協。その原動力は、苦しみの体験と、核兵器への怒りでした。「もうだまっておれない」。そう手を取り合い、貫いてきた歩みの70年であった。

 驚くことに、ノーベル英和賞選考委員会の会長は39歳の若さ。しかも、その選考理由を聞いて、このボケ爺、年甲斐もなくウルウルしてきた。実に適格で真実味ある言葉で語られた。思わず長崎での被爆者の「「何もない」と感じるほど、一面焼け野原となっていた。炭のように真っ黒の遺体、風船のように膨らんだ遺体……。数え切れないほどの人たちが息絶えている。伯母の遺体を焼き、骨を拾った光景が頭に残った」。を思い出す。

 草の根運動で、よくもここまで長くつけられたものだと思う。今日の世界情勢は、核をちらつかせながら戦闘を優位に。さらには、核爆発開発に熱を挙げる国もある。

 当事者の日本では、米国の核の抑止力にかまけて、日本に核爆発を持ち込もう、と躍起になっている。もし、今のまま、核が日本に持ち込まれ、自衛隊が使おうとすれば、自国を守るためで使われることになる。つまり再び日本国が核を日本領地内に落とすこととなる。こんな矛盾のある平和賞受賞に政府はどう思っているのだろうか?

| | コメント (0)

2024年10月12日 (土)

ノーベル賞もAIの活用で決まる

 今年のノーベル物理学賞、化学賞は、いずれもAIを駆使した活用に基礎をおいている。基礎科学にも科学者が発見できない「組み合わせ」が、見つけられる。AI力は恐るべしだ。

 ボケ爺は、イノベーションの世界では、組み合わせは「科学ではなく技術力」だと思っていた。自動運転は人間の頭脳の働きの組み合わせで早く引き出す手段。ロボットもしかりだ。摘まみ上げる物体の形状や、位置を精度などの測定、等々の認知。特に戦争の道具には、無人でも、人間以上の活動ができる。恐ろしいとことだ、と。

 だが、無機材料、有機材料の発見は科学理論の筋道から導かれるよりも、とりあえず、AIで組み合わせを繰り返せば、かなり絞り込める。現物の実験無くして、先ずは可能性が見える。新しい材料による環境・エネルギーに、新薬剤により未知治療に。

 医療現場では、「見逃し誤診」が極度になくなる。将来は手術の仕方(プロセス)までもAIに指示される。ゲノムをAIで操作すれば、将来の病気まで予見できる。それが再生医療につながる。

 等々、夢は膨らむ。科学・技術の世界はAIを使いこなせない者には、イノベーションを起こせない。AIに関係しない科学の分野も、今にAIで解読されるだろうか。

<読書>『散歩哲学』島田雅彦 ハヤカワ新書

よく歩き、よく考える、と副題。「人はゆとりがないと未来を設計できない」。哲学者、詩人、小説家、作曲家、等は昔からよく散歩する。「よく考えるものは自由だ」。「自由は理知性の権理」。最後に、生活のタネは全てAIに任せて、散歩。これが散歩哲学だ。

| | コメント (0)

2024年10月10日 (木)

就任8日で石破総裁が解散宣言

 昨日、党首討論を終えて、就任8日で石破総裁は解散を宣言した。何故だろうか?国民はよく考える必要に追い込まれる。解散の理由を「日本創生解散」。石破論理には、常に抽象的であり、実証・実現がない中途半端な具体論で逃げ論法。

 一般には、「裏金隠し」。つまり、政治献金の不透明な収集と使い方を検証しない。立憲の元首相の野田党首との討論では、守勢で逃げていた。石破総裁の国民への裏切り発言が続いた。何故なら、「企業の政治活動費の廃止はしない」。「今後のルールの改革に沿って適切に対処」。だから、12名の党員資格をはく奪しみそぎをした。「それで、裏金問題は終了した」、と。再当選した処分議員は、「自民党への復帰はありうる」、と言明。

 党首討論を十分な時間を掛けて「丁寧に説明し理解を得る」、と豪語するが。真実の解明無く不都合は隠して、丁寧に説明されても、国民は納得できない。論理の矛盾だ。「論理の矛盾を平気で活用する最も優れた論者」だ。誰かが言っていたが、「ヒラメのように砂に隠れていて、平気で自己論説を変えるくらます勇者である」、と。

<読書>『具体ó抽象トレーニング』細谷 巧 PHPビジネス新書

副題に「思考が飛躍的にアップする29問」、とある。科学技術を主にした仕事をしてきたボケ爺に、「事象(具体)の抽象化」ほど大切なことは無い。科学技術は「普遍化」を目指すのが抽象化である。その思考アップ法があるなら知りたい。読み始めて、違和感を覚えた。本著の主張は単なる「語彙力アップ法」ではないのか、と。

| | コメント (0)

2024年10月 9日 (水)

秋の長雨の日々

 今週は雨の日の時が多かったが、昨日から今朝までは特に長時間降り続いている。2~3週間は遅れたかヒガンバナが咲き終わりそうな時だ。こんな東京でも、好き好んで、ルーティンの散歩に出かけた。しばらく歩いたが、雨粒が大きくなり、激しくなったので引き返した。自宅近くのカフェに落ち着いたが、落ち着かなくて、ボケ爺の肉体に罪悪感を覚える。

 今朝の夢は、田舎で過ごした頃の風景と自分の受験勉強の不甲斐なさであった。我が家には「本」と言う類のモノは無かった。だから読書は大学生になるまで知らなかった。宿題の課題も、教科書内で済ましていた。兄は、「わが家に本がない」「知識人とは縁遠い人種だ」、と嘆いていた。その兄が大学入学祝いに、と本を贈呈してくれた。志賀直哉『城崎にて』であった。城崎温泉の情景を詩的に描かれたいた、ような記憶しかない。何故、兄がこれを選んだかは、まだ、兄に聞いていない。兄が生きている間に聞いてみたい、だが忘れているだろう。で目が覚めた。ボケ爺の遅咲きの読書好きになった理由はこれにあったことには間違いない。

<読書>『本に出合ってしまった』前田和彦編集 日販アイ・ビー・エス 株

人は、今モヤモヤしながら何かを求めて、挑戦する。そして悩む。本は不意に気づかせてくれる不思議な出会いを作る。直接的答、間接的示唆。解が欲しくて求めている時ではなく、多くは偶然の出会いだ。摩訶不思議に人生を変える。

| | コメント (0)

2024年10月 2日 (水)

台風一過、だが晴れない政策

 17号台風一過で、晴天の朝となった。だが、自民党総裁選挙、首相就任は、晴れることなく、益々嵐が大きくなりそうな様相。

 それにしても、石破総裁は口がうまい。その点では多くの辛苦を舐めてきたので、したたかだ。「言葉は何時でも自在に操れる」との自信があるようだ。その分、信頼性に欠ける。その一つが、早期解散だ。誰の指示なのか?首相になる前のルール違反で、堂々と覆す。「出来るだけ早く国民に新閣僚の信を問いたい」。まだ、閣僚からの方針も挙がって審議もしない内に。「自分だけのこれからの日本をどうするか」、の方針だけで、国民に信任を得たいとは、あきれてものも言えない。

 総裁選で言ってきた政策論は常識的には全てウソだった、となる。言葉の詐欺師の石破首相に、国民を騙されないように願う。

 衆議院の総選挙では、石破首相に騙されず、国制を改革しよう、新しい日本国を期待し続けよう。台風(豪風)は衆議院選の後まで晴れることは無い。

| | コメント (0)

2024年10月 1日 (火)

2024年下期の不穏な始まり

 2024年下期が始まった。不穏な動きの始まりだ。これからどうなるのだろうか?不安で仕方がない。2024年の新年の能登半島地震、異常な高温と、能登地域の集中豪雨で上期は終わったのだが。

 ボケ爺の住む東京郊外では、通年なら9月中頃から咲くヒガンバナ(彼岸花=曼殊沙華)が、やっと咲き始めた。それも真っ赤な花は勢いがない。も一つ、金木犀の花の香りが漂って、上期の決算で遅くなる帰宅の癒しとして慰めてくれるのだが、今年は香りがまだである。さらに、食料品を始めとして値上が続く中さらに、値上げだ。

 石破総裁(首相任命は今日だが)は長年の議員経験から、情勢を良くことが上手い。そして朝令暮改を行うから、人気もない。基盤の無い石破をかく乱させる人も多い。そこを、首相任命前に、衆議院解散を宣言してしまった。異例の異例である。

 さらに、石破総裁に決まった途端に、株価は下がる。円高は進む。経済政策に弱い石破総裁は、世界でも有名だ。「経済は日銀」との無責任は発言がそれを証明している。人の意見は効かない、裏でブツブツ呟き人身把握ができない。さて、これでは奇策に出るより方法はないのだろう。不穏な政治、不穏な自然現象の2024年下期のh始まりだ。クワバラ、クワバラ。

| | コメント (0)

« 2024年9月 | トップページ | 2024年11月 »