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2024年9月22日 (日)

魔訶不思議な総裁選挙戦

 自民党の総裁選のプロセスに理解が出来ないで、悶々としている。国民が直接投票できない自民党員内々の投票で決まる。でも、所信演説として立候補者全員の全国遊説。該当演説、マスコミによる質問会、とあたかも国民に訴えている。何故? マスコミもそこに重点を置く。不思議な現象だ。国会議員選挙で適用される選挙違反規定もない。いくら金をバラまいても構わない。意味深な配布物も違反にならない。

 国民の知りたいことは、安倍元首相、それを引きついた岸田首相の政策を次の総裁は、どのように反省し、変更、改革するか?を知りたいだけだろう。①旧統一教会の癒着(日本から600億円・年も持ち出していた(10~20年)と言われる「反日宗教団体」に自民党は何故癒着するのか? ②政治活動費の裏金は何に使われているのかの検証、③アメリカの属国日本の強化、そのため軍事費増強、この3点を総裁立候補者は、どう始末をつけるのか?であろう。今の総理候補者の演説は、大なり小なり「昭和回帰」への演説だ。なぜなら、過去を反省しない摩訶不思議。

 これらの問題をどう始末し、国民真意を問う衆議院の選挙になるべきだ。3点の自民党の膿を出さずして、今回の「解散の名目」はあり得ない。

 立憲等の党首選挙も、自民党に代わる受け皿の政権になりたいなら、先ずは、上記の3点をっ手的に追及する、そして解散選挙に追い込む、との覚悟を公約にすべきだが。政権が変わったならの仮説では国民を味方にできない。野党の弱さだ。

 自民党も、立憲党も過去の不都合をタブー化してしまう、日本人の弱点だ。マスコミだけでも何とか筋を通して欲しいが?

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