トランプvsハリスの大統領
眼が離せない、「トランプvsハリスの大統領決戦」、日本から見れば羨ましい。民意が反映される民主主義の一歩だから。アメリカの民主主義も未熟だが。日本の派閥争いの陰湿な政治よりはましだ(ここには民主主義は無い)。
トランプ氏は7月13日、ペンシルベニア州での選挙集会で銃撃され、九死に一生を得て、「米国の半分ではなく、全ての人のための大統領になる」と宣言。共和党を団結させた時点で「ほぼトラ」だった。
その間、バイデン氏はTV討論会で決定的な失策をしても、まだ民主党候補から降りことなく、民主党員は落胆。民主党は負けるとの説得で、人気の無いハリス副大統領を次期大統領に担ぎ出した。民主党員の危機感からだろう、ハリス氏の選挙陣営は1日にして8100万ドル(約124億円)超の新たな寄付を集めた。
59歳の黒人女性でアジア系のハリス氏は、無党派層、取り分け有色人種と、ご婦人の心を掴んだようだ。民主党のリベラルが動き始めた。
今日の時点で「ほぼトラ」から「もしトラ」へ後退し、焦るトランプ氏は、「アメリカすべての為に」を捨て、過激な演説に戻る。大統領選はこれからの戦いで決まることだろう。
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