« 都知事選挙日、七夕、酷暑 | トップページ | 今年、初めてのセミの鳴き声 »

2024年7月 8日 (月)

酷暑の予感と生きづらくなる社会へ

 ムチャ汗で、朝早くから目が覚めてしまった。単にクーラーをケチったからだ。散歩の時間で、何とすでに31℃を超える。ボケ爺は年寄り、熱中症では死にたくないので、散歩を控えた。

 昨夜の都知事選挙結果で、予想通りの小池氏の3勝だったが。石丸氏と蓮舫と合わせた票は、小池氏の票をわずかだが超えている。小池氏に不満の都民が半数は居たことになる。それにしても石丸伸二氏のWeb、SNS戦略は今後の選挙戦略に影響を与えるだろう。日本もやっと他国並みになった。多次元化の動向に乗り遅れなくて良かった。一極集中都市化戦略だけは止めて欲しい。

 昼、出かけるときには気温は既に37℃、熱風を吸っているようで息苦しい。だが、夏の情熱の花の「ノウゼンカズラ」が咲き始めている。橙色に少し赤色が混ぜられている色は酷暑を歓迎しているようだし、都知事選に不満を言いたそうでもある。この花の命は短いので、すぐに忘れ去られるのだろうが。

<読書>『慈雨』柚月裕子 集英社文庫

前に読んでいる。機会を得て再読。前と同意するところが違っている。16年前の事件が「冤罪である可能性が」で悩みながら退職、四国88か所巡礼に出かける。「警察官(組織人)として終わるのか」「人間として生ききるのか」の命題に、再び同じような幼児性犯罪が起きてしまう。事件の「解決策、生き方」の筋立てに「起承転結」で迫る。人情をもきっちりと織り込んでいる。感動!

|

« 都知事選挙日、七夕、酷暑 | トップページ | 今年、初めてのセミの鳴き声 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 都知事選挙日、七夕、酷暑 | トップページ | 今年、初めてのセミの鳴き声 »