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2024年7月31日 (水)

政策金利を値上げした、さて?

 31日の金融政策決定会合で「0.25%に引き上げ」を発表した。植田総裁の声明では、「物価2%目標の持続的・安定的実現の見通しから」「金融緩和の度合いを調整することが適切だと判断した」と。今後は経済・物価が日銀の見通し通り推移すれば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整する」と。あわせて公表の「経済・物価情勢の展望」で消費者物価指数(CPI、生鮮食品除く)では、前年度比伸び率は26年度にかけて2%前後で推移するとの見通せる、と。

 ボケ爺は経済の仕組み、構造については良く分からない、が疑問に思うことが多々ある。一つは、物価目標と、消費者物価指数(CPI)との関係だ。声明文では分けて述べられている。実感から消費者物価は2%で収まっているとは、消費者感覚から大きくずれている。又、生鮮食品を何故除くのか?それなら、食堂の食料品は含まれる?レストラン、食堂のメニューは30~50%はゆうに上がり続けている。又、消費者物価指数を2%にした理由は述べられていない。アベノミクス時代から(約16年?)変わらない。経済成長の目標値や、少子高齢化現象の加速などで見直さなければならないのでは???

 二つ目は、賃金も名目と、実質に分かれている。実質はマイナス成長だ。実質賃金に食料品、生鮮食品の上昇が含まれているのか?税が増えていないか?なんだか誤魔化されているように思うのだが。

 日銀の声明文でも明かることだが、これから実施することは記述されているが、その理由が不十分だ。これが日本の論理不足だ。残念!

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2024年7月29日 (月)

「詩、まさか!!!」

 オリンピックには思わぬことが起きる。昨夜の金2連覇間違いなし、と言われて期待されてきた阿部詩さんが2回戦で敗退。広い会場に詩さんの号泣が。会場も「うた!」「うた!」の大合唱、となった。個人対抗戦は何が起こるか分からない。一瞬の無防備な体系となり裏返された。

 畳に登る前の阿部詩は、喉が渇くのか?緊張からだろう舌を出し入れしていた。勝急いでいるようにボケ爺には見えた。優勢判断を勝ち取った後、少し攻めを緩めるかと思いきや、こことばかり攻めにいった。そこにちょっとしたスキが現れたのか?

 日本では「剛柔を併せ持つ」必要をよく言われているが?綺麗な一本勝を目指した自信が、剛、剛となってしまった。だがこの経験から、無類の強さを目指して立ち直ってくれることだろう。

 一方、前日行われた男子、永山竜樹の判定には大きな疑惑が。確かに「待て」であって、再開の位置に戻った途端、主審は相手に一本勝ちの手を挙げた。戻るには少し時間が掛かったが。一瞬ボケ爺でも、「何故だ?」と。驚いた。こんなことが起きるのがオリンピックか?

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2024年7月26日 (金)

今年も起きた水害

 梅雨明け時期に、毎年起きていた水害は、今年は松本市の地滑りと、3人の犠牲者で終わったと思ったのだが、まだ伏兵があった。山形・秋田を中心とした今日の河川の氾濫である。

 来週火曜日までぐらいは、豪雨が続く可能性が潜んでいる、らしい。その他の地域は、猛暑と高湿度の気候だ。熱中症の搬送がうなぎ登り、だそうだ。

 これらの理由は、偏西風の大きな蛇行で日本地域では北に偏っている、さらに黒潮の異常な蛇行だそうだ。温暖化とは違う次元の原因なのか?解明して欲しい。

 「自然災害が日本を潰す」、はかなり実現性がありそうだ。復興費の負債を積みあがること、少子高齢化を加速させること、で経済成長は遠のく。ならば、経済成長に変わる施策が必要だ。それが「福祉(幸福)資本主義」なのだろうか? 老齢議員の多い日本政府は何時までもアメリア依存の「金融差別資本主義」を続けることだろうが・・・。

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2024年7月24日 (水)

今年も日本の競争力は下落

 今年、発表された「スイスのビジネススクールIMD」の『2024年世界競争力ランキング』で、シンガポールが4年ぶりに世界首位に返り咲いた。一方日本はカザフスタンやクウェートンの次で、32位から38位へと落ち込んだ。

 シンガポールを始めとする世界の各国は、日本とは国の成り立ちや人口規模、統治機構、等に大きく異なり、比較に意味がない、公正性に欠けると一蹴する日本。

 円安が続く為替は、経済ジャーナリストたちは、長期金利差(日本とアメリカ)である、と断言していた人がほとんど、が、最近は、日本のGDPは一向に増えない、と日本の「経済力がない」ことが原因だと言う人が増えてきた。日本経済力の低下の一つが、少子高齢化での人口減が言われている。

 今日の夕刊では、日本人86万人減、前年比で最大。外国人は初の300万人台へ。との報道。東京都一極集中で、出生率は「1」を切った。予想以上の人口減が始まっている。

 経済力では、「イノベーションが生まれない」。一方、企業の不正事件(経理、製品、品質)が、大企業に多発。政治と企業の馴れ合いの裏金と融資も加わっている。

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2024年7月23日 (火)

ほっこりした話

 例の散歩の帰り道の話なのだが。2時間ほど過ごした涼しいカフェを11時半ごろ、つつじヶ丘駅目指して出発。34℃は越えているだろう、とにかく暑い。

 つつじヶ丘駅前交番はつつじヶ丘駅北口から2分ほどの甲州街道に位置している。帰宅のため渡ろうとした時、信号が赤になった。この辺りは自転車の通行が頻繁で、待ち合わせは危険。交番の陰に隠れるように信号待ちをしていた。すると、中型犬と中学生が交番の内から出ようとしているようだった。ポリスは居ない。中型犬の綱を引張たり、撫ぜたりして中学生は困った様子、。正面にまわってボケ爺、思わず「どうしたの」と声を掛けた。「動かないんです」との答え。なるほど、頭を交番内に突っ込んだ中型犬ははいつくばって頑として動こうとはしない。ポリスが出てきて、「そのままドアを開けっぱなしでいいよ」と言う。この暑さで、犬は散歩を嫌がって抵抗しているのだ、しかもクーラーの効いた交番内で。

 ボケ爺は、昔を思い出す。猛暑での老犬チャーリー(ミニチュアダックスフント)に何度も散歩拒否の抵抗にあってきたことを。久しぶりに老犬チャーリー思い出して、ほっこり。

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2024年7月22日 (月)

今日は「大暑」

 今日は「大暑」。その通りの猛暑、朝から30℃越え。今日は朝早くからスマホがピッピとよく鳴るので眼が覚める。「バイデン氏が大統領選から撤退」であった。選挙戦は「ほぼトラ」に傾いていたが、「もしトラ」に戻ったのか?

 ボケ爺は睡眠不足で、目覚めが悪い。「散歩は止めようか?」熱中症もコロナ感染も恐ろしい年寄りだ。と言い訳をしている。「虎に翼」に感動している間に、その弱気を払しょくして散歩に出かけていた。それにしても暑い。全身はあっという間に汗でしたたり落ちる。タオルはぐっしょり。

 「散歩を止めればよかった」と思ったが、前を歩くお年寄りのご婦人が杖を突き、日傘もささず歩いている。そして、パン屋の階段で一休み。「御暑ございます」と挨拶すると、「一休みしなければ無理なんです」「お先にぞうぞ」と。このお年寄りは身長が145㎝程、体重、40Kgほどは無いだろう。だが歩く姿はシャキッと美しい。毎日、見かけるが元気だ。

外気34℃を越えてきたようだ。「行きはよいよい帰りは恐い」、さて帰るとするか。

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2024年7月20日 (土)

もう歩けない、と覚悟?

 梅雨明けで、散歩をサボる言い訳はできない。蒸し暑い早朝の散歩で、目的の何時ものカフェに。2時間ほど過ごして、機嫌よくカフェを出て100mほど歩いた時だ。

 突然に、右足の指先の方の半分全体が、錐に刺されたようなキリキリの痛みが走った。初めての経験の痛みが走る。歩けない。無理して、もう少しと思い歩くと今度は、足の後ろの付け根半分が同様に痛む。冷や汗が出て、足を動かすことが恐ろしくなった。さて、整形外科病院にとびこもうと、あまりの痛さに、頭までしびれているようだ。

 肩から5Kgほどのカバンを左方から襷掛けしていた。一先ず、右に変えて、右の足の負荷を少なくするために変えてみた、少し動いてみたら、何と、かなり痛みは治った。しばらく歩いてみたら何とか歩けるようになった。

 ボケ爺は脳出血して、後遺症として右足に「痛み感覚、温度感覚、接触感覚」が1/2程度となっていた。足をぶつけても痛さは伝わらない。それが、突然に、今までに経験のしない全面釘を踏みつけたような痛み。これで、もう歩くことはできない、と覚悟し自宅で2時間ほど休んで、近くの整形外科病院に。すると、右足の靴の中から、小指の爪ほどの大きさの石が出てきた。「オ~これを踏んづけていたからだ」と原因を発見。

 病院行きをカフェに変えて、今、心地よい落雷を聴いている。

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2024年7月19日 (金)

「もしトラ」が実現?

 トランプ大統領候補が公演中に20歳の青年に襲撃された。これでトランプ氏は大統領選に有利に働くであろうと、多くの解説者が宣う。共和党議員候補にも優位に働くと。「アメリカ第一主義に団結!」一色になるだろう。

 株価や為替までもその影響受けている。アメリカの一国支配の時代は過ぎたはずだが、「もしトラ」が実現しそうな勢いである。さて、日本はどう身構えるのだろうか?日本の多くのジャーナリストは、トランプ氏は日本を無視はできないだろうと、のんきなことを言う。無視するかどうかではなく、今まで以上に「利用すべき日本をどう操ってくるか?」である。バイデン大統領でも「日本に軍事費の増額を認めさせた」と成果を挙げている。

 そうなんだ、アメリカは「属国日本をどこまで従順に、シモベとしてこき使うか」、が大きなテーマとなる。トランプ氏が大統領になれば(もしトラ)実現すれば、バイデンのように表面上誤魔化すのではなく、はっきりと言ってくれるから日本はやっと目が覚めるだろうか?

 日本政府は「トランプ氏にすり寄る政策は無いか?」に議論が移っている。「もしトラ」(アメリカの本心)を分析して、どちらが大統領になっても日本の生きる道を考えたい。

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2024年7月15日 (月)

今年、初めてのセミの鳴き声

 年寄りの体調はこの高温高湿に疲れが積もってきている。ルーティンの散歩までが辛い。霧雨の中、甲州街道を西に向かう。すると一本のケヤキの街路樹からセミの鋭い鳴き声が響いていた。ボケ爺、今年初めてだ。引っ越した家の裏はお寺であり大木茂っているのだが。

 野川は、昨夜降った雨で水嵩が増えていることを期待したが、増えていない。カモの群れが優雅に泳いでる。ヒマワリ、カンナの黄色は元気色だ。ボケ爺、今日一日元気をもらう。

 トランプ氏の銃の襲撃はショックだが、銃規制に反対している共和党だから、仕方がないとは言わないが。民主主義のアメリカは市民の格差、分断で、倫理、道徳が衰退してきている。日本社会も同様だ。最近では、再熱する統一教会の存在が恐ろしい。安倍元首相の三回忌に、堂々と出席している。与党との癒着はまだ続いている。

<読書>『永田町のシンデレラ』西川三郎 幻冬舎

「リセット解散」で初の女性首相(総理)誕生の秘話である。フィクションではあるが、事件のかなりの部分はノンフィクションを織り交ぜている。与党内の派閥争いあり、裏切り、裏金問題、爺議員の人脈。さらには、総裁選挙の課題、解散の使い方あり。政策(少子高齢化、経済復興、債務対策)を選挙公約で競い合う。筋書は単純だが、今の与党の組織矛盾を露呈し政治改革にはこのプロセスが良い、と考えさせられた。

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2024年7月 8日 (月)

酷暑の予感と生きづらくなる社会へ

 ムチャ汗で、朝早くから目が覚めてしまった。単にクーラーをケチったからだ。散歩の時間で、何とすでに31℃を超える。ボケ爺は年寄り、熱中症では死にたくないので、散歩を控えた。

 昨夜の都知事選挙結果で、予想通りの小池氏の3勝だったが。石丸氏と蓮舫と合わせた票は、小池氏の票をわずかだが超えている。小池氏に不満の都民が半数は居たことになる。それにしても石丸伸二氏のWeb、SNS戦略は今後の選挙戦略に影響を与えるだろう。日本もやっと他国並みになった。多次元化の動向に乗り遅れなくて良かった。一極集中都市化戦略だけは止めて欲しい。

 昼、出かけるときには気温は既に37℃、熱風を吸っているようで息苦しい。だが、夏の情熱の花の「ノウゼンカズラ」が咲き始めている。橙色に少し赤色が混ぜられている色は酷暑を歓迎しているようだし、都知事選に不満を言いたそうでもある。この花の命は短いので、すぐに忘れ去られるのだろうが。

<読書>『慈雨』柚月裕子 集英社文庫

前に読んでいる。機会を得て再読。前と同意するところが違っている。16年前の事件が「冤罪である可能性が」で悩みながら退職、四国88か所巡礼に出かける。「警察官(組織人)として終わるのか」「人間として生ききるのか」の命題に、再び同じような幼児性犯罪が起きてしまう。事件の「解決策、生き方」の筋立てに「起承転結」で迫る。人情をもきっちりと織り込んでいる。感動!

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2024年7月 7日 (日)

都知事選挙日、七夕、酷暑

 昨夕刻は、調布付近(世田谷、三鷹近傍)は雷鳴に一喜一憂した。「大雨にならないか?」と。だが、雨と稲妻は避けてくれた。雷鳴だけは、結構長く続いた。その分、暑さはそれほど厳しくはなかった。

 だが今日は、朝から太陽が顔を出して眩い。湿度も高く、散歩中は汗がしたたり落ち続けていた。昼過ぎ頃から、救急車がひっきりなしに甲州街道を往来する。

 3時が過ぎた。都知事選の選挙に出かける。近くの小学校の講堂の選挙会場に到着するにも、汗をかく。汗でぬれた投票用紙に、ボケ爺の期待する人を書き入れたのだが、今の自民党と共闘し癒着する東京一極集中を加担する客引き芸者が当選するだろうが。日本国政権の縮図都政を標榜する現都知事を延命させてしまう日本の明日には未来は無い、とボケ爺は悲しい。「七夕の願い」に明るい未来を願う。

<読書>『雨あがる』山本周五郎 ハルキ文庫

周五郎の短編、中編を選別シリーズの一つ。「不条理な社会の中で生き抜くとは?」が通奏低音で貫かれている。現在の社会は経済優先、金融資本主義で格差拡大に人々は苦しむ。、人間の民主主義の価値観を取り戻すべく、周五郎の作品は警告を鳴らしている。

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2024年7月 6日 (土)

小池都知事、公職選挙法違反?

 小池都知事(立候補腕都知事は辞職しなければ?)は公職選挙法違反らしき行動を行っている。①文春に書かれた学歴偽装の告発である。②都議会開催中に、「選挙に出馬する」の出馬宣言は公職違反ではないか? ③との公式動画配信に、記者からの市民の選挙反応は?の質問に「非常に良い反応だ」都会としたことは、選挙を優位に導く公職選挙法異端の告発である。

 政府が進める都心一極集中施策に加担して、東京オリンピックでかなりの資源を政府から支援させて、ベイエリアに高層マンションで鱈腹資金を集めた。もし、都市直下型地震が起これば、800万人の住居を失う。その対策は全く手を付けていない。出生率は0.99では少子化対策は出来ていない。自民党と一緒になって無責任な都政政策だ。

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2024年7月 5日 (金)

下層いじめが常識の日本社会

 川崎重工が自衛隊の不条理な請求に対応する習慣は、川重だけではない。軍事産業に携わっている企業の常識となっていたはずだ。法外な接待も含め請求に甘んじてきているはずだ。仕事が回ってこなくなる。川重の今回の不正は少々行き過ぎだと、言うだろう。が不正だとは思っていないだろう。

 同様に、トヨタは下請けいじめを堂々と、未だにやっていることがバレた。トヨタ自身は、「見つかってしまったか、残念」と、その下請けを切り離すか、さらに虐めるだろう。多分下請け企業の内部告発だから。トヨタ自身は公には「今後改めます」「コーポレイトガバナンスを強化します」で済ますであろう。車検不正の時と同じように。

 都と三井不動産の癒着。神宮外苑再開発の黙認、等も一種の不合理な不正である。

 下請けを虐めて成り立つ社会構造の日本は「モノづくり日本」と誇れるのか?腐ってしまった社会に誰がした。さらには、政府の陰険な情報操作(鹿児島県警の性被害事件隠し、沖縄の辺野古移転賛否投票前の米軍の性被害事件の隠蔽)など、不条理な出来事がまかり通る社会。嫌だね!

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2024年7月 3日 (水)

何故今、新紙幣切り替え?

 連日のTVユースで、新紙幣切り替えで、まるでお祭り騒ぎに、ボケ爺は違和感、疑問を感じる。その理由に、2つある。

 1つは、日本の紙幣の偽造防止はかなり先端を走っている。旧紙幣で偽造の犯罪はあったのだろうか?紙幣の原価を上げてまで新紙幣にしなければならないのか? ただでさえ、多くの債務を抱えている日本に必要か? さらに、DX時代、現金を取り扱う機会は大幅に少なくなってきているし、推進しているはずだ。それを新紙幣取扱い機器に入れ替えで、膨大な費用が掛かる。これは物品の原価を押し上げる。疲弊している日本になぜ新紙幣が必要か?理由が全く分からない。安部首相時代に決まっていたことだから、と押し勧める日本政府は無能力者。

 2つ目に、1万円の渋沢栄一だけが脚光を浴び騒ぎが大きい。埼玉県が仕掛けだろうか?そうではない、経済成長を雨ごいしている経済界が騒いでいるからだ。5千円の津田梅子だって、千円の北里柴三郎だって、公賓な功績高い人物だが。日本人のモノの見方の偏り、偏見があることに残念な日本を憂う。

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2024年7月 2日 (火)

朝から快晴の梅雨時

 少々朝早く目が覚めた。眠れない夜が続いていたが、昨夜は連続して6時間は眠れた。梅雨時の高温高湿に、年老いた体は少々悲鳴を挙げていたのだが。

 疲れは取れているわけではない。この晴天の中、散歩は少々シンドイと思うのだが、だが怠け心を戒め、出かける。眩い真夏の太陽の光に、つい愚痴が出る、「今朝は曇りの予測だったのに」。アジサイはすっかり終わりを告げている。ボケ爺の好きな色、黄色のカンナの活きのいい花が激励してくれるが、足は重い。某自動車販売店の入口に、ヒマワリの花が数本、を開き始めている。いっせに太陽の光の方を向いて、「もっと太陽を!」と叫び出しそうだ。

 野川では真鯉が戯れている。久しぶりの快晴に。だがボケ爺は汗で潰されそう。

<読書>『源内狂恋』諸田玲子 新潮社

文章の美しさで一目置かれてる作家である。筋道にハッとさせられる驚きが仕組まれている。平賀源内の狂人と純粋な恋を粋な計らいが、最後の最後にまで、にじみ出る。源内は才能豊なマルチ人間。本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産起業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家、科学発明家、画家。だが、飽き性、と女性には滅法弱い。下女を可愛がったが、口下手で表現力に難あり。だが、そこに狂おしい恋が芽生える。じれったい恋にいら立つ。

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2024年7月 1日 (月)

能登半島地震災害から半年

 能登半島地震災害から、6カ月が過ぎる。再建は遅々として進まない。周辺の液化現象の被害は東日本災害よりも大きい。ボケ爺は、能登半島地震災害は、半分は人災と言えるのではないかと、政府に訴えたい。

 その一つが、その前、何度か地震が起き被害が出ていた。が地震の原因追及を怠った、単なる水蒸気爆発だ、として無視。警戒地域とせず、地震測定基材の手当てをしなかった。結果は並外れた断層のずれであった。もし、地震計、津波計などを増やしていったら?

 初期初動が遅れた。その理由が、「過疎地」である、「自治体からの要請がない」等、地震被害の調査を怠った。山崩れで道路が寸断と分かったが、それでも被害全容を調査する空からの(ヘリコプター出動)調査を指示しなかった。政府支持の本格調査は4日目からだ。

 崩壊家屋の撤去が未だに2割にも満たない。なんだかんだの理由を政府は言うが、元々やる気がないから、支援体制も組まない。これで良いのか自治支援体制は? 仮設住宅も2割程度だ。それも自治体制は支援できていない。

 その間で起きた台湾東海岸の地震の対応とあまりにも違いすぎないか?これ良いのか災害国ニッポン。今日、岸田首相が現地を訪問するが、比較的復興が進んでいる地域だけである。これでいのか岸田首相!

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