東京の梅雨入りはまだ?
この1週間は良く雨が降った気がするが。野川の水量は一向に増えない。どうしてだ。今日の野川の水量も昨日と大きくは変わらない。大きな真鯉が水面に尻尾はねあげて、餌(水草の根っこ)を悠然と漁っている。小魚は、じゃれているのか白い鱗を光らしている。
朝の散歩も変化が少なくなっている。だが、今朝の6時半ごろにスマホが鳴き吠えた。地震だ、と跳び起きて着替えをして、TVを眺めると、能登半島だった。震度5強であると言う。元旦の5カ月後の特集番組があった後であった。複雑な事情があるらしく復興はまだ進んでいないようだ。高齢化、少子化、インフラの打撃が複雑にしている。
都道府県の人口増は東京都と近県に偏っている。Uターン、Iターンを進めているが、進まない。コロナパンデミックスで、地方分散が進んだと言っていたが、元に戻ってしまったのか?報道に偏見があったのか?東京のオフィスビルは増え続けている。
東京一極集中は日本国にとって経済に重大な欠陥となって崩壊は免れないだろう。そこに、直下型地震の危険が迫っている関東地域、それに富士山の大爆発も危機が迫ってくる、と思っている。今年も猛暑の夏がやってくる。
等々、考えならの散歩は楽しさ低減である。今日の曇り空のように。
<読書>の『負け犬』志水辰夫 講談社
短編集である。愚連隊、スベ公、と呼んでいたヤクザ崩れの時代の仁義の切り方の8編である。死に至る負け犬と言われる人々の最後の負け方に、心が揺さぶられる。今人生があったのかと。ご冗談でしょう、と考え込みながら、うなずいてしまう人の弱さ。
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