新興国と協力拡大新方針の本音は?
政府はグローバルサウスで影響力を増す新興国・途上国との協力拡大を見すえ、新たな方針をまとめた岸田首相に日本の未来を心配する。
岸田首相は 「我が国はグローバルサウス諸国とともに成長し、未来を作っていくパートナーと位置付けて、経済安全保障面を含めた国益とともに人間の尊厳を守り、国際社会における分断と対立の動きを協調へ導くことになる」。これは日本の独善
「脱炭素社会への取り組みやデジタル、次世代自動車など、日本が強みを持つ分野でグローバルサウス諸国との産業協力を強化する」と。 また、「インフラシステムの海外輸出について新たな戦略を策定」する。全ては日本の独断の話だ。
新興国から日本は過去を反省することなく、また同じ歴史を繰り返すのか、と。つまり、満州侵略(事変)の背景と酷似している。世界経済恐慌から日本も不景気になった1930年代の初めに、中国から満州を奪い取り、経済拡大の政策の為、満州国を設立した。その行きつく先が第二次太平洋戦争を招いた。
岸田首相の発想が、満州事変(中国がアジア新興国)までとは言わないが、日本はグローバルサウス諸国を「配下にしておきたい」、と考えていないことを祈る。
さらに、G7の場で日本は中国を名指しし、「バク売り」を自粛せよ、と主張するらしいが、これも日本の戦後急成長の源となった「安カロ、悪カロ」の「バク売り」の顰蹙を忘れての発言となる。「G7はクールに日本を見ている」ことを忘れないことだ。又、中国を刺激しないようにしたい。日本は中国抜きで今後は生きていけないからだ。
ボケ爺は、反省を嫌い、避け続ける日本人の気質に将来の日本を憂う。岸田首相に願う、「品のある」文面であり、話し方を!
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