NVIDIA、AI半導体「1強」
米半導体大手のNVIDIAの2〜4月決算で売上高が3.6倍(260億4400万ドル)に伸び、純利益が前年同期と比べ7.3倍の148億8100万ドル(約2兆3300億円)、と22日に発表。 アメリカ株価は一気に最高取引額となった。
市場予想を上回り、人工知能(AI)向け半導体の需要の強さを示した。NVIDIAは一早いAI向け半導体の先駆者でなる。
インテルは命令形プロセス中心の「CISC型CPU」だ。又、同様だがプログラミング言語の違う「RISC形CPU」も強かった。これらのCPUはコンピュータの伸びに比例する。今は停滞している。スマホなどはGPU型チップが中心。AIチップもこのGPU型チップが中心だ。GPUの歴史は古い。先駆者は半導体大手のTI社だ。だが、スマホが現れるまでは、CISCとの互換性にいじめられ、中々、目が出なかった。
そう言えば、ボケ爺が活用したRISC形チップの低電源駆動にして再登場もありうるのではないかと、期待している。その分野は「自動車や、ロボット制御コンピュータ」のCPUである。半導体技術はまだまだ創造性に富んだ技術分野だ。日本初の半導体技術が生まれることを祈る。
<読書> 『絡新婦の糸』中山七里 新潮社
「警視庁サイバー犯罪対策課」との副題。今日はネット社会。SNSで、バズれば、収入も得られる。食レポ、旅レポなどは愛嬌。だが、誹謗中傷、企業の倒産助長、等に至れば犯罪である。本著は、冤罪や、旅館経営を窮地に至らしめ夫婦が自殺。この首謀のアカウントを調査。にたどり着いた先が、署内のキーマンだった。
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