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2024年5月27日 (月)

間もなく「傘寿(さんじゅ)」

 今朝の朝ドラ「虎に翼」の終戦1年前の昭和19年の日本全土への大空襲の話が出てきた。ボケ爺の誕生は昭和19年6月である。食糧難の時を無事、今まで生き延びている、と少々感傷にふける。

 今年、満80歳になる。「喜寿」と近いことからあまり有名でないが「傘寿」を迎える。これも、3年程前かTVで、喜寿から85歳までの間に親と話をする時間は年々減って、8時間にも満たないだろう、と。その時はあまり気にしなかったが、気にした。

 一方、我が子供たちとの会話が極端に減ってしまっていることに気が付いた。だが、それを改善する気にはなれなかった。実は、ボケ爺も、親父が危篤と聞いた時に、それまで3~4年間は電話でも話をしていなかった。お袋の時は、入院していたので、1年に2回ほど、30分ほどの面会だけだった。理由は、自分自身、勤めと子育てで精いっぱいの生活だったからだ。こんな状態は代々同じことを繰り返す。仕方がない。

<読書>『父の詫び状』向田邦子 文集文庫

誰の推薦だったか失念したが。早々に読み進める。小学校時代から成人するまで、ここまで父との関わりを記憶してのかと。ボケ爺も小・中・高校時代を思い出せばメモにすることにしたが、思い出せることが無い。父だけの思い出は、その背景、情景を織りなし、機微に富んだ愛情ある語り口に驚く。膨大な父との思い出に感服。

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