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2024年5月 5日 (日)

方丈庵記(クレマチスと夢)

 後半の連休の3日間は雲一つない快晴に恵まれて、富士山も3日間見ることが出来た。多分、非常に珍し事なのだろう。さらに気温も夏日が続いている。ボケ爺も爽快だ。

 散歩の途中の洒落た家の庭に鉢植えの青色のクレマチスを見た。旧我が家の玄関口には、このころ満開になり楽しんだこと思い出す。早々に旧我が家が、どこまで解体されたのか、見学に出かけた。奥は囲いがあってよくは眺められなかったが、玄関口はまだ解体されていなかった。そこにクレマチスの薄青色の花弁を思い切り広げて、太陽光に浴びていた。満開だった。懐かしく50年ほどの回想に、しばらくたたずんでいた。残念なことに深紅のツツジは散っていた。ピンク色の大木ツツジの半分は散り急いでいた。まるでボケ爺のようだ、と苦笑した。快晴は今日までか?

<読書> 『明恵 夢を生きる』河合隼雄 京都松柏社

「ながきよの夢をゆめぞとしる君やさめて迷える人をたすけむ」(明恵上人歌集)にあり、明恵の「夢記」の基礎。60歳で没した名僧。特段に「夢に拘った」。法然、親鸞、道元、日蓮、等。平家から源氏、北条へと権力の座が変わる時代。その「夢記」はフロイト、ユングの心理学に参考となす。ボケ爺はイノベーションの発想に「夢」が関係する、と確信している。ボケ爺の結論は「現実の事象と夢の無意識の弁証法的対話」ではなかったのか?に至った。

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