木花の香りの移ろい
散歩中の事。土曜日の散歩では、雨が降らなければ、野球少年とサポート役の父親の練習に向かう自転車に出会う。特に今日は、多くのランニング姿のおっさんに出会う。健康維持のためだろうが。
木花の香りの移ろいの楽しみな季節である。木花の色の多彩さも心が和む。散歩が楽しみな季節なのだが。今日は少々冷え込んで、木花の活躍は一休みか?
裏の家の庭には、梅の古木が花を付け、梅の甘い香りが。続いて、ロウバイの花からは梅と似た甘い香り。河津サクラは満開でも匂いが薄い。
沈丁花の花はほぼほぼ満開だ。個性の強烈で芳醇な香りは、まだ匂ってこない。何故か、と考えたが今日は少しその香りが感じられた。そう言えば、今朝は鼻水が少ない。そうだボケ爺は花粉症だった。昨年よりも少々きつい。そのためだ、と納得。ミモザの黄色の花は、今が盛りだ。ボケ爺は黄色が好きだ。黄色いカラス、真っ赤なシュクラメンの背景の黄色を思い出す。
<読書>
「共に明るい」井戸川射子
会話が極度に少なく、三人称で繰り広がるフィクション。繊細な言葉の使い方で、人の交流(関係性)を抉り出す。最後まで、何をテーマにして何を訴えたいかは、読み終わっても、全く理解できない。こんな読書感をあえて引きずらせようとしているのか?芥川賞作家だが。
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