23年度終わりの夏日
23年度が終わる。その日が、3月初の夏日となった東京。散歩したが、ソメイヨシノは、まだ、伊武崎にも至っていなかった。タンポポは、満開を迎えている。野川には朝からシラサギが、小魚を狙っている。周りは黄色の菜種草で満開だ。
我が新居の裏の子供公園に一本のソメイヨシノの古木がある。半袖のTシャツ姿の子供たちで賑やかな、爽やかな掛け声で一杯だ。その声に混じって、大人の数人が、青色のビニールシートを敷いている。車から何か荷下ろししている。何をするのかと、しばらくしてから見学すると、何と、花見の宴会を賑やかにやっている。サクラには不満だが、お酒には満足そうに賑やかに騒ぎ始めていた。2024年度の始まりに期待するらしい。子供たちの騒ぐ元気には期待できるが、酒を飲んで愚痴るのは?
<読書>
「負けくらべ」志水辰夫 小学館
看護師の主人公は、対人人間関係、調整力、認識力、記憶力、・・など人心を読むことに長けてこそ、信頼を受ける。事業の家督争いに巻き込まれて、起業家に雇われて、関係する人の心を読み取り、方向付けをするが、一筋縄では終わらない、ハードボイルド物語は続く。老衰のオーナーに負けが迫る。負け方こそが人生。老獪な作品。
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