予想より積もった雪
東京は、予想よりも多めの雪が積もった。TVニュースは、大騒ぎだ。単純な報道で済むからだろう。本来、もっと深刻な政治や、世界情勢(各地で戦争、侵略)の深刻性が増しているのだが。メディアは思考停止状態だ。
ボケ爺が、東京で生活を始めてから50年以上になる。最初の大雪に遭遇したの時の思い出は、初台(京王線)の下宿(まだ学生)している時だった。新宿まで20㎝の積雪の中、歩いた。だが、JRは動いていなかった。
社会人になってから、東京は4~5年ごとに、20㎝の積雪の経験をしている。東京、大阪の出張を新幹線で往復していた時には、米原、名古屋間で雪のため遅延して、東京駅到着が、山手線の終電が終わっていて、新幹線の中で宿泊は3度では済まなかった。日本の交通インフラは雪に弱かった、今も変わりはない。今朝は迷ったが、散歩に出かけた。
<読書>
「たゆたえども沈まず」原田マハ 幻冬舎
不運な画家フィンセント・ファン・ゴッホを中心としたフィクションだ。耳を切り落とし、自殺で亡くなったことでも有名。特に、(星月夜)が、主題の心意気となっている。パリは、芸術の街、特に絵画では、先端で、その雰囲気も漂う。19世紀の後半、アカデミックな絵画が支配。又、ジャポニズム、浮世絵の影響からの印象派の画家、異端の画家には陽の目が続いていた。弟のテオドルス・フォン・ゴッホを支える。多くの画商、絵画愛好家との交流。女性の感性で描かれた人間関係の機微に富んだフィクション。
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