« 2024年1月 | トップページ | 2024年3月 »

2024年2月28日 (水)

23年出生が又減少

 2023年の出生数(速報値)が前年比5.1%減の75万8631人と報道。予想以上の速さだそうだ。これからを占う23年の結婚件数も最低になったそうだ。少子高齢化は止める目途が見えない。

 ボケ爺のルーティンの散歩は続いている。駅前近くでは通勤者とママチャリでの園児の送迎で、歩くのが困難になるほど混む。ママチャリはご婦人が多いが、年々夫が増えてきている。マイクロバス通園の乗り込みも、同じような現象だ。つまり、夫婦とも働き、夫人に負荷がかかることは、あまり改善されていない。年寄りが孫の面倒を見れない。単独世帯だからだが。

 爺の散歩道では保育所に出会う。園内から賑やかな張り声に、野川の川べりで遊ぶ姿に、思わず微笑んでしまう。「これで日本も安泰だ」、と。だが、昨日のニュースではかなり早く出生は減少し、人口は減速を加速する。お隣の韓国では、0.72まで減少したとか?

 10年前からどうすればいいか見当が進んでいるが名案は出ていない。 政府は、お金の支援には力を入れているが、それ以外は手が打てていない。

 能登半島地震でも深刻だ。高齢者が家を失い、復興にはかなりの時間が掛かるだろう。が、子供を持つ世帯は、故郷を捨てて都市に移動せざるを得ない。ボケ爺の考えるには、都市集中化を出来るだけ避けなければ、日本は沈没するだろう。

| | コメント (0)

2024年2月25日 (日)

ニデックの経営陣の刷新

 連日、「ニデックって?」のコマーシャルをよく耳にする。日本電産の社名を変えたからのコマーシャルなのだろうが。多分、多く人はどんな会社変わりにくいだろう。

 兵庫県丹波の豊岡市が基点であったろう。ハードディスクメモリーの軌道モーターで、世界シエア90%を築いた。その後はモーター関連企業を次か次にM&Aして、巨大な企業に成長した。今日はEV向けモーターで注目されている企業だが、EV向けモーター製品では苦労している。そこでの社名変更だ。

 ボケ爺にも、永守社長との出会いの思い出がある。テープメモリーの駆動モーターで、IBMが画期的なモーターを。また、ハードディスクのヘッドの駆動モーターに画期的なモーターを投入してきた(IBM360時代)。そのモーターをいち早く開発しようと、豊岡市にあった日本電産に。なんと、永守社長が出迎え。技術の出席者が、細長い工場の最も奥から駆けつけてくれたが、永守社長は、我々が居る前で、「遅い!」と怒鳴りつけた。完全な「パワハラ企業だった」。今も?「数が少ない」と開発は断られた。

 何度かトップ人事を変えてきたが、誰も永守会長には気に入られなかったようだ。今回の人事は、永守ワンマンが退任して相談役に退くそうだが。どこまでの退任かはまだ分からない。今日まで続いたワンマンがすぐには治るとは思えないからだ。

  残念なことに、EVの逆風が吹き始めた時だ。

| | コメント (0)

2024年2月23日 (金)

「争乱株高」に経済学論は?

 何度かこのBlogでも経済(学)の不思議を愚痴っている。今更、投資で一儲けしたいわけではない。昨日の株高の争乱に疑問が湧きあがる。バブル崩壊前の株価を超えたから。

 NHKニュースでは、バブル時の株価で、日本企業は5~7社が世界トップ10に。今回では、50番にも入れない、不思議さに警告を発しているように思える。だが、エコノミスト達の解説には、「バブル時とは違い不安材料はない」と断言する。

 ボケ爺は、何が違うのか?の理由を示さない論説は信用できない。外資のカネ余り族が、中国投資分を、面白がって日本の株を買いあさっているしか、思えない。それは、バブル崩壊時も同じではなかったか?(アメリカの日本つぶしの戦略か?)

 日本のGDPはマイナス成長だ。なのに日本の経済は順調だ、と言う日本のエコノミストたち。「アメリカの景気が順調」だから、との説明。これも理解できない。

 さらに、日銀は、昨日になって、デフレを脱却してインフレだ、と言う。バカなボケ爺には、全く理解できない(何度もこのBlogにも書いたが)。食品関連物価は15%~30%は上昇している。今も続いている。製造業も順調に原料単価が価格に反映してる、と。だから、インフレになった。残るは賃金上昇だ、これで経済好循環になる、と。

 残る賃金は、3%~7%程度であり、物価上昇をはるかに下回っている。これで、何故に経済好循環なのか?誰か「経済学」を教えてください。

| | コメント (0)

2024年2月22日 (木)

方丈庵記4

 寒い冬場を方丈庵(中古マンション)に住みて、一軒家と変わったところが多々あり毎日落ち着かない。先ず、方丈庵の中身をご紹介しよう。63m2の3LDKの5階建ての2階の角部屋。交通量は非常に多い甲州街道の面している。だが、3重窓は自動車の走行音はほぼ気にならない。暴走族オートバイク、救急車のサイレン、消防車、パトカーのサイレンは、例外だが。

 東に3室ある。お寺の葬儀場で、広い空間がある。その先には、10~15階ほどのマンションが建ち並んでおり、朝日は当たらない。南は甲州街道の先にマンションが建ち並んでいる。冬場では、それらのマンションの隙間から、11時ごろから2時ごろまで太陽光が差し込む。

 室内気温があまり下がらない。方丈庵のリビングは外が0℃でも、室内は18℃までしか下がらない。2時間ほどエアコンで、22℃に。東部屋の寝室は15℃まで下がる。羽毛掛布団でエアコンは必要ない。肝心の風呂場は少々狭い。それでも心は寒い。

 だが、片付けが未だにできない。面倒なのだ。今も、あれは何処へ、を毎日繰り返している。常に気が休まることは無い。残念な方丈庵生活だ。

<読書>

「ひとり日和」青山七恵 河出書房新社

心の挙動は、天気予報より難しい、とボケ爺は思う。それが、このフィクションだ。人との交わりに「ひとりの心」の変動を日記調に書き綴られる。なんて言う会話ではない、が「ひとり会話」の心情は途切れることがなく発せられる。136回、芥川賞受賞作だ。

| | コメント (0)

2024年2月19日 (月)

ご冗談でしょう3

 1:旧統一教会にベッテリの盛山文部科学大臣;答弁に「記憶にない。覚えていない」の翌日には「うすうす思い出してきた」と。その翌日には「記憶にございません」と後退・・・。日替わりメニューだ。今日は、「ハグをする年代でない」「だからバグっていない」の論理。日本のエリートとしてもバカか?ボケか?

 2: 青木ジャーナリスト曰く;キックバック(裏金問題)の自民党のアンケートに「「還付金」(税の納めすぎに帰ってくるお金)にと、「中抜きのことを留保金」と書かれている。これで正しいアンケート文章か?この認識では最初から党全体で反省していない。政治家(官僚)とは反省しない化け物(言い訳名手)だね。バカか?ボケか?

<読書>

「快楽」青山七恵 講談社

過激な表題を見つけ借りる。女性事務員に恥ずかしい、と思いながら。内容は「女性の快楽(セックス)の多様性」だ。結婚8年のエリートな夫婦。婦人の快楽は、偶然に出会った好青年によるレイプの「快楽」以上を味わえていない。結婚2年のカフェを経営の夫婦。婦人は「愛を奉仕するセックス」以外の快楽を知らない。この2組がイタリアヴェニスに出かけて起きるハプニング。エリート婦人はカフェ経営者がレイプを受けた男性だと知る。もう一度、一晩中「快楽」味わう。カフェの婦人はイタリア人に、一晩中の愛のないセックス。それらに「快楽」を知る・・・?

| | コメント (0)

2024年2月17日 (土)

狂乱投資「半導体」は?

 これでいいのか?政府(経済産業省・商務情報政策局)の4兆円もの半導体投資。すでに、今までの2兆円もの支援金を出している。どこまで、過去の失敗の反省をしたのか?どんなリカバリー戦略があるのか?

 過去にも、半導体や、コンピュータの莫大な政府投資を無駄にし、莫大な税を国民に押し付けた。また繰り返すのか、と警告を発したい。

 半導体技術者は多岐にわたる技術が必要だ。その人材が逃げてしまった。いなくなっている。日の丸半導体産業時代の半分も居ない。ラピタスな200名程度の生産技術家を集めるだけでも四苦八苦してる。今から供給しても簡単に育成できない。はるかに難しい技術になったからだ。日本の大学で教育できるところはない。海外に学びに行っている人も僅かだ。

 ルネサスは、自動車向けの半導体の回路設計の8800億円もの人材の買収をする。だが、顧客の要望が多様になった、が理由。これは間違いだ。NVIDIAのようにプラットホームを活用できるオープンアーキテクチャ半導体の時代だ。過去のマーケッティングではいくら投資しても勝てない。

 キオクシアも用途の的が絞れない。WDも絞れない。それで経営が出来るわけがない。合併すればなんとかなる時代でもない。そこに支援して結果は無駄であろう。

 平凡な戦略だけれども、「セグメントでNo1」になることだ。ソニーは光センサーで一番だ。パワー半導体の基板材(GaN)は日本の技術、SiCと合わせて、No1のチャンスは大いにある。次世代の光半導体だってある。今を捨てて、自制を目指す度量が欲しい。

 半導体に必要な材料はまだ、日本は強い。半導体製造装置も。半導体周辺製品に2兆円の支援を期待する。でなければ日本はそこでしか半導体産業は生き残れない。

| | コメント (0)

2024年2月14日 (水)

バレンタインデーに無関係な日

 今日は、バレンタインデーらしい。ボケ爺のバブル初期時代と違って、なんだか静かなようだが?この日を気にしなくなってから30年以上は経つだろうか。

 バブル初期時代は、「義理チョコ」全盛期だったと思う。その中に、本命と言って渡してくれる人を期待していたが、残念ながら一度もその恩恵には遭遇しなかった。義理チョコを貰えなければそれはそれで傷つくのだが、ちっともうれしくは無い。わざわざ大きなカバンを持ってきて持ちかえるモテモテも結構居た。3月のホワイトデーの返礼に気を遣う。毎年同じでは能がない。ことらも「義理返し」となるからだ。

 職場には「お局様」がいる。彼女に頼んで、買ってきてもらう。そんな思い出に苦笑するしかない。何ゆえか、前夜の夜中の鋭く尖った三日月が冴えわたって、心を突っついてきた。

 ボケ爺、今はポリフェノール摂取のためカカオ80%以上のチョコレートを自分で買う。健康第一!

<読書>

「山月庵茶会記」葉室麟 講談社

主人公は妻を自害に貶めて後悔。16年間もの長い間茶人として、京都・江戸で修行して故郷に帰ってきた。不義密通の噂の愛妻が何故自害したか?を探るためだ。主人公は養女を貰い友人の息子に嫁がせていた。妻の自害の真相は闇の中で、物語はサスペンスに変わる。人の内情を探るには女人の機微な情感が必要だ。人図真になった養女に助けてもらう。愛妻は藩の秘密、を知って自害した。が秘密とは何か?奔走する。そこには政府が送り込んだ隠密が関係していた。壮大な絵巻物だ。

| | コメント (0)

2024年2月12日 (月)

休日なのに消防車の出番?

 昨日は、早朝の消防車のサイレンで目覚める。近所ではない。だが、一日に4回も消防車のサイレンを聞くことになった。さらにそれに、救急車は休む暇がないほどサイレンを鳴らして走っていた。

 散歩の途中の野川ではシラサギが一羽で川面を睨んでいる。昼前の帰りには、シラサギが居た近所の川端に「魚とり」の旗が立てかけられていた。何人かが集まりかけている。

 午後2時ごろから、必要がありスーパーに出かけた。駐車場有の大型店で、大型パックの商品が多く、この地域のどのスーパーよりも安いと言う。なんと、所狭しと買い物客で一杯だ。ボケ爺は3点ほど買うだけだが、他より安いのでここをよく使うのだが。いずれのレジにも長蛇の列だ。買い物をかごに入れるに10分ほど、レジを済ますに30分もかかってしまった。駐車場は満員の表示で、車道に長蛇の列。

 今日は、3連休の中日だ。連休なので若い家族は何処か郊外に出かけているモノかと思ったが、意外に出かけていなかったのだ。春休みに備えて中休みなのか?

| | コメント (0)

2024年2月11日 (日)

尻切れトンボ議論の国会

 今、通常国家が開かれ、予算委員会で議論されているが、どれも尻切れトンボで終わってしまいそうだ。何故か?基本は野党の勉強不足、それも議論の仕方を知らないからだ。

 盛山文部科学大臣の旧統一教会との関係において、過去に関係があったことは証拠写真を見つけて追及は出来たが、盛山文科相の言う「今は関係を断ち切っているから問題はない」に、「今は断ち切っている根拠を示せ」、となぜ迫れないのか?

 旧統一教会問題を尻切れトンボで終わらせたから、「証拠の追求が出来ない」、の一件落着で終わっているからだ。

 パーティ券キックバックの不正。についても「尻切れトンボ」になりそうだ。これ一本に絞ればいいのに、政府活動費まで合わせての議論となり、自民党の思うつぼに野党はハマっている。「不記載は裏金だ、使用目的を明確に国民提示せ」。出来なければ「納税せよ」一本に絞るべきだ。

 そして、アンケートで「不記載を修正した、もうありません」を許してはならない。証拠もない「不明」を徹底的に追及できないのか?又、飲み食いの領収書が一日に4回も出てくるのは可笑しい。料亭や、レストランで調べれば直ぐ分かる。野党が不明は税務署と一緒に追求すべきだ。領収書の無い書籍代なども。「尻切れトンボにならないように願う。

| | コメント (0)

2024年2月10日 (土)

小澤征爾の訃報に合掌

 今朝、小澤征爾の訃報が届いた。享年88歳だった、まだ若い。彼の日本の交響楽指揮者として、数々の功績に疑う余地はない。日本の演奏力の質を高めた。指揮者として世界で活動して日本の文化的地位を高めた、など数えるほどある。

 ボケ爺は、自慢ではないが楽器は何一つも弾けない。歌えば音痴、交響楽は素人で詳しい訳でもない。

  だが、小澤征爾の指揮する姿には魅了された。交響楽が分かった気がした。指揮スタイルが、楽団員の心を把握するカリスマ性があった。ボケ爺は、毎回その指揮スタイルに酔っていた。企業組織のカリスマ性に活かせないかを考えた。

  交響楽を聞こうと思ったのは、大学3年からだ。後輩が交響楽を趣味にして、ボケ爺に自慢する。癪だから、その時教えられた日本フィルハーモニー楽団の会員になり上野のホールに聞きに行くようになった。統括、指揮していたのが小澤征爾であった。

  その後、各団員の労働問題で日本フィルハーモニーと、新日本フィルハーモニーに分割され、小澤征爾は、新日本フィルハーモニー楽団に移った。上野音楽ホールで聞くことが出来た。

  ボストンに出張することが多くなり、小澤征爾の主席指揮者のボストン交響楽団を指揮する演奏日程を調べ、2度ほど本番で聞けたことを思い出す。

  渋谷公会堂での指揮は、座席近くまでやって来て、間近で、小澤征爾の指揮を堪能した思い出がよみがえる。合掌!

| | コメント (0)

2024年2月 8日 (木)

ラピダス(日本半導体)の可能性は?

 日本政府は、半導体産業の復興に巨額の支援費を送っている。最も恩恵を受けている政府肝いりの「ラビダス」である。それも、ファンドリー主体(請負生産)だと言う。

 2ナノ回路幅にいきなり取り組むらしい。IBMの技術を導入すると言う。が、IBMが自ら投資しない(試作だけ)技術で大丈夫?ボケ爺の技術者魂が否定に色めき立つ。ラビダスからIBMの技術習得に送り込まねばならない技術家は200人程度らいしい。だが、半導体衰退して時が経って優れた技術家は居ない。一方半導体産業は巨額の設備投資の産業だ。よって減価償却に数を作って価格を下げなければ。正の循環スパイラルがキーだ。それが出来なかったから、日本の半導体産業は衰退した。

 ラビダスは他人の技術で、設備投資は政府と、素人投資家の投資で、何時迄耐えられるか、疑問。政府は何処まで面倒を見るつもりか?前回は見切ってしまったが。北海道の千歳に工場を作っている。半導体の物流は軽いから飛行機で可能だが、材料の納入物流はそうはいかない。考えているのか疑問。チップセットを強調しているが、それへの開発投資は並ではない、その点も疑問だ。

 TSMC(台湾)の第2工場を第1工場(熊本)の隣に追加投資するらしい。その周辺には材料屋がすでに準備に掛かっている。熊本は昔の半導体産業のメッカだった。

 結論として、日本の半導体ファンドリー産業は成立するのだろうか?政府の多額の投入は税金だが。さて?

| | コメント (0)

2024年2月 7日 (水)

首都高速通行止めの影響

 ルーティンの散歩に出た。東京は冬日のマイナになったから、路上は凍っているところがある、とのことから、すべり止めの靴を用意した。昨日は、積もった雪が融けて、水たまりが出来ていた。雪道より苦労して歩いた。今日も同じかな?と思っていたが、凍っていたところは少なかった。野川はシラサギが小魚を狙っている。

 カフェからの帰り11時ごろ甲州街道を新宿方面に向かって歩いていた。フト気が付いた。調布方向が、いやに混んでいる。しかも大型トラック、大型バスががぜん多い。なるほどまだ、首都高速は通行止めなのか?

 大型バスは、京王高速バスは9台、はとバス5台、その他観光バス3台。と、帰宅までに出会う。勿論、その他の大型貨物車は、小型車の3倍以上だ。のろのろと調布インターまで続いていることだろう。新宿方面の車は少なかったが。都心の高速路は雪には弱い。

| | コメント (0)

2024年2月 6日 (火)

予想より積もった雪

 東京は、予想よりも多めの雪が積もった。TVニュースは、大騒ぎだ。単純な報道で済むからだろう。本来、もっと深刻な政治や、世界情勢(各地で戦争、侵略)の深刻性が増しているのだが。メディアは思考停止状態だ。

 ボケ爺が、東京で生活を始めてから50年以上になる。最初の大雪に遭遇したの時の思い出は、初台(京王線)の下宿(まだ学生)している時だった。新宿まで20㎝の積雪の中、歩いた。だが、JRは動いていなかった。

 社会人になってから、東京は4~5年ごとに、20㎝の積雪の経験をしている。東京、大阪の出張を新幹線で往復していた時には、米原、名古屋間で雪のため遅延して、東京駅到着が、山手線の終電が終わっていて、新幹線の中で宿泊は3度では済まなかった。日本の交通インフラは雪に弱かった、今も変わりはない。今朝は迷ったが、散歩に出かけた。

<読書>

「たゆたえども沈まず」原田マハ 幻冬舎

不運な画家フィンセント・ファン・ゴッホを中心としたフィクションだ。耳を切り落とし、自殺で亡くなったことでも有名。特に、(星月夜)が、主題の心意気となっている。パリは、芸術の街、特に絵画では、先端で、その雰囲気も漂う。19世紀の後半、アカデミックな絵画が支配。又、ジャポニズム、浮世絵の影響からの印象派の画家、異端の画家には陽の目が続いていた。弟のテオドルス・フォン・ゴッホを支える。多くの画商、絵画愛好家との交流。女性の感性で描かれた人間関係の機微に富んだフィクション。

| | コメント (0)

2024年2月 4日 (日)

スワ火事だ!

 そろそろ起きようかの6時半ごろ、不思議な消防車のサイレンを聞いた。数m(一分)ほど思えるほどで短い間。「何だろう?」走行中に火事の連絡が入り、サイレンを鳴らしたのか?通行が邪魔になり鳴らしたサイレンか?

 5~10分後に、消防自動車のサイレンが、次から次に聞こえて、ボケ爺の方丈庵の近くに停まる。それも甲州街道に。カーテンを開けると、甲州街道に数台、消防士が制服を着て忙しく、行き来し始めた。警察関係の車もやってくる。東の普段は使われていない駐車場に次から次へと停めていく。

 1時間ほどで道具を片付けて帰っていった。煙は、窓から見える範囲では見つけられなかった。この近くの道は消防自動車一台が通れる程度の道幅だ。だから、何台も火災現場には近づけないのだろう。昔の体力なら、火災の現場を探し、飛び出しているのだが、雨とこの寒さでは、さすがに無理だ。

  小雨の中散歩に出かける。甲州街道は相変わらず多くの救急車がサイレンを鳴らし行き来する。国領の茶店でもいつもより多い救急車のサイレンが賑やかだ。大病院が多いからだろうが。

| | コメント (0)

2024年2月 1日 (木)

ゴ冗談でしょうー2

 寒さのピークの2月。初日から異常の温かい朝を迎えた。十分な汗が出る。

 昨日の1年後の定期診断で、「十分に楽しんだ人生を!」と言われ気分爽快である。が、少々目覚めは悪い。

方丈庵記ー4では、日本の安全安心を揺るがす事件が。どうしてここまで?

*富士通が英国の郵便局の会計システムの開発を請け負った。だが、システムに何らかの不具合が発生し、100人ほどの冤罪を生んでいる。有頂天ボケ。

*トヨタ自動車の系列子会社の型式認定など不正が蔓延している。なんとトヨタ本体でもリコールをアナウンスした。虐め快感と殿様商売ボケ。

*パナソニックのほとんどの電子装置の部品で「安全規格のUL規格」を外れた部品を使っていた。殿様ボケに、安全・安心ボケが蔓延している。又、日本の電機産業が衰退を起こしそうだ。大きければいいのボケか。

*あのボーイングが、737小型機で事故が多発。ボーイングの衰える「現場力」。5期連続赤字。エアバスと差が出ている。航空機大手の米ボーイングが生産・開発力の低下に揺れている。その部品が、日本製でなければいいのだが。

*東北・上越・北陸の各新幹線で23日に架線弛みから起きた停電を巡り、JR東日本は30日、再発防止策として、破断部品を交換する、と言う。危ないと認識して交換中だった。経験を無視した安全対策ボケ。

| | コメント (0)

« 2024年1月 | トップページ | 2024年3月 »