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2024年1月18日 (木)

能登震災で不都合な真実

 能登地方の大震災の報道はきめ細かく報道されている。あまりにも、同じような質問と住民の苦悩の繰り返しが、逆に住民を苦しめている、と思えてならない。黙々と支援がいきわたることを被害者は望んでいる、と思える。

 その中で、重要な被害について、2点の報道が十分ではない。むしろ、震災後の復興対策に最も重要な報道が隠されているのかと思える。メディア(ジャーナリスト)の責任なのだが、「不都合な真実」をあえて隠しているのではないだろうか?むしろ、政府が隠すよう後ろで操っているのかもしれないが?

 先ず一つ目は、能登半島の中ほどにある志賀原発の事故の内容の公表が小出しであり、矮小化されている。地震がもう少し大きければ、どんな現象になるのかの追及、それに、近くの住民の避難についての指示が出たのか?非難に対して準備状況はどうだったのか?端的に言えばオイル漏れとか、電源供給に対する事故の先をどう読み、住民避難指示準備をどうしたかの真実を明らかにすべく、報道をもっと追求すべきだ。

 二番目は、3年も2回の少々大きな(6弱、6強)の地震と微振動の繰り返しのメカニズムの追及が出来ていなかった理由と、今回の地震との差異の検証について、もっと真実に迫らなければ、災害の対応が遅れる。3年前からは水蒸気爆発で、微震度は続くが今まで以上の強度の地震は起こらない、「大地震の確率は遥かに少ないと結論を立てていた」。そのため地震計の設置も少なく、津波計もいい加減であった。

 この2点の不都合な真実を、是非に解明する努力を、政府に追求して欲しい。今後の自然災害の多発に日本は対処できなくて、沈没するであろう。

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