方丈庵記2
ボケ爺の方丈庵に済み始まて、4カ月が経つ。まだ、ここが新しい終の棲家になったことを後悔することがある。「ここで良かったのか?あと何年活きられるか?」、と。
体力はかなり改善できている。ママチャリの電動自転車に頼った時は、「1Km歩くの困難」。自転車を捨てて、今では、散歩の距離がも元に戻った。体重が退院時の51Kgが、54Kgに。たんぱく質中心の食事を心掛けている。
一日中、喋ることはない。それが1週間も続く。そのため、2つの問題が起きている。1つが、声がかすれる。つまり声がよく出ない。料理を頼むときに、一度「エエ、アア、と発してからでなければ、うまく声が続かない。憐れ!
2つ目は、世のニュースの批判などは、自我流の思考で、何とかなる。本もなぞるようにているが、どこまで理解できているやら。つまり、そこには、想像・創造に至る洞察が出来ない。つまり新しい創造物が浮かばない。
と言う事は、世捨て人では、生きられないことになるか?人間なる動物は、世間の中に出て人々と交わらなければならない運命にあるのか?世を捨てることはできないのか?クワバラ、クワバラ。
<読書>
「この世の喜び喜びよ」井戸川射子 講談社
不思議な文章校正だ。一人称か二人称か?切り目無くしゃべり続けるようだ。その間読者に考えさせないようで、読んでいて疲れる。だが、不思議な日常の景色がリアルに続く。こんな小説は初体験。不思議、不思議。
| 固定リンク
コメント