「安全ボケ」の航空機激突事故
Jal516便と海上保安庁の機体と、C滑走路で激突!なんと恐ろしい事故だろうか。悪天候か、テロでない限りありえない事故だ。だが、TV報道各社からは、乗客乗員を気にする様子はない。報道の基本はまず人の安全を気にすることから始まるはずだが?人命報道の遅さは驚きだ。各社の報道も乗客乗員の安否確認を急げ、との叫び声はなかった。残念な日本の一場面。
2日続きの悪夢が続く。事故が起きたところからの生の映像を見ることとなった。日本の主力の空港で起きた。信じられないが、現実である。Jal516便の着地から、他機に衝突炎上しながら、前車輪が折れた状態で火だるまの滑走をして炎上は続いていたが、消火は進んでいるようには思えない。機体の窓からは機内の火事発生。見る見るうちに機内全体の火災。だが、乗客の安否を心配する放送は無い。事故の原因は、管制塔からの指示を海保機の確認が怠ったのだろう。安全ボケだろう。
かなりの時間を要して、乗客乗員の379人、全員脱出が終わっていた、と。ケガをした人は14人と。乗務員の訓練よろしく、機体脱出は順調だった、とか。一方、海保機の乗務員は6名で、5名死亡、1人重症、と報道は海上保安庁から発表となった。
この事故の原因は、日本の「安全ボケ」を象徴している。自動車業界で顕著な「安全安心ボケ」と共通事象である。
自動車安全無視は、帆の自動車や、ダイハツの試験データ捏造で安全無視、デンソーの燃料ポンプのリコール事件(Hondaは全数に及ぶ)、等々。
政府、国民の「平和ボケ」に加えて、重大な「安全ボケ」であり、平成・令和に続く日本国沈下を加速する要因である。
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