方丈庵記1
今日は朝から本曇り、夕刻後は東京平地でも雪かも、と言う「大寒」の始まりである。
暮れに、中国の企業から、コンサルティングの継続の依頼がきた。何もしないことを決めて2024年以降を過ごすつもりだったので、断った。だが、継続を強く望まれたので、送ってきた契約書にサインをして、送り返した。その時、報酬は受け取らない、若者社員の功績の奨励金として、寄付しようかと考えていたのだが。
だが、問題が起きた。契約金はUSD($)であったので、日本にてドルで受け取れれる銀行に口座を設けて、ここ10年ほど経過したいたのだが、「12月分として中国から振り込まれたUSDがアメリカで受け取れない」、との連絡が入った。その理由は「Compliance Matter」だと言う。米中貿易摩擦の強化の一環かも知れない、とのことだ。兎に角、中国企業に調査してもらい、USDの送金が出来ないないならば、これをチャンスに、報酬を受け取らなくて、若者激励の奨励金として、寄付することにしようと考えている。
国内の企業からも、コンサルティングの継続を依頼した一旦断ったのだが、継続になった。当然、無償としてもらった。これで、金儲けの道を断つことが出来そうだ。いよいよ本格的に方丈記の生活が出来そうだ。
<読書>
「小野小町 百夜」高樹のぶ子 日本経済新聞出版
資料の少ない中から実生活のような美しい、逞しく生きる女性の生き方を物語の構想力に感服。女性貴族(姫)たちの置かれた地位とその活用の巧みな生き方も加わる。源氏物語の紫式部に続く。さすがに高樹のぶ子の意味深い物語だ。
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