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2024年1月14日 (日)

ザワつく中台関係から始まる年

 台湾の総統選が行われ、中国から独自路線を進める民進党の「頼清徳」氏が当選した。だが立法院(議会)では民進党は過半数が取れなかった。ねじれ政権が強いられるのだが。

 2024年は多くのトップの選挙が行われる。世界情勢が場合によっては大きな変化が生まれる政権不穏な年である。その一つの台湾総統選であった。これで、中国はどうのように台湾に接するにか?習近平は、台湾の何を仕掛けるのだろうか?さらには海洋支配と合わせて見守る必要がある。さらには、秋のアメリカ大統領選で、」とランプが再選されれば、さらなる複雑性は増すだろ。

 日本は露骨な中国批判に、中国からしっぺ返しされること間違いない。日本政府はアメリカの属国として単純すぎる。

 それにしても、台湾は投票率72%以上と、高い。さらに国民が、いろんな圧力を感じながら民意を反映して「民主主義」を守っていることは民主主義の大切さを重んじている国民力だ、素晴らしい力。

  一方の日本は、政府に物申すことを諦め、無気力となり民主主義を放棄しているように思える。私欲にまみれた政治家しかいない日本に飽き飽きして「民主主義を放棄」している。こんな日本に未来はない。

<読書>

「ほかならぬ人へ」白石一文 祥伝社

男女の関係とは、ここまで複雑なのか?凡人の男で、女性との付き合うことの経験が薄いボケ爺には、あまりにも複雑な心情や機微の働く世界があるのか、と恐れ入りました。

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