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2024年1月31日 (水)

1月が終わろうとして

 一昨年の大晦日の31日の朝、ものすごい体の震えが襲ってきた。熱は無いが汗が尋常じゃない、自力で病院へ。結果、急性大静脈解離で緊急入院。5日間ICUで麻酔の覚醒で過ごし、翌年(昨年)17日に無事退院。62Kgあった体重が50Kgへ。

 今年の17日に1年後の経過検査診断、その結果を本日聞きに出かけた。診断結果は、概ね順調で、大きな変化はなかった。血液検査では、腎臓が少々悪い、「腎臓は良くなることは無い。悪くならないよう十分な水を飲みなさい」。CT診断では、「手術したところは問題なし。動脈血管が少々長いので、多少蛇行して、所々に灰が溜まっている。薬で散らしましょう」。エコーでは、「逆流が少しあるがこの程度は問題なし」。「心電図、X線は、全く問題なし」。

 「1年後の経過診断の予約をとって帰ってね」。「長生を楽しんでください」。と追いうち。ボケ爺は聞く「先生、大手術で余命短いので、静かに過ごします」。と言うと先生は「何言っての、これだけ問題ない体でもったいない。大いに楽しいことをしなさい」。と叱られる。本当かな?ならば紫式部と恋をしたい。

<読書>

「やばい源氏物語」「大塚ひかり ポプラ新書

「やばい」とは少々下品?と思うが。多くの面で「目からうろこ」と言う事で納得だ。物語の設定がトコトンリアル、「史実」にベースにしている。フィクションだが架空の人物ではない。人格の話、玉の輿、男に騙され、不倫も、レオプも、年下を虐め、等々。その点で「紫式部」は革命児。ブス女も3人も含めている。老女のエロも含む。嫉妬あり、病気のシーンもあり、変態あり、貧乏の悲劇(経済概念)あり。1000年頃の平安は!

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2024年1月30日 (火)

ゴ冗談でしょう-1

 2024年早々日本人の根底から狂った発言が多い。ゴ冗談でしょう、言いたい。

 先ずは、政治問題の「キックバックのネコババ」「裏金作り」は、事務方が悪い、秘書が悪い、自民党の派閥が悪い、で終わらせようとする。岸田首相は、「逃げの手」を打つ。ネコババのカネの使途は、明らかにする必要のない自由なカネだ、と。岸田首相に説明はボケている。「・・・したい」と願望だけ。自らの責任とは決して言わない。岸田首相の政治、政策はボケている。首相の権威が欲しいだけだ。

 次は、能登半島大震災のことだが、初動が遅い、飛行機での偵察もなし、支援活動は一般市民頼み。一カ月もたって対策委員会を作る?岸田首相は、委員長になりたがる。だが、」協議体にまかせっきり。今回の地震は「人災」でもある。地震委員会は、能登半島の地震は大きなものは起きない、と断言し何一つ対策を追加しなかった。これは国政の間違いだった。「人災なのだ」。震災対策大臣は影に。

 その次が、世界一の生産量を誇るトヨタ自動車だ。ジャストイン生産方式とか言って、子会社いじめから始まっている。企業の系列化を巧みに作って、系列企業を虐めにいじめていたことは有名だが。日本人の今日の差別化による「虐め」はトヨタが根源だ。さらには、二番手戦略で、楽して儲ける。「儲けの源泉は全て系列子会社いじめ」だ。

<読書>

「世界はゴ冗談」筒井康隆 新潮文庫

10の短編で。どの作も、ボケ爺は付いていけない。残念だ。「ペニスに命中」は博識で皮肉の展開、ストイックなのか?「不在」は中で最もおとなしい。だが、難解。「小説に関する夢十一夜」は、漱石の夢十夜の続きだろうが、夢が無限に発散。等々。ボケ爺どんなに頑張っても理解はできない。これが小説?ゴ冗談でしょう。

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2024年1月28日 (日)

方丈庵記3

 方丈庵で一人暮らしをするようになった昨年は、鴨長明のような生活に憧れた。その理由は、昨年早々に大病をして、余命4年を、自分で覚悟し信じた。だが、今年の正月で1年が経ち、終活をするには不都合なことが次々に起きる。

 先ずは、カネ儲けは、方丈庵記1で実行を提案。コンサルティングは続けるがカネは必要なしで了解を貰った。前回の方丈庵記2では、人との付き合いを無くすると、不都合なことがおきる。①声が出なくなる。②ボケが進む、ことであり悩む。

 研究テーマを著書にしようと、始めたが遅々として進まない。その理由は、「人生100年時代」に関係する。これから起きる複雑な世界を組み込もうとすると研究の時間が必要。余命4年ではなく、体力も情熱も湧き出て長生きに欲が起きる。さらに孫たちが、受験の年ごろとなり、その行く世を心配するからでもある。下記の読書もボケ爺の著作には必要だが、理解はできない。

<読書>

「創造性はどこからやってくるか」郡司ぺギオ幸夫 ちくま新書

副題に、-天然表現の世界-となっているが、全体に実に難解であり、ボケ爺には冒頭からよく理解できない。だが、ボケ爺の研究テーマの「イノベーションの源泉は?」の一環で、読破したいが。思考の基本は「外部から」と「内部から」があり、経験や体験のトラウマ(ボケ爺流の言う、「バイアス」)が、「創造のための準備となる」、と言う。その上で、内部から創造が始まる。外部とのやり取りを繰り返し、創造の形が生まれ、それだけでは終わらすことなく、「脱色する」を試みて仕上がる、らしい。なるほど!よくよく考えれば当然の思考法だが?難解だ。

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2024年1月27日 (土)

晴天が続く平和

 ここの所晴天が続いている。今朝もルーティンの散歩。少々寒いが、例年よりも暖かい。東京も-1℃ほどに下がったと言う。この多摩地域では、-3℃ほどだろう。富士山がくっきりと見える。空気が乾燥しているからだ。それにしても、この土地に住んでから50年ほどになるが、毎年、零下になる割合が少なくなるし、霜柱も見かけなくなってきている。住み始めたころには、10cmも珍しくなかったが。

 気が付けば、散歩の道すがら目に付くのは、梅の花だ。今年は少々早い。特に、老紅梅は7分咲だ。こんなに老いぼれても毎年美しい花を咲かせる。ボケ爺も負けられない、と元気をもらう。沈丁花の花の芽も膨らんできている。

 スズメも元気、集団ではしゃいでいる。神代団地の庭に、50羽ほどのハトの集団が、枯草の合間から何かを探している。こんなに多い集団は珍しい。

<読書>

「本当はエロかった昔の日本」大塚ひかり 新潮社

=古典文学で知る性愛あふれる日本人、なる副題にひかれて読み始めたが。古典文学に親しみを抱かないボケ爺が。古典語彙の隠語を知ると、和歌の風景が一変した。だが、日本だけがエロかったわけではない、中国、韓国、ドイツ、フランス、アメリカ、の友達とエロ(性愛)を論じれば、どこの国も一緒。世界の男女のエロ(性愛)話は共通だ。英国博物館で、春画展が開かれた。老男女、若男女とも熱心に魅入っていた。女性はほほ笑んでいるが、男性は深刻で意味深な顔。性愛の課題は世界共通だ。

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2024年1月26日 (金)

花粉を感じる時期

 今朝、天気予報のニュースの中で、「すでに花粉が飛び始めた」と。今までの年では、ボケ時の花粉感覚は、天気予想のニュースよりも1~2週間は早かったのだが。ひょっとするとセンサーが鈍くなったのかと喜んだ。

  だが待てよ、何故、今年は遅れたのか?今も出ている僅かな涙、時々出るクシャミと鼻水は?と考え込んだ。涙は、1月20日ごろに遭遇した一日強風の日。目にゴミが入って盛んに涙が出ていた。その後も涙の量は少ないが続いた。目は赤くはなっていない。ボケ爺はこれはてっきり、土埃の後遺症と思っていたが。

  一方、クシャミも多くなっていた。これは、年を取ると、鼻毛が良く伸びる。暇さえあれば鼻毛を抜いている(漱石先生のように)。その時、クシャミが出るし鼻水もよく出る。

  これらが重なって、花粉の時期のことは全く失念していたのだ。これはボケ爺の分析力がボケてきている証拠だ。花粉症抵抗力が衰えたのでは無く、頭がボケてきているのだ。歳は取りたくなないね。

<読書>

「犬吉」諸田玲子 文藝春秋

五代将軍綱吉の時代の「生類憐みの令」で、武蔵野の森(中野区当たり)を開拓して、犬の御囲の場所を設けた。そこで起きる犬の世話人の悪事と人情との絡みの筋書。その主人公は、親に廊に売られ、縁あって、旗本屋敷の犬の世話に赴き、さらに御囲の犬の世話役になった世捨て少女。苦労人の心の強さと相まって、生きることがどんなことかを悟らせる。著者の想像力と文書力に感服。

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2024年1月23日 (火)

方丈庵記2

 ボケ爺の方丈庵に済み始まて、4カ月が経つ。まだ、ここが新しい終の棲家になったことを後悔することがある。「ここで良かったのか?あと何年活きられるか?」、と。

 体力はかなり改善できている。ママチャリの電動自転車に頼った時は、「1Km歩くの困難」。自転車を捨てて、今では、散歩の距離がも元に戻った。体重が退院時の51Kgが、54Kgに。たんぱく質中心の食事を心掛けている。

 一日中、喋ることはない。それが1週間も続く。そのため、2つの問題が起きている。1つが、声がかすれる。つまり声がよく出ない。料理を頼むときに、一度「エエ、アア、と発してからでなければ、うまく声が続かない。憐れ!

 2つ目は、世のニュースの批判などは、自我流の思考で、何とかなる。本もなぞるようにているが、どこまで理解できているやら。つまり、そこには、想像・創造に至る洞察が出来ない。つまり新しい創造物が浮かばない。

 と言う事は、世捨て人では、生きられないことになるか?人間なる動物は、世間の中に出て人々と交わらなければならない運命にあるのか?世を捨てることはできないのか?クワバラ、クワバラ。

<読書>

「この世の喜び喜びよ」井戸川射子 講談社

不思議な文章校正だ。一人称か二人称か?切り目無くしゃべり続けるようだ。その間読者に考えさせないようで、読んでいて疲れる。だが、不思議な日常の景色がリアルに続く。こんな小説は初体験。不思議、不思議。

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2024年1月22日 (月)

派閥の悪と裏金の悪は幕引き?

 岸田派の派閥解散宣言で、安倍派、二階派も派閥解散。その後の雪崩も期待したが。今は続かなかった。これも岸田の策略か?と期待したが。岸田は策略家ではなさそうだ。「残慮で一もめ」ありそうだ。ボケ爺はそれを期待したい。それにしても、岸田首相の「政治刷新本部の「けじめをつける」はどうなるのだろうか?議論が進むのか?何も決めなくて解散か?

 岸田首相の頭の中はどうなっているんか?①「意見をよく聞き客観性を持て対処する」=>「聞いたふりで誤魔化す」。②「スピード感をもって実行する」=>「遅延対処」。③「透明感をもった政策をする」=>「不透明、隠蔽を常としてから対処」。

 その上、「気遣なし即断」「配慮なし、忖度はそちらから」との「ワンマンリーダー」経営者としては、最低のリーダー。「政治活動費や機密費の金で人気を買うタイプ」だ。これでは日本の未来は沈下(液状化現象)。

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2024年1月21日 (日)

月面着地に成功?

 今朝は、東京地域は雨であり、予測通りで、雪の番狂わせは無かった。残念。

 日本の月面着地は成功した、とアナウンス。それはそれで予測通りで喜ばしいのだが。問題は狙いの目標は満足出来たのかの検証を最後までしてほしい。

 最も大切なミッションの着地地点の精度を高める目標は満足したのか?太陽電池が破損(?)で稼働しない。電池の容量がある間に、何とか確認が欲しい。

  一本打法の着地法で、確実に着地(構想は良かったが)出来たのだろうか?太陽電池が働かないことは、着地の衝撃で、配線が壊れた?横転して破損?なども確認して欲しいが。この確認は難しいだろう。この2点が解明できれば成功と言えるだろうが。

 日本の科学技術の低迷が続く中、唯一の希望の星であったので、是非最後までの失敗の解明が出来ると日本の科学技術の明日はまだある。

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2024年1月20日 (土)

方丈庵記1

 今日は朝から本曇り、夕刻後は東京平地でも雪かも、と言う「大寒」の始まりである。

 暮れに、中国の企業から、コンサルティングの継続の依頼がきた。何もしないことを決めて2024年以降を過ごすつもりだったので、断った。だが、継続を強く望まれたので、送ってきた契約書にサインをして、送り返した。その時、報酬は受け取らない、若者社員の功績の奨励金として、寄付しようかと考えていたのだが。

 だが、問題が起きた。契約金はUSD($)であったので、日本にてドルで受け取れれる銀行に口座を設けて、ここ10年ほど経過したいたのだが、「12月分として中国から振り込まれたUSDがアメリカで受け取れない」、との連絡が入った。その理由は「Compliance Matter」だと言う。米中貿易摩擦の強化の一環かも知れない、とのことだ。兎に角、中国企業に調査してもらい、USDの送金が出来ないないならば、これをチャンスに、報酬を受け取らなくて、若者激励の奨励金として、寄付することにしようと考えている。

 国内の企業からも、コンサルティングの継続を依頼した一旦断ったのだが、継続になった。当然、無償としてもらった。これで、金儲けの道を断つことが出来そうだ。いよいよ本格的に方丈記の生活が出来そうだ。

<読書>

「小野小町 百夜」高樹のぶ子 日本経済新聞出版

資料の少ない中から実生活のような美しい、逞しく生きる女性の生き方を物語の構想力に感服。女性貴族(姫)たちの置かれた地位とその活用の巧みな生き方も加わる。源氏物語の紫式部に続く。さすがに高樹のぶ子の意味深い物語だ。

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2024年1月19日 (金)

今朝の空、東京も雪かな?

 ルーティンの散歩の今朝、空を仰ぐ。薄く刷毛で掃いたような筋雲と、飛行機雲が、時間が経って太くぼやけたモノや、さっき通り過ぎた細い鋭いモノ、など織までて4本ほど見える。上空には寒気が、すでに関東地域を覆っているようだ。

 だが、日差しが強い。この太陽光と、北風の寒気とのせめぎ合いが続いているように思える。南岸低気圧の通過の悪戯だ。気象庁も悩む一日になるだろう。

 そんな中でも、植物は気象を確実化に感じ取り、蕾を膨らましている。猫柳は元気に白い産毛を確保している。日当たりの良い路地ではオッチョコチョイのタンポポが咲き始めている。雪になったら、積もった雪をどうやり過ごすのだろう、とボケ爺は気になり同情をしてしまう。

<読書>

「私の体がなくなっても私の作品は生きつづける」篠田桃紅 講談社

書道家である著者の書画に桃紅の心の言葉を書き添えた画集である。この画集は

同じく書道家であり高校の教師の松本志遊宇氏が集めた桃紅の作品を中心としている。桃紅の言葉では、「一本の線にも「無」と「無限」が作品になる」「自然を描くに「抽象の根」には「心で始まる」想像力」など含蓄に富んだ言葉の数々。人間には想像力と、それを抽象化する脳をもっている。

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2024年1月18日 (木)

能登震災で不都合な真実

 能登地方の大震災の報道はきめ細かく報道されている。あまりにも、同じような質問と住民の苦悩の繰り返しが、逆に住民を苦しめている、と思えてならない。黙々と支援がいきわたることを被害者は望んでいる、と思える。

 その中で、重要な被害について、2点の報道が十分ではない。むしろ、震災後の復興対策に最も重要な報道が隠されているのかと思える。メディア(ジャーナリスト)の責任なのだが、「不都合な真実」をあえて隠しているのではないだろうか?むしろ、政府が隠すよう後ろで操っているのかもしれないが?

 先ず一つ目は、能登半島の中ほどにある志賀原発の事故の内容の公表が小出しであり、矮小化されている。地震がもう少し大きければ、どんな現象になるのかの追及、それに、近くの住民の避難についての指示が出たのか?非難に対して準備状況はどうだったのか?端的に言えばオイル漏れとか、電源供給に対する事故の先をどう読み、住民避難指示準備をどうしたかの真実を明らかにすべく、報道をもっと追求すべきだ。

 二番目は、3年も2回の少々大きな(6弱、6強)の地震と微振動の繰り返しのメカニズムの追及が出来ていなかった理由と、今回の地震との差異の検証について、もっと真実に迫らなければ、災害の対応が遅れる。3年前からは水蒸気爆発で、微震度は続くが今まで以上の強度の地震は起こらない、「大地震の確率は遥かに少ないと結論を立てていた」。そのため地震計の設置も少なく、津波計もいい加減であった。

 この2点の不都合な真実を、是非に解明する努力を、政府に追求して欲しい。今後の自然災害の多発に日本は対処できなくて、沈没するであろう。

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2024年1月17日 (水)

29年目の阪神・淡路大震

 あれから29年目の阪神・淡路大震災の忘れられない思い出である。一生努めようと思って関東地域中心の企業で、不条理なことが起こし、その企業に居続けることが出来なくて、幸いにして関西に本社を構えている企業からお誘いを受けて、大震災のこの日に本社へ挨拶に出かける日であった。

 東京駅発一番のひかりに乗車してウッカリ眠ってしまっていた。6時35分ごろ目を覚ましたが、車窓の景色が変わっていない。すると、6時45分にこだまを先に出発させる、とアナウンス。エ~、何が起きているのか?理解できない。

 やっと名古屋に着いたのは8時半ごろ。その間に、社内放送で「関西方面で地震があり、「このひかり号は名古屋止まりになります」。で、名古屋以西には新幹線は行けない、ことは理解できた。名古屋駅新幹線の待合室のTVを眺めれば、火災が起きていた、死者は20程度、と。

 チケットの払い戻しで1時間ほどかかった。そして近くのTV放映を眺めると、火災はもっと広がり、死者も数百人以上となっている。JR在来線の名古屋以西には行かない、と。近鉄も大阪へ行く方法を持ていない、と言う。公衆電話で、本社に電話すると、すぐに繋がった。「僕一人が出勤できている。他に誰もいません」。「自転車で出勤しました、全ての交通機関は動いていません」。

 世の中、不意に起きる自然災害には、人は何事も制御できない事を「嫌と言う程」味わた。「失われた30年は阪神・淡路大震災から始まった」。能登半島大震災は、高齢者集団地方で、限界集落の集合している地方だ。違う意味での「失われた日本が始まり」だろう。

   又、ボケ爺の大病から生き返って退院した日でもある。1年目の定期診断の日であった。結果は31日に言い渡される。この間、体力喪失回復に費やした1年だった。

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2024年1月14日 (日)

ザワつく中台関係から始まる年

 台湾の総統選が行われ、中国から独自路線を進める民進党の「頼清徳」氏が当選した。だが立法院(議会)では民進党は過半数が取れなかった。ねじれ政権が強いられるのだが。

 2024年は多くのトップの選挙が行われる。世界情勢が場合によっては大きな変化が生まれる政権不穏な年である。その一つの台湾総統選であった。これで、中国はどうのように台湾に接するにか?習近平は、台湾の何を仕掛けるのだろうか?さらには海洋支配と合わせて見守る必要がある。さらには、秋のアメリカ大統領選で、」とランプが再選されれば、さらなる複雑性は増すだろ。

 日本は露骨な中国批判に、中国からしっぺ返しされること間違いない。日本政府はアメリカの属国として単純すぎる。

 それにしても、台湾は投票率72%以上と、高い。さらに国民が、いろんな圧力を感じながら民意を反映して「民主主義」を守っていることは民主主義の大切さを重んじている国民力だ、素晴らしい力。

  一方の日本は、政府に物申すことを諦め、無気力となり民主主義を放棄しているように思える。私欲にまみれた政治家しかいない日本に飽き飽きして「民主主義を放棄」している。こんな日本に未来はない。

<読書>

「ほかならぬ人へ」白石一文 祥伝社

男女の関係とは、ここまで複雑なのか?凡人の男で、女性との付き合うことの経験が薄いボケ爺には、あまりにも複雑な心情や機微の働く世界があるのか、と恐れ入りました。

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2024年1月13日 (土)

能登半島地震の構造解明を

 今回の悲惨な能登半島震災の全容が徐々に明らかになってきている。スマホや、自動車カメラの動画が提供されているからだが。各所の山崩れ、津波の実体は報道とはかなり違っている。動画ではもっと悲惨な状況だった。もっと早く、大きな津波だった。他には、道路が大きく波打っている動画などは現実とは思えない、土質が液体のようにうねっている。液状化現象の動画も同様だ。揺れ型が数々ある。

 一つの断層ではなく、いくつかの小さい断層が各所で違う揺れ方、変化を起こしているように動画では思える。と言う事は、今用いている活断層地図が十分に検索されていたのかと疑いが湧く。もしそうなら、一種の人災と言う事にもなる。

 何故なら、一度、能登半島の珠洲地域中心の震災が3~4年前に起きている。その時の地震解明で専門家達は、「水分が地価のマグマに熱せられ水蒸気爆発」をしたからだ。確か、マグニチュード6か6,5程度で、大きな地震は起きないだろうと、TVではっきりと断言していた。それをボケ爺は思い出す。

 今起きている群発の震源地と、前の震災時とその後の群発点とをマップに重ねれば、あまり変わっていないないのでは?さらに、前回の震災時から地震計は追加設置はされていない。これは人災だ。

 安全ボケの地震解明専門家は心を引き締めて解明して欲しい。

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2024年1月12日 (金)

「日本やばくね?」「茶番」の刷新本部

 岸田首相から具体的指示なし、選ばれたメンバーの意図も明確に示さない。示せない。誰が見ても、こんなおかしな自民党で良いのか?「政治刷新本部」の会議は。

 キックバックの布石、裏金作りの制度を作った渦中にいる人が7割で、派閥に異議を申し立てない若手をあえて避けたメンバーで何を議論するのか?リクルート事件の時に作られた政治改革本部と何が違うのか?同じ轍を踏むことは間違いない。無駄な議論は避けて欲しい。日本未来を真剣に議論できる組織を、第三者を交えて構築して欲しい。

 第1回の刷新本部は以下のことを確認したと言う。中間取りまとめに向けて「スピード感」、外部の有識者から意見を聞く「客観性」、党所属の全議員が議論する「透明性」を重視すること。だが、岸田首相が繰り返し言っていて実現できていない「スピード感」は「遅速政策」。「意見を聞く客観性」は「聞いたふりだけ」。「透明性」は「不透明性を実行」。これらの言葉は無責任で虚しいものだ。

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2024年1月10日 (水)

田中角栄「目白御殿」炎上

 今朝も、東京地域は晴天が続いている。能登半島の震災の苦しみは、実理解には至らない。申し訳ない、としか言いようがない。

  田中角栄の目白御殿が炎上した。昭和を高度成長のへと導いた「気概のある政治家」の一人だった、と思っている。今日のカネと政治の暗部の立役者でもあった。次から次に政策を打ち出し、それに、閣僚も、企業をも従わせるために金をバラまいた、との総括であろうか?(目白御殿に日々大挙して、企業のトップから政治家までもが押し寄せている姿がモノクロTVの映像が残っている)。

  良きにつけ悪しきに付け、「最後の気概のある政治家」と評するに間違いは無かろう。悪しき言い方かもしれないが、「カネを出す、だから実行に移せ」、と。新年早々、角栄に呪われているのかも。

  今日の政治家は、私欲に使うために裏金工作を、コソコソする政治家ばかりだ(これをコソドロ、と言う)。その隠し工作のため、今回の能登震災の初期出動は大幅に遅れてしまっている。「決断ボケ」は人を変えない限り治らない。

<読書>

「台北アセット」今野敏 文藝春秋

公安外事・倉島警部補、なる副題がある。台湾の公安外事へ、日本の公安外事の講義をするために台湾(台北)へ。ついでに台湾に進出した日本企業の現地法人で、サイバーテロが起きている。それを調査している間に殺人事件が起き、その事件の捜査を合湾警察と共同で行う。国家間の複雑な絡みが現実味を帯びる、が国家間の公安外事の困難さを乗り越えて解決。スパイ合戦も含まれたサスペンス。判断ボケの気を晴らすにこの小説は適している

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2024年1月 8日 (月)

政治家はボケで良いのか?

 政治家のパーティー券購入で、キックバックや、裏金で問題が発覚して、問題になっている。しかし、今のところ、岸田政権からも、自民党からも、問題点につき釈明は無い。まだ、当たり前だと考えているんだろう。「選挙は金が要る」「パーティー券は無いが悪い」「隠し方が露骨だったかな?」程度しか感じていない。

 即ち、「政治には金が要る」「政治家には金が要る」「選挙には金が要る」と開き直っている。つまり、政治家は「公務ではなく」「私欲が優先」「カネをバラまけば、権利が得られる」「すると、カネが返ってくる」と、根本が「政治には金」が要る、との「ボケの論点」になる。

 岸田首相政権は、リクルート事件の時の後始末で、国民を納得させた実績と同じような、「政治刷新本部」なる組織を作った。だが、「政治を公務」と考えていない議員を集めて考えても、リクルート事件時の対応と同じような抜け穴だらけの「ボケ制度を作って」、同じことを繰り返すだろう。「私欲だけの政治家」を排除しなければ、同じことを繰り返すだろう。

 さらに政治活動費は、さらに闇のままとなるだろう。

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2024年1月 7日 (日)

災害対策ボケ(権力ボケ)

 能登半島の支援ボケは人災だ。陸上、海上がダメなら、空がある。空からの支援が始まったのは、3日過ぎ。医療支援は未だに陸路。経済界の新年会でも、生活支援を担う各社社長は異口同音に、物資の準備は整えているが、「輸送手段が問題」、と他人事とボケる。

 岸田首相の災害コスメで、年頭会見。「地震対応は私が陣頭指揮とる」と言いながら、「新年会のハシゴ」。暮れには「新年の会合は自粛」と言っていたのに。

  被災地関連は、原稿棒読み。支援額がたったの40億程度。自衛隊の出動は熊本地震と比べ、初日は1/15の200人だけ、3日たっても4000人だけの出動指示(1/5以下)。やる気の無さにあきれる。

  さらに「BSフジLIVE プライムニュース」に出演。「現地に行くこと」についてはごまかし発言。追加で4日夜、BSフジに田崎史郎と共に生出演、総裁選について、ベラベラ喋っている。今総裁選の話など出来るタイミングでは無いはず。そもそも子に時期にTV座談会出る暇はないはず。災害対策に無関心でボケている。それとも鈍いのか?権力ボケか?

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2024年1月 5日 (金)

残念な震災救助ボケ

 日が経つごとに能登震災が甚大な被害に見舞われている惨状に痛ましい。阪神・淡路大震災で痛いほど経験した日本であるが。それは、時間が経つにつれて、災害規模の拡大が判明していた。災害支援の在り方、把握の方法に改善がない。高齢者地域であること、崩壊した家屋の多さ、道路の寸断、インフラの寸断、役所の人材が災害に会っていること、等を考えると、事前に打つ手が山ほどあるはずだが、岸田首相は、役所からの「連絡を待って行動」。何故、事前に手が打てないのか?震災救助ボケ、か?不明人が200人以上に膨れていると言うに。

 「ヘリコプター、ドローン、軽飛行機、等の空からの観察」の活用を何故できない、かが分からない。で、何を優先するか予測で災害内容の対処は判断できる。現地からの役人の報告で動くバカなことがあってよいものか。岸田政権下の決断遅れの失策は止めて欲しい。

 陸路での支援物資の搬送は間に合わないことは明らかだが、未だにヘリコプター(この際オスプレーでも)活用の指示が出せないのか?自衛隊は数多のヘリコプターがある。何故、空自衛隊の出動を命じない?自衛隊員の数の問題だけではない。

 報道各社も空からの中継が少なすぎる。地上で、現地に入れない、ここまででも3倍の時間が掛かった、と自慢している。又、「支援物資に何が必要か」など、くだらない質問も多すぎる。報道陣もボケている。

 残念な岸田政権の正月ボケか?遅れ時定数が大きすぎる。今までの震災(近々での、熊本・北海道、東日本大震災)で学んだことを忘却するボケ人が多すぎる。日本人の無責任性が露呈。

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2024年1月 4日 (木)

初夢の悪夢をのお祓いで

 仕事始めの今朝はルーティンの散歩に出た。いつものカフェは今日から朝メニューが始まる。途中の野川では、カモ、シラサギ、ウ、の三重奏の新年の雄叫び。少なくとも15羽は歓びの挨拶か。

 2日は、近くの深大寺(神代植物園)に初詣に出かける。勿論、歩きである。1時間ほどで着く。朝早いからか、意外に空いている。だが、元旦もつつじヶ丘駅のバスターミナルの人出は少ない。天気が良かったので高尾山まで足を延ばしたのか?

 3日の朝はいつものカフェで、新春特別メニューで、朝食に代える。午後は、ママチャリ電動アシスト自転車で、明治神宮を目指す。つつじヶ丘は、日本橋から21Kmに位置している。新宿までは13Km程。1時間ほどで到着。駐輪場は用意されていた。

 参宮橋の西口から本殿を目指す。参宮橋(西口)は広い広い芝生の空間に恵まれている。ボケ爺がレンタルオフィスを借りたビルからは比較的近くで良く息抜きに訪れていた。ここも参拝客は予想以上に少ない。本殿の南口(原宿駅)、ここは多い。と東口(代々木駅)次が東口だ。

 2日続けてのお参りで初夢を期待した。だが、今朝は昨日の疲れで、初夢はお呼びではなかった。

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2024年1月 3日 (水)

「安全ボケ」の航空機激突事故

 Jal516便と海上保安庁の機体と、C滑走路で激突!なんと恐ろしい事故だろうか。悪天候か、テロでない限りありえない事故だ。だが、TV報道各社からは、乗客乗員を気にする様子はない。報道の基本はまず人の安全を気にすることから始まるはずだが?人命報道の遅さは驚きだ。各社の報道も乗客乗員の安否確認を急げ、との叫び声はなかった。残念な日本の一場面。

 2日続きの悪夢が続く。事故が起きたところからの生の映像を見ることとなった。日本の主力の空港で起きた。信じられないが、現実である。Jal516便の着地から、他機に衝突炎上しながら、前車輪が折れた状態で火だるまの滑走をして炎上は続いていたが、消火は進んでいるようには思えない。機体の窓からは機内の火事発生。見る見るうちに機内全体の火災。だが、乗客の安否を心配する放送は無い。事故の原因は、管制塔からの指示を海保機の確認が怠ったのだろう。安全ボケだろう。

 かなりの時間を要して、乗客乗員の379人、全員脱出が終わっていた、と。ケガをした人は14人と。乗務員の訓練よろしく、機体脱出は順調だった、とか。一方、海保機の乗務員は6名で、5名死亡、1人重症、と報道は海上保安庁から発表となった。

 この事故の原因は、日本の「安全ボケ」を象徴している。自動車業界で顕著な「安全安心ボケ」と共通事象である。

 自動車安全無視は、帆の自動車や、ダイハツの試験データ捏造で安全無視、デンソーの燃料ポンプのリコール事件(Hondaは全数に及ぶ)、等々。

 政府、国民の「平和ボケ」に加えて、重大な「安全ボケ」であり、平成・令和に続く日本国沈下を加速する要因である。

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2024年1月 2日 (火)

初夢は悪夢の始まり

   元旦は早くから起きて、仙川の東の端の京王線の陸橋から初日の出を拝み、すぐに西端の京王線の陸橋から富士山を眺めた。いい年になりそうか?と疑問に思いながら、散歩に出かけ、カフェで過ごした後は我が家のTVで、駅伝を眺めていた。Hondaを応援していたが、トヨタに負けて、日本の未来の経済成長に不吉さを感じた。

  4時から「笑点」が始まった。元旦から馬鹿笑いを期待して。我が「方丈庵」が長周期の横揺れ。それが能登半島の大地震、悪夢だ。

  ボケ爺は、多くの地震の経験をしている。45年ほど前の新潟大地震の時は、お茶の水の路上で遭遇。大きな唸り音、電柱が大きく揺れた。現地では「液化現象」で多くの都会型のアパートが、傾いていた。

  会社を転職し、大阪本社に向かう朝のことだ。1955年1月17日だった。阪神・淡路大震災に、東京発一番の新幹線で過ごす。これが関西経済沈下の始まりだ。その後は、東日本大震災は大阪で遭遇。関東周辺は、阪神・淡路大震災程の被害よりも少なかった。関東の経済沈没は免れた。だが東北は甚大だ。福島の原発被害は、国全体の経済沈下がそこから加速。それに多くの地震(九州)、水害が押し寄せた。平成、令和の悪夢続く。だがまだ序盤である。

  能登地震は3年前から頻繁に起きていた。マグマに海水が浸透した水蒸気爆発の一種の火山爆発のような説明がなされ、いずれ落ち着くだろう、と専門家の弁だった、と思うが。今回は、その「水蒸気が禁断の断層を襲った」のだろうか?

 日本沈没の始まりは、自然災害での復元・復興に膨大な資本が必要、が第一番の原因だと、ボケ爺が予測する初夢だった。

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