1月が終わろうとして
一昨年の大晦日の31日の朝、ものすごい体の震えが襲ってきた。熱は無いが汗が尋常じゃない、自力で病院へ。結果、急性大静脈解離で緊急入院。5日間ICUで麻酔の覚醒で過ごし、翌年(昨年)17日に無事退院。62Kgあった体重が50Kgへ。
今年の17日に1年後の経過検査診断、その結果を本日聞きに出かけた。診断結果は、概ね順調で、大きな変化はなかった。血液検査では、腎臓が少々悪い、「腎臓は良くなることは無い。悪くならないよう十分な水を飲みなさい」。CT診断では、「手術したところは問題なし。動脈血管が少々長いので、多少蛇行して、所々に灰が溜まっている。薬で散らしましょう」。エコーでは、「逆流が少しあるがこの程度は問題なし」。「心電図、X線は、全く問題なし」。
「1年後の経過診断の予約をとって帰ってね」。「長生を楽しんでください」。と追いうち。ボケ爺は聞く「先生、大手術で余命短いので、静かに過ごします」。と言うと先生は「何言っての、これだけ問題ない体でもったいない。大いに楽しいことをしなさい」。と叱られる。本当かな?ならば紫式部と恋をしたい。
<読書>
「やばい源氏物語」「大塚ひかり ポプラ新書
「やばい」とは少々下品?と思うが。多くの面で「目からうろこ」と言う事で納得だ。物語の設定がトコトンリアル、「史実」にベースにしている。フィクションだが架空の人物ではない。人格の話、玉の輿、男に騙され、不倫も、レオプも、年下を虐め、等々。その点で「紫式部」は革命児。ブス女も3人も含めている。老女のエロも含む。嫉妬あり、病気のシーンもあり、変態あり、貧乏の悲劇(経済概念)あり。1000年頃の平安は!
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