冬至、寒い!
今日は冬至だった。日中が最も短い。つまり夜が最も長い。だが、本格的な寒さは、一か月は遅れる。東京も紅葉は、ほぼ終わった。比較的温暖な秋であったが、温度差が十分にあったからだ。新宿のイチョウは十分に紅葉して、街路樹は道路、歩道に落ち葉となる。後片付けが、大変だ。眺めているだけなら綺麗だ、と感嘆していればいいのだが。
5,6年ほど前だったか、12月の末になっても、イチョウの紅葉が半分ぐらいで、木々から葉っぱは落下しなかった。あまりの寒さが急にやって来て、イチョウの葉っぱが凍ってしまったからだ。落ち葉の季節は年を超えてしまった。最低・最高の温度差がなく、寒すぎたからだが。生物は急変環境変化は災難が起きる。
冬至から晦日までは、2023年の総括をしなければならない。2024年に向けての抱負(計画)を考えるために。反省無くして、次の対策は考えられない。大いに反省をしよう。
<読書>
「カーテンコール」筒井康隆 新潮社
雑誌に載せた短編をまとめたのだ。特に最後の「プレイバック」の章と「カーテンコール」が主題であるようだ。著者は筆を折る、と宣言して作家稼業を何度も止めていた。だが、過去の思い出をコラムに書き続けてる。想像力は衰えるどころか、益々冴えてきた観がある。昭和時代の回想などは冴えている。筒井節だ。吹き出す笑い、甘味な郷愁、極まる感涙、芳醇無比でニヒルな表現。実名入りのシュールな構想はさすがだ。
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