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2023年12月 7日 (木)

全機の飛行停止の決断

  全機(全世界)のオスプレイの飛行停止をアナウンスした。今までは機体の不備は無かった、と言い日本からの申し入れには従わなかったのだが。正しい判断だ。

  墜落の原因がエンジン不良の爆発だったことに、アメリカも観念して、全機の飛行停止を通達したことになる。ボケ爺はこのブログで、安全性に欠く構造物であることを解説した。アメリカは意地を通さなかった。日本と違う良き政治家がいる。

  機構中はフルパワーで全てのエネルギーを「活用し続けないと飛べない」からだ。しかも、機材の不備が起きた時には、自力飛行が出来ない。翼式の飛行機は、エンジンの停止時でも翼の浮力で滑空が出来る。ヘリコプターはプロペラの自力逆回転で軟着陸が出来る。

   常にフルパワーが必要だと言う事は、それぞれの部品が常に緊張状態でなければならない。100%安全が保障が要求される。整備も同様に緊張が必要だ。もう一度、構造を根本から考え直してほしい。

  人間に似たところがある。全速力の努力は、どこかでプッツンと切れる。休むときも必要だ。

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