方丈庵に住んで考える
鴨長明の方丈記に出てくるように、ボケ爺は世捨て人になりて、俗世と関係を断ち切って、2023年10月から郊外に小さな方丈庵に移り、社会とは最低のつながりとした隠居生活を、始めた。
ボケ爺の2020~23年は、「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」を実感した時代。平成時代から令和に掛けて毎年の、自然災害、国内外の異常な社会現象、戦争や侵略や。経済の資本主義、取り分けSCM戦闘。民主主義が崩れる。
そこにコロナパンデミックは、人間の繋がり方に大きな変化を招いた。コロナが収まっても元に戻らない。新しい社会関係が出来るであろう。
ボケ爺の大いなる転換期は、妻の施設への入所である。2期目のコロナ感性が襲ってきたときに脳出血、だが、コロナでリハビリは出来ない。ベッドに縛り付けられて17日の入院。リハビリ病院に転移、そこが集団コロナ感染。コロナ感染の治療で転移、同様にベッドに縛り付けら15日間。その後も面談は1年以上叶わない。
今度は、外環環状道路の大深度法に従った地下工事ミス。終の棲家の我が家に立ち退きの依頼が。作業エリアで使う、と言う。道路法の規則とは?と工事当事者と戦い訴えたが、市民の願いは国には届かない。
ボケ爺に、2022年の大晦日に襲ってきた「急性大動脈解離」。一人で病院を探し、ICUに緊急入院。正月から18日間。何とか命を繋いだ。
そんな中、立ち退きの為、6か月間の断捨離生活。過去の思い出のすべてを失う。家具の粗大ごみ廃棄、蓄積していた本(学芸、専門書)、ピアノ、エレクトーンの処分。等々。今後は、「三界一心」でボケ爺版方丈記を追跡していきたい。
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