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2023年11月13日 (月)

冬の陣

 岸田首相の冬の陣が始まった。と言うよりは、始めなければ、国民からだけでなく自民党内からの総スカンを食らうであろう。課題は山積みだ。

 国民から申せば、「未来の日本」はどうなるか?その一番は「経済・財政」問題だろうが。岸田首相の本心、つまり、財政についての基礎知識があるのか?(これだけの投資をすれば、少なくとも、GDPはこうなるだろう、とかの算出ぐらいは)だが全く見えない。官僚のスタッフも陰に隠れて、仕事をやっているのか、サボっているのか? 要は、バラマキ政策の効果、結果の見通しの説明がない。

 何故に、ここまでバラマキ支援投入が出来るのか?裏付けは?「新し資本主義」の循環説は経済の基本にも説明はない。裏付けもない。言葉の遊びだ。①コロナ時の緊急資金の捨て金の額の算出と回収方法、②回収予定の中小企業への貸付回収の処置方法、③軍事国家の前触れの戦争装置への投資の必要性(日本の投入額で、抑制力を信じる国がいるのか?)来年度は増額しない、だが導入は早める。令和7年度の増税が見え見え。④最近の一回限りの、たかが4万円の減税・支援額で、どんな効果を期待しているのか?近未来に増税が待っていることは、バカな国民でも分かり切っている。こんな茶番劇を何故やるのかの説明がない。⑤各省庁は、すぐに、「?基金」を作り、あたかも考え投資しているようだが、その後はほったらかしで、結果も、反省もない。そこへの投資額は何十兆円だ。どう回収する。⑥産業界への支援も、バラマキだ。その回収計画の予測もない、吟味もされない。日本の産業力は衰退に衰退している。今こそ選択と集中の時期だが。家康ならどうする。

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