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2023年11月29日 (水)

ガラパゴスの日本

  日本はガラパゴスだと常に感じる。大陸と繋がらない島国であるから、島国根性が昔から話題になるのだが。それの平和ボケと言うガラパゴスの一因だろう。

  このボケ爺が感じるのは、製品開発におけるイノベーションや、思考法などからである。

  *インスタント志向(思考)である。インスタントコーヒーなどは、海外ではなかなかお目にかからない。どんな事務所でも豆を焙煎し、粉にし、熱湯を濾したものだ。日本人ならこの味ならインスタンコーヒーの方がましだ、と思っている。インスタントラーメン(カップラーメン)、冷凍食品、総菜パック、果物のパック、等。

  *コピペ思考(製品)。昔では2番手製品を投入のことだ。決して一番先を模索しない、売れそうになったものをコピペ(模倣)して開発する。半導体産業、家電産業、近年では、EVカー、スマホ、など等。だからユニコーン起業が生まれない。

  *隙間商品も多い。外国人が日本の家電店、ドンキホーテで、見つけて感心しているが、決して褒めるわけではない数々の商品。特に家電で目に付く。世界的製品にはならない。

<読書>

「コーヒーと恋愛」獅子文六 ちくま文庫

可否(カヒ)の会(Coffeeの英語発音はカヒ―(これが文六のユーモアだ))のメンバーは5人。サイホンやドリップで正式な入れ方で、「おいしさを競う」。主人公で紅一点の女優。その女優には8歳年下の若いツバメと同棲。時代は昭和の高度成長の初期。作品の通奏低音は「インスタンとの対抗」、である。インスタントコーヒー、即席ラーメン。それにインスタントラブも含まれている。懐かしい昭和の美文。

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2023年11月28日 (火)

又、LINE秘密漏洩

  LINEヤフーは27日、「LINE」の利用者情報など約44万件の個人情報が流出した、と明らかにした。現時点で悪用などの被害は確認できていないとしているが?

  大株主の韓国IT大手・ネイバーのサーバーが攻撃を受け、一部システムを共通化で、LINEヤフーも不正アクセス被害を受けたことが原因という。10月中旬に把握しいたが、何故に今頃発表か?

 LINEでは2021年にZホールディングス傘下に入った直後、利用者の個人情報が中国の現地法人から閲覧できる状態になっていた。また、8月には検索エンジン技術を開発するため約410万件のユーザーIDの位置情報を利用者への周知が不十分なままネイバーに提供。総務省から行政指導を受けた。

  日本での通信アプリは「LINE」がダントツに多い。韓国と日本だけで90%だ。LINEの開発は韓国だ。サーバー(メモリー)は韓国に設置されている。日本の情報・動向は韓国に完全に盗まれている、と思うべきだ。

  日本の公共機関・民間企業もどこもかしこも「LINE」を使う。韓国の日本攻略の基本の原資。韓国の反日性は全く変わっていない。今日も日本攻略の戦略を虎視眈々と練っている。平和ボケの日本はこれでいいのか?

  マスク氏も「Twitter」が情報漏洩の巣となっているかも、と心配し、「X」へ移行して秘密保持体制強化を図っている、と思う。

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2023年11月27日 (月)

ミサイル発射の検出能力?

  敵基地攻撃(反撃能力)の増強を強調する政府の増税が気になる。ボケ爺は、ズ~と前から、これで良いのか日本防衛は?と、北朝鮮がミサイルを発射す毎に思っていた。

 今回の北朝鮮の偵察衛星の打ち上げ成功で、さらに、気になった。北朝鮮がミサイル発射の情報は、ほとんど、韓国からの情報が先で、日本は後追いであった。

 今回の衛星ロケットの発射時も韓国情報から、日本は「発射した模様」と発表。「模様」とは、日本では確認(検出)出来ていない、と言う事だ。何故?北朝鮮からミサイルが発射されたら、真っ先に日本は迎撃態勢に入らなければならなからだ。

 今回の衛星発射が、日本の報道では「成功に至らなかった模様、なぜなら、衛星の電波が発信されていない」と北朝鮮の衛星は失敗かのような報道。その後、韓国やアメリカから、「打ち上げは成功し軌道に乗っている」、と詳しい情報が発表。日本は慌てて修正。

  今までの防衛費は何処に使われていたのか。残念な日本の脆弱防衛能力。税金の無駄使いだったのだ。先ずは検出の検証してから、反撃能力の議論をしてほしい。

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2023年11月26日 (日)

ネコババしてなんぼの政治

 ここ連日、使途不明金、収支報告書の不正報告書、修正しても又、誤魔化す体質の政治家はネコババ額で主配力が決まる。金で派閥力も決まり、利権を期待してぶら下がるバカ世襲議員。曖昧で時を稼ぐ岸田首相の先延ばし戦法。これで日本は潰れないのだろうか?勉強しない議員など、報道が続く。

 22年度政治資金収支書では、政治活動費が増額、この財源は?自民の派閥収入の実体が見えない。企業献金が年々増額。企業は国民には物価上昇と言いながら、結果政府から、献金以上の基金・支援額を貰っている。医師会は岸田首相に献金(4千万円?)、だが、はっきり見えない。コロナ対策費で、医療運営費は大幅黒字。医療費も天井知らずの上昇。など、切りが無い。

 自動車の自賠責保険は、60%を国土省が財務省に貸し付け(その額約6千億円)、運用利益がどうなっているか分からない。会計の管理元の財務省は回答を誤魔化す。議員の毎日の仕事は、「ネコババ法」の作業で忙しいだけ。議会では居眠り。

<読書>

「日没」桐野夏生 岩波書店

真の民主主義の自由と何かを考えさせられる、意味深い作品だ。その自由を小説の「表現の不自由」から課題を投げかけている。ポリコレ、ネット中傷、差別表現、国家の圧力。過激な表現、差別な表現、政府に逆らう表現、等の自由を矯正、更生させる。まるで戦中体制の逆らう者の収容所生活を現在風に描き、転向すべきか、自由が必要か、を問う大作である。

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2023年11月24日 (金)

中央官庁の基金は16,6兆円も

  中央官庁が積み上げた基金16、6兆円もある。過去からもいろいろ指摘されていたが、一度認められたら、使用用途の検証や内容の報告も曖昧のまま。会計帳簿監査も曖昧、これだけの税金を使いながら、議事録すら出せない

 各府省の基金は全186事業もあり、今年度の3月末で残高が計16・6兆円。成果目標や終了時期が曖昧まま積み残されている。首相は「長期、短期の成果目標を検証する必要」、と述べ、見直しの必要性を強調した。当然だ。

  22日、首相主催の「デジタル行財政改革会議」で、中長期的な事業を行うための各府省が設けた基金について、「具体的な見直し、方針を年内にまとめうよ」、と河野行政・規制改革相に指示。「無駄があれば国庫に返還せよ」、と。当たり前の指示。

 国会議員が関係する政治団体の2021年分の政治資金収支報告では430人の国会議員が代表を務める433の政党支部が、少なくとも1万2千の企業・団体から計約34億円の献金を受けていた。9割が自民の支部。企業・団体から政治家個人側への献金は禁止されている、が、政党支部への献金は規制外で、抜け穴を利用した政治家のカネに執着の結果だ。

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2023年11月23日 (木)

岸田屋のメニューは時価ばかり

 立憲民主党の野田元首相は22日の衆院予算委員会で、岸田首相を、「岸田屋という飲食店のいろいろメニューの価格はみんな「時価」となっている。国民の支払額(価格)が書かれていない」。防衛費増額(4年で43兆円)や少子化対策費(年3.5兆円)。メニューの価格とは、「国民の税負担額」の内容だ。「バラマキ岸田首相」は、未来の国民にどれだけの増税を考えているのか?まさか財源は天から降てくる、と思ってはいないだろうが?

 首相は「政策も予算も予算編成の中で積み上げていく」と反論。毎年の増税を匂わせた答弁で胸を張った。迷惑なのは国民だ。

 自民党の5派閥の政治団体が政治資金パーティーの収入などを政治資金収支報告書に記載なしで、告発された問題。「すでに修正したから問題にならない」、と言う岸田首相に立憲民主党の渡辺衆院議員が「修正内容に疑念」を指摘。岸田首相は明確に答弁できなかった。質問者は「岸田総理がリーダーシップを発揮し、「カネの政治」をただすべきだと追及した。が、「各派閥から説明させる」と、明確な回答は無かった。日本の「カネで政治」体質は益々冗長する

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2023年11月22日 (水)

小雪(うそ寒い頃)

 二十四節句の小雪が始める。小雪が舞う季節になったと言うことらしい。「うそ寒い」は薄寒い頃と言う意味だそうだ。又、小春日和も楽しんでいる。

 昨日は、田舎で所要が出来て、前日から帰省した。前日は姫路駅の南のビジネスホテルに宿泊。ウエルカムドリンクで、アルコールがサービスされていた。ツイツイ、卑しくも、ウィスキーのストレートを賞味させてもらった。疲れていたのか、酔ってしまって、うたた寝して入浴を忘れていた。夜中12時ごろから無理矢理入浴をしたが。

 翌朝は少々早いので、ゆっくりと寝たかったが、酔いがさめて、なかなか眠れない。うとうとしていたら、遮光カーテンを忘れていた。朝日が昇り始めて目が覚めた。部屋が東向だったので見事な美しいご来光に出会えた。東京にいると思っていたので、まだ6時前かと、又うとうとと。だが姫路は東京と比べると夜明けは1時間ほどの違いがあることに気が付き、時計を見たら、アラームのセットをしていなかった。すでに7時を過ぎていた。慌てて朝食を済ませて、慌ただしい出勤となった。ボケ爺の老いぼれ道中だ。残念。

<読書>

「風雪 山本周五郎テーマ・コレクション」縄田一男 新潮社

テーマ・コレクションの短編集。縄田氏の編集の趣向が滲む作品集に。周五郎の初期の習作とも思えるが、人間生きるには、危難を経験、反省し、他人からの批判に「耐える時間」が必要だ、と。1940~45年と古いが、現在に通じる深い味わいがある。

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2023年11月20日 (月)

引っ越し後1カ月

 引っ越ししたのが、10月19日。なかなか落ち着かない1カ月の日々を過ごしたが。徐々に、我が家、と言う気分になり始めたが、まだ、馴染めない。片付けも4割は残っている。捨ててきたモノが多いので、この季節のように急変すれば、捨てなかったらよかった、と思うことが多い。

 自炊も進んでいない。先日の定期健康診断で、塩分取りすぎの腎臓評価が出てしまった。外食が多いからだろう。クワバラ。シリアルを中心に、タンパク質中心の食事に変えたいが、面倒だ。炊き込みご飯が最も楽なのだけれど、1人だと作りすぎ、食べ過ぎになる。

 最大の課題は睡眠時間、と充実した睡眠だ。が5時間ほど、その間に厠で目が覚めること2回以上。何とか早く6時間以上に増やしたい。それには、運動が良いと言うが、運動は疲れる。怠け癖が治っていない。クワバラ。

 心のどこかに引っ越しで、モヤモヤしているモノがあるらしい。老人は仕方ない事か?気分良い過ごし方を模索し続ける毎日だ。

<読書>

「「若者の読書離れ」と言うウソ」飯田一史 平凡社

=中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか=の副題がある。著名に引かれて読んだ。語彙力がまず必要と読書を進める。著者は本のマーケッターであり、どんな本が売れるかに力点がある。顧客(読者)に迎合せよ、と言う。即物的だ。残念。

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2023年11月19日 (日)

平和ボケの日本

 昨夜は、西南の空に金色の鋭いエッジが冴える三日月を見た。寒さと共に身を震わしてしまった。ボケ爺のBlog(冬の陣)の、日本政府の問題点を提案することを止めようと思ったが、益々悩む。今日の晴れはいつまで続くのか?

 今回のアメリカ訪問の岸田首相の外交の成果に、笑顔の無い自賛に寒気を感じた。特に無理矢理会談に持ち込んだ中国習近平との成果発表だ。「会わないよりは会った方が自分のために良かったんだ」、と苦笑している。「自民党から見放された哀れ」が漂っていた。

 それにしても、ハマスとイスラエルの戦闘は、一般市民には悲惨すぎる現状だ。ウクライナへのロシア侵略も悲惨だが。複雑な民族闘争はいずこの国にもあるようだが。ボケ爺は勉強不足だが、パレスチナとハマスはどんな関係にあるのだろうか?

 40年ほど前の経験だが、勤めていた会社のアメリカ販売会社に出張した時だった。販売不振でトップの交代劇が起きた時だった。「副社長はクビにできない」、と本社幹部と現地人事部の話。その理由が、副社長はユダヤ人だからだ、ユダヤ人は全世界に恨みがあるのだろうか。アメリカにも人種差別は激しい。” ジャップGo home”もしかりだ。

 不思議なのは、杉田水脈議員のアイヌ人種差別発言、朝鮮人差別発言の繰り返しに、報道機関も、議員内からも、追求しないのだろうか?

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2023年11月18日 (土)

気象予報(11月17日)

 昨日の気象予報は、3日前からの予報で、ズバリ当たってしまった。スパコンの富岳の性能が、アメリカ勢に抜かれ4位になったけれど。関係ない。

 毎日の朝のルーティーンの散歩を取りやめて、3分ほどの駅前のカフェで過ごした。カフェは、ほぼ満員の盛況ぶり。通勤前の仕事の助走かどうかは分からないが、パソコンを開いている人が多かった。いつもなら、お年寄りが新聞を開き、老女は友達と駄弁っているのだが。これも雨予報によるのか?

 外を眺めるに、昼に近づくにつれ、雨、風が強くなってきた。これも気象予報通りだ。駅周辺はビル風で、一層風の影響が強いうせん。ビニール傘は、ほとんど裏返ってしまっている。駅に近づく人はベショ濡れだ。

 ボケ爺もその情景を眺めながら、昼食は外食と決めているので、雨の中、食堂に行かねばならない。雨に濡れることは他人ごとではない。カフェから一番近い中華食堂は、生憎、満席だ。仕方なく駅ビルのファミレスのランチとなった。

 3時ごろから晴れてきた。これも天気予報に従っている。今日一は、気象予報に天気が従っているようで愉快。体力増強のため、日が暮れるまで散歩に出かけた。

<読書>

「ぼんぼん彩句」宮部みゆき 角川書房

いろんなジャンルに挑戦を続ける作者のこれは新しい挑戦だ。俳句に、小説で彩付けをする。SFあり、ホラーあり、家庭問題あり、失恋あり、不倫も含まれる。描写がきめ細かく、複雑に描写する作者の特徴を堪能できる。

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2023年11月17日 (金)

冬の陣(どうする岸田首相)

  岸田首相様、ここまでこき下ろされている首相もいないだろう?「増税メガネ」「減税ウソツキ」「泥舟の岸田首相」「経済・財政音痴」「後始末無きバラマキ」「言語障害の説明力」「聞くふりのボケ」、など。ここまでこき下ろされている岸田首相に、残念ながら求心力はもうない、と自民党各派閥が公言している。

  不祥事の閣僚連鎖については、毎回、「任命責任は我にあり」だが、「責任説明は本人にあり」「議員辞職は本人か、派閥内で決めよ」と無責任。官房長官の発言が岸田首相の発言と違うことが多々起きてきた。まだ国会開催中なのに、各派閥は勉強会や、パーティーを開き資金集め、来るべき解散に備え始めた。

  課題が出れば、すぐに、「何々検討の特別委員会」を編成して、検討を指示してやっているふり。「曖昧な期限」で、次から次と、プロジェクトを起こして、頼りない議員をこき使って過剰労働。どのプロジェクトも中途半端な結論で、お茶を濁す。悪いことに、不祥事を起こした個人、企業、団体も政府の曖昧さを真似している。

  国民は怒る。これ以上のバラマキの後始末増税は許せない。給与が多少増えても、物価上昇で実質収入は減る。医療費も、薬剤も、年金も、バラマキ金で誤魔化すな。GDPはまたマイナス。これ以上の借金を積み上げるな。日本国の破滅をひた走り伴奏する岸田首相、どうする。

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2023年11月16日 (木)

冬の陣(議論なしの政策ー2)

 閣僚級の海外会議が増えている。岸田首相はじめ各閣僚は海外によく出張する。安倍元首相と同じように岸田首相も、国内の不信時に海外出張を多くしている。

 要人との話し合いの内容は事前には議論されているのか?国民が知るのは、終了後の記者会見の時。秘密事項もあるから、事前に明らかには出来ないだろうが。せめて、閣内での事前議論をしたうえで、会議に臨むべきだ。さらに帰国後は、「何が得られたのか?何が期待できるのか?」を丁寧に説明し、国会で取り上げ、審議して合意を得たい。(特に、支援金などのお金をばらまいた時は)

 岸田首相の発言はアメリカの忠実な属国(下部)として、「紛争を煽る演説」が多い。有事のため協力関係が名目だが、国民には重税と、戦争ややむを得ずの雰囲気作り。結果、憲法違反の先制攻撃が出来る体制を作り上げる。国民が望む平和な国、日本独自の立場を貫く意思はないのか。

 上川外相の、イスラエル、ヨルダン訪問時の発言は、さらにG7の外相会議の合意声明の内容は、アメリカに支配された属国の発言だ。「即停戦」とは言わない。原発を経験した国として。これが国民の望む日本国の方針・方策であろうか?誇れる日本国には程遠い。 家康なら、米国の属国支配を嘆く。

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2023年11月15日 (水)

冬の陣(議論なしの政策)

 GDPはドイツに抜かれて、4位に転落。1人当たりのGDPはさらに落ち込んで、24位?33位と言う説もある。GDPがすべてではない。何位でもいいのだが、要は30年間成長していない、ことが問題だ。何故成長しない

 成長していないことと、デフレ脱却とどんな関係があるのだろう。日銀も政府も説明していない、議論されているのだろうか?2%の安定物価上昇で、何故、日本経済は上手く回る、と言う。新しい資本主義(賃金上昇から物価安定へ)になるのか?

 儲かっていない(GDPの成長なし)のに、賃金は上げられない。生産性が悪い日本は、賃上げを要求できない。儲かっている会社の資本金比率は、世界でも低い。経済メカニズムを丁寧に説明してくれるのが政府の経済施策ではないのか?儲かっている企業が企業留保しているなら税金で取るべきだが、大企業を大切にと、減税する。中小企業を無視する。

 今、最も議論が必要なのは、経済成長に何が必要か?経済成長は軌道に乗れば、税金が増える。国民の税金で政策が充実する。その循環政策なしにバラまいては、財政が悪化する。つまり負債が増える。外国の資金と日銀の買い取りを当てにして国債で賄う、は為替で日本はいつか潰れる。

 大阪万博は、経済成長を見込んでも開催のはずだが、税金で補填しても成功する可能性はない。どの国も期待していない。これとてバラマキの失敗だ。家康から、岸田をどう処する、と?

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2023年11月14日 (火)

冬の陣(皮肉な返礼)

 昨日、藤井聡太8冠が、岸田首相から内閣総理大臣顕彰を授かった、とのニュースをTVで見た。名誉なことであり、若い8冠の偉業は、その努力に素晴らしいと、ボケ爺は率直に喜んでいる。才能があっても努力なしでは無しえないことである。

 藤井聡太名人は返礼として首相に将棋盤を贈った。盤のカバーには「雲外蒼天(うんがいそうてん)」と記されていた。「雲外蒼天」は藤井名人が度々、アナウンスしている「座右の銘」である。その意味の解釈を説明している。「努力して苦しみを乗り越えれば青空のような素晴らしい世界が待っている」、と言う意味がある、と。

 政策の成果が出せなくて苦悩のしているであろう岸田首相に呈する激励の言葉として最適な「皮肉の贈り物」となった、とボケ爺は感心した。こんなところにも気配りをする藤井聡太から目が離せない。岸田首相が、この皮肉を理解し、努力で払しょくできるか見守りたい。さて、岸田内閣どうする?

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2023年11月13日 (月)

冬の陣

 岸田首相の冬の陣が始まった。と言うよりは、始めなければ、国民からだけでなく自民党内からの総スカンを食らうであろう。課題は山積みだ。

 国民から申せば、「未来の日本」はどうなるか?その一番は「経済・財政」問題だろうが。岸田首相の本心、つまり、財政についての基礎知識があるのか?(これだけの投資をすれば、少なくとも、GDPはこうなるだろう、とかの算出ぐらいは)だが全く見えない。官僚のスタッフも陰に隠れて、仕事をやっているのか、サボっているのか? 要は、バラマキ政策の効果、結果の見通しの説明がない。

 何故に、ここまでバラマキ支援投入が出来るのか?裏付けは?「新し資本主義」の循環説は経済の基本にも説明はない。裏付けもない。言葉の遊びだ。①コロナ時の緊急資金の捨て金の額の算出と回収方法、②回収予定の中小企業への貸付回収の処置方法、③軍事国家の前触れの戦争装置への投資の必要性(日本の投入額で、抑制力を信じる国がいるのか?)来年度は増額しない、だが導入は早める。令和7年度の増税が見え見え。④最近の一回限りの、たかが4万円の減税・支援額で、どんな効果を期待しているのか?近未来に増税が待っていることは、バカな国民でも分かり切っている。こんな茶番劇を何故やるのかの説明がない。⑤各省庁は、すぐに、「?基金」を作り、あたかも考え投資しているようだが、その後はほったらかしで、結果も、反省もない。そこへの投資額は何十兆円だ。どう回収する。⑥産業界への支援も、バラマキだ。その回収計画の予測もない、吟味もされない。日本の産業力は衰退に衰退している。今こそ選択と集中の時期だが。家康ならどうする。

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2023年11月12日 (日)

今日は寒い

 野外でちょっとした集まりがあって、覗いてみた。半数以上が真冬支度の服装だった。ボケ爺は、少々薄着であった。マンションに移ると、室内温度が、外気温と半周期ほど遅れるせいだろう。10℃ほどの差があるだろう。

 実は、ボケ爺は引っ越しの時に、クリーニングに出していなかったので、古い冬ものは捨ててきてしまって、今は持っていないのだ。まだ大丈夫だと思っていたが、あまりに急なので買いに間に合わない。

 我慢しながら、集まりで動かないと寒くて居られないので、朝のルーチンの散歩を試みた。だが、速足でも温まらない。その内フラフラと、まっすぐに歩けない。そう言えば、昨日の心臓疾患の定期検査で、「寒さには気を付けてください」、と医師から注意をされていたのだったが、面倒だ。

 昨日の強風で、歩道は欅の落ち葉で積もっているところがある。うっかりと、そこに足が乗り上げると、ツルリと滑り、転びそうになる。ヒヤリとする。目的のカフェは暖かい。が客の多くは冬物のコートを羽織っている。もう秋に戻ることは無かろう。野川ではシラサギ4羽が水面を飛び交っている。冬到来を楽しんでいるようだ。

 今日は、救急車がひっきりなしに甲州街道を駆け抜ける。クワバラ、クワバラ

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2023年11月 9日 (木)

真っ赤な夕日の立冬

 昨日、仙川駅前で所要があり打ち合わせ、少々時間オーバーで、午後4時ごろ事務所をでた。京王線の線路に平行な歩道に出たとたん、真っ赤な夕日が目に飛び込み、周辺が何も見えない。電柱を陰にして覗くと、大きな真っ赤な太陽が、丹沢の峰々、富士山を影絵にして、沈みかけていた。

 本格的な冬の到来だと、呟く自分が啞然と立ち止まり夕日が沈み終わるまで動けなかった。そう言えば今日から「立冬」が始まったと、アナウンスしていた。仙川駅近傍は、国分寺崖線の上に位置していて、東京都では海抜が高い。東方は新宿の高層ビルもよく見える。西方には遮る山は、丹沢、高尾、秩父までは見当たらない。

 心洗われる帰宅となり健やかだ。ボケ爺の年寄りには、こんな天気が続いて欲しい。さて、この冬は暖冬になるのか?寒さが厳しいのか?

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2023年11月 7日 (火)

旧統一教会、政府に100億円供託?

 表題の記者会見内容は、旧統一教会もなかなか、よく考える。思考の解決策は一つではない、ことを示す良い例である。科学技術でも解は決して一つではない、考えれば考える程、無限の解決策が生まれる。

 社会現象でも「しかり」、とボケ爺はあっぱれな方法、内容を提案したと、ある意味、旧統一教会のスタッフを見直した(オーム宗教とは違う、と)。自民党をはじめとして、政治家に選挙協力をして、モノ言えないようにして、裏(弱い人間を餌にして)では、強制的に寄付金を取り立て、家族や親族を苦しめる。悪質な宗教団体である。それだけに留まらず日本の資産を韓国に送金している。

 やっと日本の文科省が重い腰を上げて、宗教団体の解体を提訴し裁こうとしている。その前に、旧統一教会の持つ資産を差し押さえようとの提案もある。「100憶円の供託はそれを阻止したい」、との思いで先制布告」をしたのである。

 旧統一教会に世話になっている政府(自民党)は「資産差し押さえ」や、「解散」の決断を曖昧にしてくれる、との旧統一教会の目論が見え見えである。

 たとえ、解散させられても、補償の返済を続ける理由を持ち出し、違う形の新しい宗教団体を設立できる可能性を読んでいるだろう。さて、曖昧さが好きな日本政府は「供託」を受け入れるか?注目だ。

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2023年11月 4日 (土)

不愉快な文化の日

 所用で、名古屋に出かけることになった文化の祝日。東京駅の新幹線は、ホームへの入場制限ほどの込みよう。改札口の広場から異常な光景だ、不愉快。名古屋の地下鉄の東山線に乗ろうとすると乗車制限、駅員に聞くと、休日、祝日の朝は恒だ、「今日が特別ではない」、と言う。満員で乗車拒否、2本をやり過ごす。不愉快。

  毎日新聞ニュースを見る。自民党の原田義昭元環境相(79)が「日韓トンネル実現九州連絡協議会」の事実上のトップを務めていた。日韓トンネル構想は旧統一教会の創始者が提唱。原田氏は選挙で教団に「世話になった」と恩義を公言していた。 教団との親密な関係が度々指摘された原田氏だが、今年の秋の叙勲受章者に。今の政府は、統一教会と手が切れていない。ズブズブ状態が今も続いている証拠だ。不愉快。

  それにしても、文化に貢献した人の叙勲であるにかかわらず、文化と関係しない政治に貢献した、では、文化の日の定義が泣く。この曖昧さが、靖国神社の成り立ちにも関係。何事も曖昧にする日本人の文化か? 不愉快。

 岸田首相はフィリッピンを訪問し、台湾有事の時の指導権を示唆させて、承認させている。そ、のために軍事用品のレーザー製品を無償供与すると言う。まだ、「防衛創部移転3原則」も、議論が止まっている、と言うのに、国民を騙して約束。国民を裏切っている?これとて曖昧な状態を、ズルく活用。不愉快。

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2023年11月 2日 (木)

何時の間にか11月

 昨日も、今朝も天高き蒼空が続く。朝のルーティーンの散歩を再開した。昨日も、今朝も、西空に満月から崩れた月が、白く浮かんでいる。

 甲州街道の街路樹は欅である。第一回の東京オリンピックのマラソンのコースだった。下に芽生える枝は邪魔になり、上に上に伸びて、3階までは枝でだけで、葉っぱはなくなっている。昨日も枝落としの剪定が行われている。路上には、落ち葉が積もり始めた。各店は早朝から、落ち葉をかき集めている。

 旧自宅付近を通った時、隣の家の玄関先に植えられたいたコキアが、真っ赤に色づいて、通勤を急ぐ人々に癒しを与えている。旧我が家の玄関先は、早咲きサザンカ(山茶花)の蕾が弾けそうだ。

 いすれにしても、夏日が続く文化の連休。やはり異常だ。秋雨の日常は飛び越えてしまっていた。まさか今から始まる訳ではないだろう。木々の紅葉の始まりは、朝昼の温度差で決まるようだ。夏日でもこれからが見どころに。

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