彼岸花は満開、金木犀はまだ
真っ赤な彼岸花は、曼殊沙華とも言い、妖怪、妖艶な花である。昨年よりも一週間ほど遅れて咲いたのだろうか、毎年遅くなる。一方、金木犀は、まだ咲かないのだろうか?引っ越し前の我が屋の庭には2本ある金木犀はまだ咲いていない。近所からも芳醇な香りはまだ匂ってきていない。
ボケ爺のサラリーマン時代の9月は、上期の事業決算の締めで、夜遅く帰るときに、この金木犀の薫が疲れをいやしてくれたものだった。9月中頃から末までには必ず匂っていたのだが、これも異常気候の猛暑の悪戯だろうか?
アメリカ東海岸のニューヨーク、ワシントンでは、大洪水に襲われたらしい。地球上至る所が自然災害に襲われる。これでは順調な経済発展は難しくなる。人類分断からのテロや戦争なども恐ろしいが、自然災害もこれからは大型化してくれば、世界はどうなるのだろうか?クワバラ、クワバラ!
<読書>
「教養としての歴史小説」今村翔吾 ダイヤモンド社
ボケ爺は歴史小説が好きである。藤沢周平、司馬遼太郎、池波正太郎は特に好む。山本周五郎も好きである。市井や下級武士の矜持などに、魅力を感じる。だが、主権争うの戦記物、武将者には興味はなく、ほとんど読んでいない。この著書は、歴史観の教養の意味があるとの立場であろうが。気になるのが人の死生観である。
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