« ペロブスカイト次世代太陽電池も? | トップページ | 「異次元の少子化対策」はカネ? »

2023年5月27日 (土)

概念を超越した藤井聡太棋士

 ボケ爺、将棋は一様のルールは知っているが、出来ない。さらに集中力に欠ける。だから、偉そうに棋士能力に立ち入ることに避けるが、藤井聡太の棋士修行の仕方に新たな概念があるのでは、と考えている。或いは、概念を持っていない?

 どう修行するのか?「既成概念を超えたか、修行と言う概念を持っていないか」、と。例えて言えば、日本には、「守破離」と言う武芸などの修行の概念。つまり、最初に「基本型を忠実に学び、その型から離れ、新たな手法を見つける」が、基本概念だが、藤井聡太棋士は、その伝統的な「守破離」の概念を守っているとは思えない?

広辞苑第4版(岩波書店)によると、概念とは、「大まかな意味内容」、「何か一つの物事(筋道)に対し、関係する意味や内容(応用)を思い浮かべる」とある。

 AI将棋手法に勝たねばならないから、AIを徹底して研究しているのだろう。AIを超えるには、過去の勝負手を超えなければならない。勝負手の関係性の意味付けを変えなければならない。よって過去の概念に縛られない新しい概念を作り出さねばならない。反復と回顧から復元、そこにAIの古い概念の集合と違う新概念が生まれるか。

 日本の未来は、今までの歴史の基本概念から解放される、言うか、横道と言うか、未踏(超越)と言うか過去の概念をブチ破ってほしい。年寄りにはできない。

<読書>

「武器になる哲学」山口周 カドカワ

=使える哲学であり、人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50=の副題。著者は無教養なビジネスマンは「危険な存在」。世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるか?「経営は文化」であらねばならない、と主張する。何故か?①状況を「正確に把握し洞察」するため、②「批判的思考を磨く」ため、等。これも既成概念か?

|

« ペロブスカイト次世代太陽電池も? | トップページ | 「異次元の少子化対策」はカネ? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ペロブスカイト次世代太陽電池も? | トップページ | 「異次元の少子化対策」はカネ? »