« 2022年の仕事納め | トップページ | 偶然の連鎖で三途の橋から生還 »

2023年1月14日 (土)

急性大動脈解離

 息子家族が新年のお祝いに、31日の年越しにやってくる。計4名の布団を引き終えてリビングで椅子に座ったのが、10時はごろだった。後はおせちのお重だけと取りに行けばいい、一息入れようとしたときだ。

 全身が震えだした。こんな経験は無い。何が起きたか分からない。シャワーを浴びたように、汗が出る。約20分。寝室に行って横になるが、治らない。

 リビングで、PCを開き、脳・心臓・循環系病院を検査する。そのトップページに、「榊原記念病院」が出てきた。ボケ爺、脳が弱い。よってこの震えも脳からきているようだ、と思っていた。救急車は苦手だ。タクシーを頼む。1000円の距離で、到着。

 その間、いろいろ、息子にスマホで連絡し、大晦日、正月のことについて、細かい指示をしていた。受付で、症状の話をした。この病院は、「一般外来は受け付けない」、と張り紙がしてある。が、受付嬢は、指をさして、そちらで対応してもらってください、指示を出す。とにかく震えは収まっていない。急ぐ。

 すぐに、受付てもらい、検診。医師曰く、「緊急入院で、今から手術する」。家族は、と聞かれ、息子の名前を書き込み、連絡を入れた。明日でいいから(事後で)、病院の書類を埋めてほしい、と言うので伝える。

 また医師は、大動脈の両断を切り落とし、人口パイプで繋ぐ、と言う。その後は、ICUへ。真夜中に、手術は無事終わる。無事だったことは、このように生きているからだ。

|

« 2022年の仕事納め | トップページ | 偶然の連鎖で三途の橋から生還 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2022年の仕事納め | トップページ | 偶然の連鎖で三途の橋から生還 »